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ああ、無常

2021.09.21

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 この歳になると大抵の事には驚きませんが、それでも知人の突然の死の連絡は、さすがにへこみます。 昨日はまさにそれが起こりました。 私の知人が急逝したのです。 私が弟の様に付き合いをしていたので、本人の顔を見るまで事実を受け止められませんでした。 眠っているかのような顔に呼びかけても、返事はなく私の目からは涙があふれるばかりです。 当然家族はキツネにつままれたような状態です。 初孫が出来、このシルバーウイークに遊び来て一家団欒を楽しみ、翌朝息子と魚釣りに出かけ運転している最中に、急性心筋梗塞襲われ、病院での手当ても空しく帰らぬ人となりました。 逝った本人は楽しい記憶のままですが、残されて家族の無念さは計り知れません。 人の寿命をろうそくに例える事がありますが、人間の心臓って電灯のスイッチを切る様なものなのでしょうかね。 あまりのあっけなさに言葉がありません。 奴との思い出にはきりがありません。 今晩、明日と最後まで見届けます。 昨日お参りをして、茶の間に行くと4か月の孫が無邪気に手足をばたつかせている姿にまた涙しました。 享年61歳は、まだまだ早いでしょう。 そろそろ私も思い残す事が無い一日を送る様心がけます。