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20598人

2019.01.18

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 2018年の自殺者の人数が2万598人と発表されました。 我が町の人口、老若男女全てが1年で消えた事になります。 9年連続で自殺者の数は減っていると厚労省は言います。 2万1000人を下回るのは、37年ぶりだと手柄話の様に厚労省は言います。 今どきの役人、特に厚労省の発表ですから、どこまで信じていいのか分かりませんし、喜ぶべき事なのか悲しむべき事なのかも良く分かりません。 国民の意識調査では、8割の日本国民が今の生活に満足していると言います。 自殺される方には、各々事情があるのでしょう。 病気・生活苦・イジメ・人間関係その比率は分かりませんし、一概に自殺した方を、責める事も認める事も出来ない問題です。 この問題を突き詰めていくと、迷路にはまるります。 ただ、自殺者の中には、誰かに話を聞いてもらう事で踏みとどまる方がいると言います。 稀勢の里の引退までの心境はその様なものでなかったかと思います。 誰かが励まし、支えた事で、新しい道を進むことが出来たはずです。 気持ちが落ち着いたら、その時の心境を話してもらいたいものです。 そうすれば、若者の自殺者の数はもう少し減りそうな気がします。