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おみくじ

2023.01.12

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 初詣に行き、昨年一年間無事に過ごせた事に感謝のお礼と今年一年の安泰を祈願してきました。 そして帰り道にはおみくじを買います。 そこで考えるのが、一年の安泰をお願いしたのだから、おみくじを買わなくても良いのではないかと思うのです。 日本人と言うより、せっかちな私の性格はおみくじを買い、今年一年自分にどんな災いや、良い事が起こるか守って知りたくなるのです。 
神様に運を任せたのですから、それで良いと思う反面、得体の知れない不安を取り除く保険としておみくじを買うのですが、そのおみくじが小吉・吉だと不安が増幅します。 詳細を読めば分かるように差しさわりのない言葉が書いてあります。 中には出産の欄があり、「安し」と書いてありました。 とんと、心当たりのない話です。 恋愛、「ためらわず告白せよ」これも心当たりのないお告げです。 ただ、「神の教」は良い事が書いてありました。 「ふいて除(の)けましょう、心の誇り、それがさび付きや身の破滅」
翻訳すると、「私一人が正しいのだ、などと誇る気持ちのなった時、他人を見下す、さげすむ。 やがて、他人から毛嫌いされ、爪はじきにされ、世の中が狭くなり、身が破滅する」とありました。
 確かに、確かに、わが胸に手を当てると納得するものがあります。 やはり、神様は全てお見通しの様です。 因みに、今年のおみくじは、「末吉」でした。