2012.01.31
「孤独死」のタイトルで札幌の姉妹の死が新聞に掲載され、その原因はなんだったのかの検証が、テレビ・新聞で盛んに行われています。 今までもなかった話ではありませんが、田舎・都会に限らず今後ますます増えてくる事案と考えます。 新聞には検証記事と防止策が書かれていましたが、どうも他人事の様にしか思えませんでした。 それと「個人情報保護法」と言う法律です。 この法律が困窮者の情報が出て来なくなった原因の一つと私は考えます。 この法律には賛否両論があり、悪法ではないのですが、今のところ福祉関係者の中ではほぼ悪法と認識されています。 今私は障害を持ち子供たちが近隣にいない高齢者の方の病院への送迎を、ボランティアで行っています。 もちろん私一人ではなく、ボランティア仲間と共同で行っていますが、これも最初は「おせっかい」から始まった事です。 誰かが気にかけ、声掛けをし、話を聞いてあげてそこから始まるものですが、そんな世話焼きばあさんが少なくなりました。 人の絆が切れそうな細い糸に成りかけています。