今朝は一面雪景色。 ゴールデンウイークの出鼻をくじかれました。 昨年のこの時期は、お天気に恵まれ行楽地はわんさか人が押しかけ賑やかでしたが、今年はと言うと除雪から始まりです。 冬物を洗濯に出し、除雪道具も片付けてしまったので引っ張り出すのに一苦労です。 幸いな事は、車のタイヤを交換していなかった事ぐらいでしょうか。 お日様が差せばすぐに溶ける雪ですが、農家にとって、雨ならまだしも雪とは・・・。 畑は一面真っ白、発育に影響が出そうです。 ゴールデンウイークとくりゃ、遠くの親戚が集まるものです。 私の処も例外ではなく、仙台から父親の妹家族が今日来ます。 車で来ると言いますが、果して無事に来られるか心配なところです。 昨日は旭山動物園見物をしたとか、電話も無いと言う事は、なんとかして来ると言う事です。 お互い80を超えた兄妹が逢っても、安否確認をするぐらいで、酒や料理を並べても箸が弾むこともありません。 認知症一歩手前の両親が、妹だと確認できるか心配です。 とは言え、同じ様な顔を見れば何かしら言葉が出るでしょう。 私は、この仕事を始めてから、ゴールデンウイークなんぞ、楽しんだ覚えがありません。
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客離れ
三菱自動車の不祥事、一度ならず二度までもその企業体質の悪さに、長年三菱の車を信頼してきたユーザーはガッカリしています。
三井・住友・三菱と日本の財閥の一角であり、三菱グループの一員でありながら、出来が悪すぎです。 資金力があるだから、優秀な人材を集めたり、きちんとしたエンジンを作れるはずなのにこの様な事になぜなるのか不思議です。 今朝のニュースでは、軽自動車を製造している従業員1300人が無期限の自宅待機と言います。
自動車産業はすそ野が広く、今後部品メーカにも影響が出てくることは間違いなく、地域の雇用・経済にも大きな影響を与えるのは確かです。 中には、今が三菱自動車の買い時だと言う人間もいます。 今なら、安く買いたたけると言うのです。 この考えも、如何なものかと思いますが、逆に三菱を助けているのだと言う声もあります。 いずれにしろ、三菱自動車は土俵際、首の皮一枚の処迄来たのは事実です。 フォルクスワーゲンの不正は、ドイツ一国を揺るがしましたが、そこまでは行かないにしても、三菱自動車が消えるのは時間の問題だと勝手に想像します。 経営責任者が頭を下げてもどうにもならないでしょう。
虚血性心不全
タレントの前田健さんと言われても、ピンとこない人がいたでしょう。 高倉健ならいざ知らず、松浦あやの物まねと言われて、あ~あと言う感じです。 その松浦彩さえ誰と言う時代です。 話は前健さんの死亡原因、虚血性心不全だそうです。 普通は急性心不全でも良いのではないかと思うのですが、ちょっと違います。 心不全は、心臓自体に何らかの欠陥がもとで心停止してしまう事を言い、虚血性心不全とは心臓に繋がる血管が切れたり、詰まったりして心臓に血液が行かなくなり、結果、急性心筋梗塞が起こり死に至る事だと医学書にありました。 虚血性心不全は、メタボ体型の私の年頃になると、気を付けなければなりません。 特に血圧の高い方、不整脈のある方は気を付けましょう。 定期の健康診断をしてますか? かかりつけ医は居ますか? 先天的なもの以外、心がけ次第で防げる病は沢山あります。 今回亡くなった前健さんには悪いのですが、日頃不摂生をしている人には良い警鐘になりました。 また、食レポをする、デブ芸人さん達は冷や汗をかいている事でしょう。 芸能人のマネをして、「まいう~」などと言っていると、命を無くすか、強烈な薬が必要となります。
エンブレム
東京オリンピックのエンブレムが、すったもんだの末ようやく決まりました。 私的には、ぱっとしない様に見えますが、選考された方々の胸に響くものがあったのでしょう。 当選者の方の名前も読みづらく、あれでトコロと読むとは・・・。 気になるのは、選考に残った4作品の打ち2作品が、商標の点で問題があったと言います。 公募に変更し、しかも厳しい条件を提示しても引っかかるものを出品するとは、デザインの世界と言うのは、私が想像するよりも深い闇と、利権が絡んでいるのでしょう。 タレントの公募では年齢詐称は当たり前の事がありますが、公的なものでも分からなければやっちゃえ!の世界なんですね。 デザインには好き嫌いがあります。 今回の作品にも、これからいちゃもんがいっぱい出てくるでしょう。 もう一度やり直しなんてことになったら、恥の上塗りになります。 何の問題が無ければ、それで良いではありませんか。 リオのオリンピックや韓国のピョンチャンオリンピックの方が、開催されるのかそちらの方が心配です。 東京オリンピックがもう躓かず、前に進むことを希望します。
生粉打ち名人
17日上砂川で行われた、そばの生粉打ち(十割)大会に出場し、第8代の生粉打ち名人の称号を頂きました。 6度目の挑戦で夢がかないましたが、歴代の名人は素晴らしい方たちばかりで、一週間が経ち冷静になると、その冠の重さをひしひしと感じています。 ゴルフのホールインワンに例えると、綺麗な放物線を描いてカップに吸い込まれるのではなく、打つと右に曲がり、その後、OB杭にぶつかり、当たり何処が良く転がってようやくカップインしたようなものです。 他にも上手な方が沢山おり、紙一重の結果だと思っています。 ですから、一番驚いているのは私自信で名前を呼ばれてから、しばらく記憶が飛んでいます。 ここまで来れたのは、多くの先輩方のご指導と、下手くそなそばを食べてくれた方々のお蔭です。 中でもHさんご夫婦にはよく食べて頂きました。 御主人が先日亡くなり、初七日には心を込めてそばを打ちました。 これからが本番だと言われています。 今まで以上に練習しなければならい事は勿論、イバラの道が見えています。 不撓不屈の精神で、そば道に不惜身命を誓いますと言うのは貴乃花親方の話で、私は隠れてこつこつそばを打ちます。 多くの皆様に、感謝です。
連鎖
連鎖と言う言葉を使うのもなんですが、昨日はイツエさんが入院をする事になりました。 二三日前から腹痛を訴え、一昨日は家族が付き添う事で穏やかになり一日過ごしたのですが、昨日また腹痛を訴え、ご家族と一緒に受診しましたが、正確な診断をするには美幌よりも北見日赤の方が良いと言う事になり、急遽転院の運びとなりました。 イツエさんは、食事に波が有り、食べれる時と食べられない時がはっきりしています。 イツエさんは、人前での食事が苦手です。 一人落ち着いて時間をかけ食事を摂るのが常です。 甘いものに目が無く、甘めのおかずが出ると箸が進みます。 認知症の方は、定期受診をし異常なしと言われ、普段バイタル等に問題が無くても、いざ入院すると重篤な事になっています。 一番困るのは入院時に、医師・看護婦とコミニュケーションが取れない事です。 ですから、職員が正確に普段の生活記録を伝える事が大事です。 この教訓をホームの勉強会で検証してみます。 ついでに、初めて北見日赤に入りましたが、表示が分かりずらく、来院する方たちは大変だろうと思いました。 今週後半は、忙しいく辛い週でしたが来週は明るい話から始まりたいです。
急変
病院から、先日入院したテルコさんの様態が急変したとの連絡があり、駆けつけると重篤な事になっており、家族が到着する前に医師からの説明を聞くと、残された選択肢は少なく家族も覚悟を決めなければならない局面になったと思いました。 入院時のCTでは問題を発見できませんでしたが、糖尿の持病があり、入院して状態が良くなるにつれて、患部が活動したようです。 酸素マスクを付けていても呼吸は荒く、瞳孔は開いており、いつ事切れてもおかしくありません。 そのうち、心肺停止となり蘇生行為が始まり、外で成り行きを見守っていました。 幸い血圧が戻り、自発呼吸が出来ましたが、時間の問題である事は変わりありません。 家族も到着し、午前中に見舞ったお嫁さんがこの急変に一番驚いていました。 その横で淡々と処置していく、医師・看護婦の姿が何とも機械的で、病院と言うところはこれが日常茶飯事で、一人一人に感情移入していては、体がもたない大変な仕事だと改めて実感しました。
少し落ち着いたのを確認し、家族に任せてホームに戻りましたが、結局昨夜お亡くなりになりました、 享年79歳、ホームで一番若かったのに残念です。 ご冥福を祈ります。
春の陽気
今週初めは-1℃。 雪がちらつき、冬の装いを引っ張り出したほどです。 それが、今日は一転気温がどんどん上がり、現在20℃近を超える勢いです。 銀行に行くのに車に乗って、今年初めてエアコンのスイッチを入れてしまいました。 このまま順調にゴールデンウイークを迎えられると嬉しいのですが、この時期は三日とお天気が続かないと言います。 ですから、入所者さんの居室の温度管理に気を使っています。 寒いよりか暖かい方をお年寄りは好みますが、その分脱水に気を付けなければなりません。 また、1Fの職員はここぞとばかりに布団干しをしています。 冬の間の誇りをたたき落とし、お日様をたっぷり吸った布団は最高です。 九州の被災者の事を思えば申し訳ないのですが、安全に暮らせる事に感謝するしかありません。 別の職員は山菜取りに行く計画を立てています。 山わさび・行者ニンニクを食べればなおさら春の陽気を感じられます。 近所の家庭菜園も準備を始めました。 後は桜の便りが聞ければ、言う事はありません。 今晩のホームの献立はジンギスカンとなっていました。 いいですね~。
救急車
今朝、久しぶりに入居者さんを救急車で緊急搬送するのに乗って病院に行きました。 明日、定期受診の予定でしたが、急遽様態が思わしくなくなり、ケアマネと相談し救急車を呼びました。 いつ乗っても心地良いものではありません。 また、隊員もベテランと新人の組み合わせと言うか、当直によってはその手際の悪さにイライラする事があります。 今日の組み合わせはちょっとイラッとしましたが許容の範囲でした。 結果は事なきを得ましたが、後で入院道具を持ってもう一度病院に行かなければなりません。 典型的なアルツハイマーの末期に近い状態で、食事がしっかりとれず、栄養が行き届きません。 栄養点滴を受け、状態が良くなれば帰る事も出来るのでしょうが、今後の対応を家族を交えてしっかり検討する事になります。 8時前に、美幌の国保病院に付いたのですが、すでに何人かが待合室に居ました。 8時半には30人ほどになっていました。 近頃は国保病院も評判が良く、近隣町村からの来院が増えていると言います。 医療がしっかりしている地域は本当に助かりますし、心強い事です。 医療体制がしっかりしているので、救急車の乗り心地が悪くても我慢できます。
横山大観展
札幌出張の合間に「横山大観」展を観てきました。 今年の道立美術館は、私が興味のある展覧会を開催してくれます。 2月には、平山郁夫展、そして今回の横山大観展どちらも見て満足と言うか、ただただその色彩の世界に引き込まれました。 画家の目線、色彩感覚は常人を飛び越えています。 メインは、六曲一双の「紅葉」です。 その色彩に圧倒されると同時に、沢山の紅葉の葉一枚一枚が色が違うのです。 正確にいうと、葉っぱ一枚も手を抜いて書いていない、妥協していない事に驚きです。 お宝鑑定の安河内さんが言ってることが良く分かります。 メインが展示されているところには椅子が置いてあり、ゆっくり鑑賞する事が出来ます。 平山郁夫展ではそこに、パルミナ宮殿の絵がありました。 横山大観と言えば、富士山です。 多くの富士山の絵を残しています。 帰りに思わずレプリカの富士山を一枚購入しましたが、大いに迷いました。 どの富士山も良いのです。 今回の作品は全て足立美術館を作った足立さんの持ちものです。 合間に足立美術館の庭園の四季のが放映されています。 これまた、凄い庭です。 足立さんはどれほどお金持ちだったのでしょう。 一度ご観覧を・・・。