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終活セミナー

2017.02.24

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 終活セミナーがあり、話を聞いてきました。 町が行う講演会の中でこの手の物は人気があります。 昨日も大勢の聴衆者が集まり、自分の終活なのか、親の終活なのかそれぞれの思いで、耳を傾けていました。 講師は一般社団法人終活支援センターの方で、介護の世界では、地域包括支援センターと言うのは聞きますが、終活にも支援が必要だと言う事は講演を聞いて良く分かりました。 
 講演の中で、多死社会・孤立者が増えていると言うのは実感があり、私が心配するのは家族の関わりが薄くなってきている事です。
 死んでも身元引受人なし、葬儀の喪主不在、埋葬の祭祀者不在と言うのは遺骨の引き取り手が居ないと言う事です。 不思議な時代になりました。 そこで、気力・体力・判断力がしっかりしている元気なうちに、生前整理や墓じまいをしておくことが必要だと言う話です。 笑い話ではなく、事例をもとに話されると、自分だけは大丈夫と思っていた人も、一抹の不安を覚えたでしょう。 元気なうちに、お金・家・葬式の話はしておくべきです。 早速、親から貯金通帳と印鑑を取り上げようと思いますが、私の顔を見てもオレオレ詐欺だと思い、死んでも通帳と印鑑は手放さないでしょう。