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os18

2023.09.07

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 今朝の新聞記事に、os(オソ)18が駆除された事に可哀そうと投稿されていました。 何十頭もの牛を襲い、カメラにもその姿は映されていましたが、なかなか動きが掴めず忍者クマなどと言われ、酪農家の不安の種でしたが、その最期はあっけないもので、ましてや駆除したハンターに食べられ、後日行われたDNA検査でオソ18だと判明したと言う記事に拍子抜けしたものです。 でも、子供たちにしてみれば、野生のクマが生きるために牛を殺したことは「可」で、それを人間が銃で駆除した事は「否」と言う事です。 この道理も分からない分けではありませんが、子供たちの心は複雑な思いだと言う事が分かりました。 これが、酪農家の子供たちだとまた違った感情があるでしょう。 生き物を殺すと言う、根本的な話になってきます。 これは、ニワトリが先かタマゴが先か論と同じくらい難しい問題になりそうです。 ただ、気になるのはこう言う命の大切さと言う事が、大きく取り上げられると駆除するハンターが居なくなることを心配しています。 すでに、現役ハンターは高齢化し後継者の育成に苦心しています。 害獣駆除は必要悪と言う事になります。 熊・鹿の農業被害を食い止める方策は、駆除以外にないものか、専門家の知恵・知識の出しどころだと思います。 この問題は、人間様だけの勝ってな判断ではダメと言う事です。