どの組織にも困り物と言うか、アウトサイダーが居るものです。
組織が好きで、自分なりのの考えがあって行動したり、物を言うのは良いのですが、犯罪に手を染める者は、即退場にしても良いと思うのです。 警察官・教師・弁護士が犯罪を犯したのならばなおさらです。 ところが組織と言うものは、悪い奴らでも守ろうとするのです。 組織には懲罰委員会が有り、そこで処分を決めるのでしょうが、身内に甘い処分がいっぱいあります。 信用第一の職業であればあるほど、厳しい処罰をしなければならないでしょう。 特に弁護士は以前にも言いましたが、テレビで出る様な正義の味方はごく一部で、後は食うや食わずの者ばかりです。 最近はサラ金の過払いを弁護士が対応すると言うコマーシャルが流れています。 人の良さそうな顔をした弁護士ですが、果してその通りになるか疑問符です。 昨日新聞に出ていた弁護士も、テレビに出ていた弁護士の様に人の良さそうな顔をしていますが、悪事ばかりしています。 でも、弁護士組合から除名処分や資格はく奪の処分も受けていません。 弁護士会の困り者と言うか恥ですが、厳しい処分を下せない組織も、これまた困り者です。
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困り者
認知症相談
金曜の道新に「みんなで学ぼう認知症」と言う欄があります。ご存知の方も多くいるはずです。 今日の相談タイトルは「攻撃的な母に困惑」とあり、そのアドバイスに少々違和感を覚えました。 立派な病院の名誉医院長が言っているのだから、お前の頭が変だと言われればそれまでですが。 アドバイスの最後に「暴力が繰り返される場合は、薬物療法を行う事もあります」と書いてあります。 それってどう思います。 有り?無し? 相談者は息子さんで母親と同居して介護している様です。 些細な事でイライラし攻撃的な態度をとると言いますが、同居して居れば母親がどんな時に攻撃的なスイッチが入るか分かるはずです。 イライラの原因は母親ではなく、介護者自信がスイッチを入れていませんか? また、枠抜きのアドバイスには1・イライラしていたら言い分を認めて気持ちを落ち着かせる。2・暴力をやめない場合ケアマネジャーらに仲裁してもらう。3・離れて暮らすことも考える。これって正解?
私のアドバイスはもう一度、お母さんをよく観察する事だと思います。 さすれば、おのずと答えに気が付くはずです。 安易なアドバイスに従うと、後で後悔する事になりますよ。 なんてね!
介護保険料
現役世代の介護保険料が、一人平均5352円となり過去最高となる模様です。 半分はお国が負担し、その半分を給与から自動的に引き下げされるのですが、自分の給料明細の保険料額を改めてみると、う~んと言う気になります。 国民皆保険の良さは理解するのですが、事介護保険制度や料金については、今後益々泥沼に入り込んでいくのは間違いありません。 収入のある現役世代はまだしも、65歳を超え無職になっても死ぬまで払わなければならない介護保険料は高齢者に重く圧し掛かっています。 65歳からの保険料は町村にゆだねられており、その額の査定は15段階に区分されていますが、大金持ちには優遇されている気がします。 健康で病院とは縁が無く、介護保険を使わずに死んで行く人にとっては実にやりきれない制度でしょう。 言い方は悪いですが、こう言う人が大勢いなければ介護保険制度が成り立ちません。 どんな会でも、会合に出て来ず会費だけ納める、会費要員が居ますがそれです。 ですから、保険料を納めただけで亡くなった方の家族には、相続税を安くするとかの恩典があっても良と思います。 計算してみてください半端な金額ではありませんよ。
流氷接岸初日
土日に吹いた北風のおかげで、網走の沖の流氷がようやく接岸し流氷接岸初日となりました。 平年より20日遅く、昨年よりも34日遅いのは1959年の統計開始以来初めての事だそうです。 網走沖の流氷を肉眼で見える流氷初日は1月28日に確認しているので、沖合でうろうろしていた事になります。 また、流氷が滞在する期間は平年で81日、昨年は56日で今年はこの記録も更新しそうです。 冬の観光の目玉、流氷が来ないと網走も紋別も始まりません。 今月10日、紋別に行ったときには湾内に蓮の葉氷があり、そこをガリンコ号が運航して大勢の観光客でにぎわっていました。 観光客のほとんどが中国人です。 流氷が来るか来ないかで、一喜一憂するのは観光業者ばかりではなく、漁業者にとっても影響ありです。 流氷が運んでくる、プランクトンはオホーツク海を豊かにします。
あのクリオネもその一つです。 厄介者の流氷ではありますが、来なきゃ来ないで困ると言うのも皮肉な話です。 紋別での話、観光ボランティアで、長年の流氷を観ているに人は、流氷の形状が変わってきたと言います。 流氷次第で、オホーツクの観光も漁業も生き残れるかと言う事です。
平山郁夫展
ピカソの次は、平山郁夫展「遥かなるシルクロードと北海度」を観てきました。 週末に札幌で用事を済ませた後の空き時間に行ったのですが、そのスケールの大きさに圧倒されるのと同時に、彼の宗教観と平和を描いた大作に感動しました。 彼は瀬戸内の生口島の豊かな自然の中で過ごした記憶と、広島で被爆して後遺症に苦しめられながらも、仏教伝来を追求するためにシルクロードに何度も出かけ、タリバンがパルミナ遺跡を破壊したことに心を痛めていたと言います。 日高晤郎の音声ガイドを手にしながら、会場を観進めていくと、中ごろに左右対称にパルミナ遺跡を行くの(朝)と(夜)があり、その絵の迫力に足が止まり鳥肌が立ちました。 この絵は今回のポスターに使われており、メインの絵です。 ラクダに揺られる人の息遣いや、ラクダの躍動感も伝わります。 私は(夜)を描いた方が特に印象に残りました。 後半は、彼が北海道各地を描いたスケッチブックが展示されており、北海道の豊かな自然が生き生きと描かれています。 会場には多くのファンが来場しており、彼と同じ道筋でシルクロードを訪ねた人もいました。 平山郁夫の平和への祈りが感じられるはずです。 観て損は、ありません。
ピカソ展
週末留守にしており書くことが出来ませんでした。 正直、先週はテレビを付けると介護殺人の話題ばかりで、ウンザリでした。
今週は格調高く?ピカソ展の話です。 網走市民美術館では、今ピカソ展が開催されています。 ピカソの名前は誰でも一度は耳にしたことがあるはずです。 流行りもの好きの私は、早速見てきました。 油絵ではなく素描・版画の部類です。 ピカソの絵を見るとその難解さに驚くと同時に、これくらいなら俺でも描けるとか、うちの孫の絵の方がもっと上手に描くとか言いたくなります。 でもよく見ると何かが違うのです。 一本の線であっても、何の迷いも無く描けているのです。 恋人の女性など、体の線がこれでもかと言うほど、デフォルメされて描かれていますが、目と鼻の位置はバラバラです。 芸術家の目にはそう見えるのでしょう。 彼は生涯、1万3千点の作品を残しています。 素描などは、一日一枚のペースで描いています。 一度脳にスイッチが入ると、そのスイッチが切れるまで、昼夜を問わず描き続けたのだでしょう。 それくらい才能に恵まれていたと言う事です。 私生活でも3回結婚しています。 何かの拍子にスイッチが入ってしまうのでしょう。 拝観は無料です。 冥途の土産話に如何でしょう。
懇親会
昨日の続き、講演会の後はお待ちかねの「懇親会」と言う運びになります。 腹も減っているし喉も乾いています。 何様の挨拶も関係なく、視線は注がれたビールのコップに集中です。 乾杯と叫び一気にビールを流し込み、その後本日の料理に落ち込むのです。 うちの税理士先生、酒は何でも来い!の方なのですが、ここ何回かは、ワインに合うフランス料理のフルコースなのです。 テーブルにはナイフとフォークのオンパレード。 懇親会のテーブルにはまず、刺身の盛り合わせでしょう、ましてや網走なら活魚の釣りキンキです。 そして、タラちり鍋。 テーブルには上品なお品書き、横文字にカタカナ。 講演会で掛けていた老眼鏡をまた掛けなければ、字が読めません。 一発目の料理は「何とかパイの包み焼、何とか仕立て」こんな調子ですから、落ち着きません。 普段の懇親会は、だらしなく酒を飲むのが当たり前、ですから会話もイマイチ弾みません。 ここのホテルバイキングが美味しいのですが、それにすると料理を取りに行くので、会場内がバタバタするのを嫌ったと思われます。 私は料理を半分も食べれませんでした。 溜まった料理を、お隣に処分してもらいただ飲むだけ。 結局、家に帰って永谷園のお茶づけでした。
白駒妃登美
昨晩は、我が税理士主催の後援会を聞いてきました。 講師は白駒妃登美(しらこま・ひとみ)さんと言い、今売り出しの「歴女」です。 経歴を知りたい方はネットで。 彼女の日本民族に対する思い入れの熱さに刺激を受けました。 日本人は先の大戦に負けた事により、民族の誇りも自信も失いました。 それにとどめを刺したのは戦後教育です。 彼女は仕事がら各国を訪れ、その先々で日本人が携わったものに現地の人が今でも感謝している話をしました。 その最たるも話が台湾の話です。 東日本大震災で一番寄付金を拠出したのは台湾だと言う事をご存知でしょうか。 他の国とはケタが違います。 訳を書くと長くなるので、略しますが、台湾と同じことをしてもらい、日本を敵視するのが韓国です。 すなわち、歴史教育の問題です。 その日本人が持っている倫理観がおかしくなっているのは、周知の事実です。 そう、彼女が言う戦国武将の解説は会社経営をするものには大変参考になりました。 経営者が一番好きな武将は、織田信長と言います。 一見短気そうに見えますが、戦に対する戦略は緻密で、部下や農民は彼を支持したと言います。 2時間の講演でしたが、車中一人でいろんな妄想をしながら帰ってきました。 続く
川崎転落事件
今日も殺人事件の話です。 今週は殺人事件特集にしで、一週間にどれほど介護に関わる殺人事件があるか書いてみようかと思うくらいです。 事件は川崎の老人ホームから3人のお年寄りが転落死した件です。 疑われていた男性介護士23歳が逮捕され、今のところ一人の殺人を認めていると言います。 残りの二人が転落死した時もこの男性が夜勤をしており、状況は黒です。 約二か月の間にベランダから3人を突き落としたのか、投げ落としたのか、その精神状態は異常としか言いようがありません。 異常とか病気と言う事になれば、罪を免れる恐れがあるので同情はしません。 昨日の親族間の殺人は已むに已まれぬ状況でしたが、いったいお年寄り達がこの青年に殺意を持たせるほどの何をしたのか知りたいです。 事件発生から1年が経ちますが、この青年3人を殺しても何の罪の意識もなかったのか、自首する事もありませんでした。 並の人間なら、自分のしたことに後悔し、自ら命を絶つでしょう。 私には今流行の、ゲーム感覚で殺人をしたように思えます。 リセットしても死者は生き返りませんし、ポイントも貯まりません。 介護にたづ触るものにとっては、実に腹立たしい話です。
介護殺人
週明けから楽しい話ではありませんが、介護疲れによる殺人が増加傾向にあります。 年間平均して約40件、過去17年で672件にももぼります。 そのほとんどが在宅介護で、高齢者同士の介護ではその数字は上がります。 特に男性が、妻ないし親族を介護しているケースではその頻度が上がっているとの報告があります。 その理由は男性特有の考え方によるものと言います。 固い絆で結ばれた家族を手にかけなければならない苦悩の一つに、未だに家族の介護は他人に任せられないと考えたり、周りがそれを許さなかったり、また経済的負担による絶望などがあります。 もし、自分が同じ立場に置かれたのならば、その気持ちは十分理解できます。 先日、ニュースになった兵庫の殺人も、19の息子が両親を殺害した話です。 遊ぶ金欲しさと言いますが、その背景には介護の問題があり実態は少し違う様な気がします。 この様な事件で裁判になっても、裁判官が被告人に対して温情判決を下しているのがまだ救いです。 今後、不幸な事件を防ぐのは、周りの声掛け・気遣いが一番なのですが、人間関係が壊れているところが多いのも実態です。
この問題に妙薬はありませんが、知らんぷりは犯罪ほう助です。