2020.05.27
昨夜、フミエさんの看取りが静かに終わりました。 深夜1時半に電話が鳴り来る時が来たとばかりにホームに駆けつけ、静かに眠るフミエさんの顔を見ました。 昨日は午後から呼吸の乱れが頻繁となり、残された時間はあまりないと感じていました。 職員にはいざという時の指示を確認しホームを後にしました。 心配だったのは、夜勤職員がホームで一番若く経験も少ない職員だと言う事でしたが、付き添いをしていた娘さんに対しても指示通り冷静に対応してくれました。 つい最近、古株の職員から声が小さいとか仕事の段取りの悪さを指示されていました。 この経験が彼女を成長させ、他の職員も彼女を見る目が変わる事になるでしょう。 どこか介護の仕事に自信が持てなかった彼女に、フミエさんが最後に残してくれたプレゼントだと私は思います。 ケアマネと職員と私、そして娘さんとでまだ暖かい体を清拭しながら、長くお付き合いさせて頂いた事にお礼を言いました。 元気な時に話してくれた苦労話が、昨日の事の様に思い出します。 95年の長い年月、本当にご苦労様でした。 数年前、一足先に旅立ったお爺ちゃんにやっと会える日が来たようです。 お疲れ様でした。 合掌