ミツノさん92歳、秋田生まれの秋田美人？は入居して１年になります。　入居当初は帰宅願望が強く、「家さ帰してケレ」と訴え「私のマントどこさいった」と職員に言い、家族が来るとそれについて帰ろうとするので、家族もなかなか会いに来ません。　それがすっかり落ち着き、家族が来てもまた来てねと見送るぐらいです。　友達もできて世間話をしながら一日を過ごしています。　フミエさんが一番の友達でいつも聞き役になっています。　ある日の会話「あんたここはおっそろしい処だよ。　まんまさ食わしてもらえないないんだヨ」と話しているのです。　フミエさんもそれは困ったネ～と同情しているのです。　ちょっと待てよ、さきっきみんなでお昼ご飯を一緒に食べたし、私がミツノさんご飯食べたと聞いたら、ウン食べたと言ったでしょうが・・・。　最近のミツノさん口癖は、「私ご飯食べてネ～ヨ」と切なそうに職員に訴え、諭されてとぼとぼと部屋に戻るのですが、その姿が何とも寂しそうでミツノさん用に何か軽食を考えなければならないようです。

　暑い日が続いています。　服などは着ないで、パンツとシャツに手拭いを首から下げて銀行や役場に行きたいのですがそうもいかず、ただただ我慢です。　ある日、横シマのＴシャツを着てホームに行き、いつもの様に昼食を食べに席に座ると隣の、95歳のヨサクじいちゃんが私にこう言うのです。　「親方、そんなシャツを着てはダメ。　まるでシマウマに見えるからそんな服は着ないほうが良い。　カッコ悪い。」と言うのです。　ガ～ンと鐘がなりました。　自分の着たシャツと体形を見てシマウマとは・・・。　確かに縦シマではなく横シマだから多少は太って見えるでしょうが、シマウマはね～べ！　前の席のヒサコば～ちゃんは大笑いするし、私の食欲は半減、こういう言葉からダイエットに入るのかと思いました。　なぜシマウマと言う言葉が出たかと考えると、日ごろヨサクさんは大のパズル好きでいろんなパズルをします。　特に動物のパズルがお気に入りでそこにシマウマがいたのでしょう。　まいった！一本取られました。　私のお気に入りが一着消えました。

　さわやかな風が流れました。　帯広白樺お甲子園初勝利です。
6：4で負けるかな～と心の中で思っていた私は大いに反省しております。　勝負はやってみなければ分からないという事です。　なでしこジャパンもそうでした。　ただこの一勝で喜んでいてはだめです。　最後まで勝ち続けてほしいと思います。　私も次回は真剣に応援します。　それにしても粘り強く頑張ったものです。　北大会の決勝は女満別高校とでしたが、ちょっとピッチャーがあっぷあっぷしていた様に見えて、甲子園での一勝は遠いものではないかと思っていました。　なににしても良かった、さわやかな風が流れました。　もう一度、気持ちの良い風を吹かせてください。

　先週は広島、今日は長崎に原爆が投下された日です。　戦後機密文章が公開され、その当事者が口を開いたことで、日本が敗戦に向かう姿が明らかになってきました。　毎年そんな事実を少しづつ知らされる事で、早く降伏すれば大きな犠牲を払わなくても済んだのにと思うと、一部の軍人の誤った考えがもたらした結果はあまりにも大きなものだと言う事実を知らされた国民遺族はたまったものではありません。　まだこの後8/15の終戦記念日には、多くの人の涙が流されるとこでしょう。　熱い8月は日本人にとって一番やるせない月です。　幸い今日の甲子園、第3試合に帯広白樺が出場します。　勝利してさわやかな風を吹かしてもらいたいものです。　

　介護難民という言葉を聞いたことがあるでしょう。　昨日私はそのお手伝いをしてきました。　病院からは一刻も早く退院してほしいと言われ、では引受先はと言うと近隣にはどこにもなく、結局車で1時間ほどの管外の民間施設にお世話になることになりました。
　古くからの知り合いで何とかしてあげたいのですが、如何ともできませんでした。　ですから私の施設の介護用の車を運転し家族と一緒に行きました。　車中、昔話をしながら時間の流れを感じ、あんなに元気だったのにと思うのと、会話が途切れると一層切なくまるで楢山節考状態でした。　地元の施設に空きが出るまでの間ではありますが、果たしていつ戻れることやら・・・。　たった車で1時間距離にして60㌔ですが、とてつもなく遠いところに置いて来た様な気がしたのと、そのお手伝いをしたことに何とも複雑な気持ちになりました。　難しく考えないようにします。

　今日は広島に原爆が落とされた66回目の記念日です。　今年は特に原子力の問題がクローズアップされいつもの年より熱い一日になりそうです。　昨晩も原爆を受けた方が当時の話をしていましたが戦後66年が経ってもその苦しみから解放されることはないとの話に、福島の原発問題がいまだ終息をむかえない事とダブって考えてしまうとこの後何十年いや私が生きている間にはすべてが解決することは不可能だと思いました。　以前にも言いましたが人間は自然や科学を簡単にコントロールできると思いあがっているといつか大きなしっぺ返しを受けることを身を以て感じたことでしょう。
　ただそれが日本国とは本当に皮肉です。　また、放射能にたいして神経質になっている折、某テレビ局のあまりにもふざけた態度は決して許されるものではありません。　今国が一つになって行こうとしていいる時に、あきれてしまいます。　やはりここは厳罰を下すべきだと私は思います。　いじめの根本はこんなところにあるのかもしれません。

　民主党の看板政策の一つ「子供手当」が廃止になりそうです。　この政策で喜んだ人も大勢いたでしょうに・・・。　政策自体は間違いではないのですが、恒久的に続く財源を確保し行うのであればよかったのですが、政権公約ということで財源もなしに大判振る舞いをしたのは問題があると思います。　また受け取った子供手当をきちんと使わず、親が取り上げパチンコ代のように遊興費に使われたものなら子供たちが不幸でたまりません。　政権が代わり世の中が良くなると期待した私たちの失望感は計り知れません。　子供たちの夢や希望を壊すのが政治家だとしたら、この国の未来はありません。　この国の子供たちに愛国心などは芽生えないのではないかと思えます。　お国に頼らず親がしっかりして、地域の人たちの力を借り、子供たちを正しく導くしかありません。　しかし今朝の新聞に北海道の子供達中でイジメが増加してると言う記事がありました。　子供手当は関係はありませんが困った問題です。　結局なんだかむなしい話をしてしまいました。　

　先日車のラジオからこんな話が流れてきました。　昔、渥美清主演の男はつらいよのロケが北海道で行われた時のエピソードを映画評論家のエライ人が話していました。　中でも渥美さんが特に気に入った場所が「とら・つえ・浜」だったと言うのです。　私はラジオを聴きながら、う～んトラ・つえ・浜？とその場所を考えていると評論家は、シラオイの隣の町でと言うのです。　それは虎・杖・浜と書いて「こじょうはま」と言うのだと車の中でつぶやきました。　北海道には読みにくい地名が多くあるのですが、よりによってトラ・杖・浜を全国放送で流すとは・・・。　おもわず笑ってしまいました。　よく、「白老」を「はくろう」と読まなかったものだと思うのと、ディレクターのチェックの甘さを感じました。
　この放送は毎日ラジオで流れ、とらさん撮影時のエピソードを披露してくれ、私はそんなことがあったのかと楽しく聞いていたのですが、せっかくの良い話が地名の読み違えで別の意味でもう一つエピソードが加わりました。　読み違えに気を付けましょう。

　今日はパンツの日だそうです。　そこで２週間ほど前にパンツと靴下を買った時の話をします。　パンツを買いにユニクロに行き、さんざん柄に迷いサイズもウエスト寸法を確認し大丈夫だと確信して家に帰って開けてみると、まず以前と同じ柄のパンツがあった事と、おまけにサイズがMではなくLだった事にがっかりしました。　　値札もはずし、今更返すわけにもいかず、はくことにしました。数日後、そのパンツをはくとやはり小さく感じました。　見ると腹の肉が窮屈そうに食い込んでいるではありませんか、何とか我慢して家に帰り風呂に入るのにパンツを脱ぐと、ゴムの跡がしっかりついて、まるでボンレスハム状態おまけにそこがかゆくて仕方ありません。　今後そのパンツをはくたびに腹を引っ込めて一日いるわけにもいかず、買って後悔、はいて後悔さんざんな買い物になってしまいました。　次回はしっかりとサイズ・柄を確かめてから購入します。　

　昨日、父の79回目の誕生会を行いました。　毎年の事とは言え何時まで出来るのか、持病はあるは手術はしているは、色々病院とは縁が切れませんが、その分きちんと医者がコントロールしてくれているお陰で、家族皆笑って誕生日を迎えることが出来る事を感謝しています。　昨年から家族も一人増え、自分がひ孫を抱いて喜んでいる姿は、想像が出来なかったのではないかと思います。　春には伯母、弟と続けて亡くなりましたがその様なこともすっかり忘れてしますひと時でした。　ただ医者には次の手術の宣告を受けているので近々には準備をしなければならないのですが、娑婆の空気が良いのでなかなか踏ん切りがつかないようです。　早く行ってサッと終わらせれば良いと私は思うのですが、痛い思いをするのは私ではないので言えることなのでしょう。　あまり私が言うとヘソを曲げるので、私の口からではなく妹を悪者にしようと思います。