ここに来て北海道のインフルエンザが猛威を振るっています。 網走管内も注意報から警報に変わり、ホーム職員や面会家族に対しても、口うるさくなっています。 と言うのも、先月体調を崩して入院したお年寄りが、インフルだったのです。 熱は平熱、嘔吐・胃腸炎などの兆候もなく、ただ、酸素濃度が低いので掛かりつけ医に見てもらったところ、原因が良く分からず国保病院に入院し、次の日、検査でインフルA型だと判明しました。 どうも入院する3日前、掛かりつけ医に定期受診した時インフルを貰ってきたと思われます。 昨年もそうでしたが、インフルは病院で貰って来ます。 ですから病院受診から帰って来た時は、手洗いうがいはもとより、車イスのタイヤも消毒しているのですが、着て行った衣服の消毒も必要な気がしてきました。 点滴と抗生剤で良くなると言われ、安心しましたが、その安心も一週間後には悲しみに変わりました。
家族から連絡を受け会いに行くと、すでに時間の問題となっていました。 もともと体力のない方でしたが、急変するようなことはないと思っていたので、キツネに抓まれた様な話でした。 ホームの友人たちも心配していますが、未だに本当の事が言えない状況です。
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インフル猛威
三面記事
朝刊の一面は昨日の施設火災の記事で埋め尽くされていました。昨晩のニュースでは、リポーターが現地に乗り込んで実況放送をしてるさなかに消防車が駆けつけ、再度消火にあたる映像が流れ、完全に鎮火していないのが分かりました。 ニュースでは施設責任者が、声を絞りながらの答弁は痛々しく、建物から助けを呼ぶ声が聞こえていたとの証言は、余りに生々しいものでした。 それに加え、亡くなった方の知人がその人となりを話す姿や、近所の食堂の店主の話などを聞くと、関係者皆の無念が感じられました。 以前にはテレビ局が取材に入り、その頃の生活状況や部屋の内部映像を見ましたが、整然としており事故が起こる気配は感じられませんでした。 火災の原因はまだ分かりませんが、悪い条件が揃っていた様です。 道内にはこの様な施設がまだあると言います。 間違いなく必要な施設ですが、この事で法律の網がかかってしまうのは間違いありません。 上野辺りでは、段ボールを抱え路上生活をしている人を良く見かけます。 東京でも今年の冬は厳しいはずです。
その様な人たちのより所がこんな事になるのは、忸怩(じくじ)たる思いと、行政のふがいなさに腹立たしくなりました。
施設火災
札幌の老人自立支援施設で火災が発生し、11人が亡くなりました。 朝っぱらか気が滅入るニュースでしす。 しかも札幌。 8年前、グループホームみらいとんでんで起きた火災の記憶が薄らいできた時期にこのニュースは痛い話です。 また、亡くなった人数が、その時の数を上回ったのは重ねて痛い話です。 行き場のない高齢者の自立支援をしている施設と言う事ですが、良かれと思ってしていた事があだとなり、施設管理者が責任を問われることになるのは間違いありません。 不可抗力の事故と片付けてくれば良いのですが、そうは行かない気がします。 この火事で、老人介護施設それに準ずる施設に対する、防火設備・避難訓練の実施・防火台帳の整備等法律に基づいた検査届け出が一層厳しくなると思われます。 また、スプリンクラー等の設置義務を逃れている施設は待ったなしに指導が入るでしょう。 今回の施設も元々は旅館だったと言います。 その様な設備にお金をかけられないので止めたのなら、また一つ問題となります。 いずれにしても、行政が出来ない事を行っていた人たちです。 11人も亡くなった重大事故ではありますが、関係者には寛大な措置をお願いしたいものです。
もう一度、しつけ
昨日のブログのタイトルは「しつけ」となっていましたが、書いてあるのは寒波の話で終わってしまいました。 本当に書きたかった「しつけ」と言うのは、月曜日NHKで放送したプロフェショナル仕事の流儀の話です。 内容は犬の「しつけ」に取り組む訓練士の話です。 非常に考えさせられました。 ペットショップから買ってきた犬が大きくなるにつれ、飼い主に吠える噛みつくとなればさてどうすか? 保健所に連れて行き、殺処分です。 その様な犬を引きとり、もう一度飼い主の元に返すために「しつけ」をする姿をNHKは追いました。 何故その様な凶暴な犬になったかはいろいろありますが、悪いのは人間だと言う事は確かです。 飼い主の中には、犬に「しつけ」など必要ないと言う人もいますが、噛みつかれ痛い思いをしても笑っていられるはずはありません。 言葉が通じ合う人間でも上手くコミニュケーションをとれない時代です。 動物相手ですから、時には力で相手を黙らさなければならない事もあります。 それを動物虐待と投書される事もあるようです。 しかし、そんな犬でも絶対に殺させないと言う訓練士の覚悟は、相当の精神力です。 立直った犬と、飼い主の対面は、人間社会にも通じるものでした。 再放送があれば見てください。
しつけ
今朝は寒かった! 久々に徒歩通勤したのですが、顔に当たる寒さはチクチクと痛く、途中で引き返そうと思いました。 昨晩から今朝は寒いと覚悟して出たのですが、日頃からの軟弱体質をつくづく実感しました。 しかし、お肌には刺激になって良いのではないかと思います。 今、頬っぺたはポカポカしています。 ただ、寒いと言っても昔ほどの寒さは無いように思えます。 それと言うのも、歩いて鼻呼吸をしても鼻毛がくっつくほどの事はなかったし、吐く息が白くもありませんでした。 ひょっとして、寒いと言う錯覚だったのかもしれません。 東京では水道管が破裂したとか、マイナス気温になっただけで、寒波だと言います。 皮膚感覚の違いは大きい様です。 それと、インフルエンザの話ですが、只今爆発中です。 今年はA型よりもB型が流行っているとか、予防ワクチンはA型なので、非常に気にしています。 特にB型は発熱が見られず、気づいたときには進行していると言います。 ですから、お年寄りの病院受診が一番危険です。 大概、病院でインフルを貰って来るのです。 もうすぐ立春だと言うのに気持ちは滅入ります。 嬉しいのは今のところ雪が少ないと言う事です。
ジョージア
平幕栃ノ心の優勝で初場所が終わりました。 苦節12年、痛みに耐え、よく頑張った、感動した! 日本人の大好きなサクセスストーリーです。 私的にも、新鮮な感動がありました。 白鵬・日馬富士がいなくても今場所は盛り上がりました。むしろ、居なかった方が良かったくらいです。 男前で頭も良く、歯科医師の免許も持って居ると言います。 相撲で目が出なくても、食うに困らないでしょうが、相撲に賭ける思いの強さが余計感動を与えました。 誤解されるのは、ジョージア出身と言われ誰もがアメリカのジョージアだと思っていた事です。 テレビ局も東欧のジョージアを紹介するのに、レイ・チャールズのジョージア・オンマイマインを流しながら紹介するものだから余計こんがらがってしまいます。 琴欧州もそうでしたが、端正な顔立ちは日本人好みです。 今後益々人気を呼ぶでしょう。 ただその人気に押しつぶされた力士も沢山います。 私の応援する琴奨菊もその一人。 横綱を目前に古傷が悪化し潰れてしまいました。 栃ノ心も怪我に注意して、大関の座を掴んで欲しいものです。 愛娘はお人形の様に可愛いくてこれもほっこりです。 遅咲きのニューヒーローの登場となりました。
清掃美化
昨日ワイドショーで流れた中国高級ホテルの客室清掃実態には、コメンテーターも口をあんぐり、見ていた私もオーマイゴっと言いたくなりました。 同じテレビを観た人もいたでしょうが、流石中国やる事が大胆すぎます。 どんな清掃業務をしたかについては語りませんが、以前マクドナルドの製造工程で床に落ちた肉を何もなかったかのように平然ともとに戻す映像が流れた事で、マクドナルドは経営危機に陥りました。 この度の客室清掃の実態でホテルの信用は無くなった事はもとより、中国人にとっては衛生観念が無いと言う事がはっきりしました。 もっと言えば教育が成っていないと言う事とお金にならない事には手を抜くと言う事です。 業務を委託した高級ホテルどころか、中国のホテルには安心して宿泊できないと言う事です。 庶民の生活レベルの低さとモラルの低さ、教育レベルの低さは発展途上国以下です。 ただ、中国政府が何故この様な映像を流す事を許可したか不思議です。 自分たちに都合の悪いもの全て消してしまう国です。 映像に映った人間もすでにトイレに流されたかもしれません。 改めて、中国と言う国の恐ろしさを再認識させられました。 お~怖わ!
プレッシャー
ピョンチャンオリンピックまであと16日、結団式だ激励会だと、ムードはアゲアゲです。 私の様な外野はテレビ応援するだけですが、選手たちにとっては緊張が続く毎日です。 特にメダルを期待されている選手にかかるプレッシャーは、想像を超えるものがあります。 プレッシャーに押しつぶされないメンタルトレーニングも十分に積んでいるのでしょうが、なんせ一発勝負、その日一番調子が良かった選手だけが結果を残せます。 何十何百と練習してきても、何が起こるか分かりません。 私なら神様・仏様・イエス様、思いつく限りの神仏を口にする事でしょう。 体には沢山のお守りやラッキーアイテムを身に着け臨みます。 そうした処でも実力のは埋められないでしょう。 スキージャンプの高梨、テレビのインタビューで答える姿に調子の悪さを感じます。 また、スケートの小平の親友が死んだり、なんでこの時期と言いたくなります。 国民の期待と言う、大きなプレッシャーの他に違うものまで背負い込んだ気がします。 オリンピックに自分の人生をかけ、そのプレッシャーに負け、残りの人生まで潰さないように我々は応援しなければなりません。 いつも言いますが、過度な期待は禁物です。
リニア談合
リニア談合問題で大林組の社長が辞任しましたが、検察は何を明らかにしたいのか良く分かりません。 検察が動くと言う事は、談合で不正に出たお金が政治家に流れたと言うのが筋書きなのでしょうが、マスコミはその事について政治家の名前を書きたてません。 そもそも国民はリニア談合などに関心はありません。 近頃、検察は汚点続きです。 ここで少しでも点数稼ぎをしておきたいと言う魂胆が見え見えです。 そもそもリニアは大手ゼネコンが技術提供し、半民半官で研究が続いている事業です。 そのためにゼネコンも巨額の費用をつぎ込んでいます。 その元を取ろうとしているだけで、入札金額などゼネコンの言い値でかまわないと思うのです。 問題は一刻も早く完成させ、お金を生む事です。 この事で運用開始が遅れるのは間違いありません。 また、ゼネコン4社もだらしない。 昔、赤信号、みんなで渡れば怖くないと言いましたが、4社があれは口裏を合わせ突っ張れば良いのです。 それにしても、検察は余計な事をするものです。 何かおとなり韓国の検察の様になった気がします。 もっと国民が気にしている事件を調べてもらいたいものです。
わさお
土曜の夜、志村けんの動物番組を途中から見たのですが、涙涙の物語でした。 青森・鯵ヶ沢で「わさお」を知らない人はいなく、ブサかわ犬で有名になり、知名度は全国区です。 その飼い主菊谷節子さんが亡くなり、その後のわさおの姿を放送したのですが、余りに二人の絆が深かった事に涙が止まりませんでした。 私だけではなく、あの放送を見た方は箱ティシュ一つを使い果たした事でしょう。 持病で自分の余命を察した飼い主菊谷さんの取った行動は、わさおの嫁探しと友達づくりでした。 捨て犬だったわさおは菊谷さんにしかなつかず、菊谷さんのご主人にさせ拒否反応を示す有様を心配したからなのでしょう。 人と動物の関係はいろいろありますが、家族同然の関係になるのは理想です。 しかし、ご主人が病気になったり、亡くなったりしてその時の面倒を誰が責任を持ってするかが問題です。 生き物に対する東北人の人情の熱さがしみじみ伝わりました。 わさおなりに菊谷さんが死んだことは分かっているみたいですが、それでも菊谷さんが乗っていた軽トラックを見ると、吠える姿に鼻水が止まりません。 忠犬ハチ公のDNAがわさおにも流れているのは間違いありませんでした。