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長老逝く

2022.07.26

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 ホームの長老・シンボルであった、ヨサク爺ちゃんが今朝亡くなりました。 106歳、歳だけで言うと何ら不足はないのですが、寂しいです。 今月に入り急に体力が落ち、食事もままならなくなり、今年の夏は越えられないのではと危惧していました。 家族・職員には状況を説明し、万一の場合は冷静に対応するようにと話していました。 昨夜も怪しかったのですが、お気に入りの職員ではなかったので、踏みとどまり今朝お気に入りの職員に看取られて旅経ちました。 私が駆け付けた時は、まだ暖かくフッーと息を吹き返すのではと思えたぐらいです。 足掛け17年、爺ちゃんとの思い出は尽きません。 家族がみえるまで、アルバム帳を見ていると、その時の思い出話を職員・ケアマネと話し時の流れを感じました。
 爺ちゃんは、そばで有名な幌加内の出身、88歳の時に長女さんが病気を機に美幌に引き取りました。 明るい性格で、話も面白くホームの人気者でした。 私は爺ちゃんに「親方」と呼ばれ、親方ちょっと聞いてくれと言って、若かったころの出来事を話してくれました。 ほんと、実の祖父の様な存在でした。 娘さんご家族も、家族以上のお付き合いをさせて頂きました。 良いご縁を繋いでくれたと感謝しています。 爺ちゃんには、感謝しかありません。
心にぽっかり、穴が開いてしまいました。 お疲れ様でした。合掌