2021.04.05
黒板五郎、いや田中邦衛さんが亡くなりましたね。 北の国くにからと言えば、北海道人で知らない人はいないでしょう。 あのとがった口から子役の二人の名前ほたる~、じゅんと口角に泡を付けて呼ぶのが何ともコミカルで、何とも味わいがありましたね。 見た人にはそれぞれ好きな場面があるでしょう。 私は宮沢リエが出ていた回ですが、他にも上げればきりがありません。 富良野の地でこんな生活をしている親子が本当に居るのではないかと思ったくらいです。 子供が小さい頃、夏休みに富良野に行き麓郷の五郎家を見に行ったものです。 すでに観光地化しており、現実とのギャップを感じました。 私が子供の頃の田中邦衛と言えば、加山雄三の若大将に付きまとう、三枚目のアオダイショウ(へび)のイメージが長くありました。 今で言う、出川哲朗的な役でした。 その後、シリアスなドラマや映画にも出て存在感がありました。 仁義なき戦いにも出ていましたね。 とがった口から出るせりふ、ギクシャクした演技それが強い個性になっていましたね。 晩年は寂しく過ごしていたとも言いますが、じゅんと蛍が寄り添っていたとも言います。 また、昭和のプンプンした匂いが消えましたね。
追悼番組を見て、あの時代にタイムスリップしましょう。