忘年会シーズンとなりました。 この歳になって忘年会の良さが分かってきました。 昔は背広ネクタイの忘年会ばかり、一次会が終わればドロンでした。 最近は裃脱いで、上下の隔たりも無く、今年一年の反省と来年に向けての決意を胸に、酒を飲みます。
一年間のエピソードを肴に酒を飲むのですが、その話が実に面白く、皆腹を抱えながら大声で笑うのです。 箸が転がっても笑う女子高生ではなく、いいおっさん達のグループが一番賑やかです。
本来、忘年会・年忘れ会はこうでなくてはいけません。 苦虫を噛み潰した顔で、酒を飲むのは体に良くありません。 一年の憂さを笑いに変えて酒で流し込み、すっきり?体の外に出す。 笑いは体の免疫力を高め長生きの源、酒は百薬の長、この二つを同時に体に入れるのですから悪いわけがありません。 それを6時間も継続して摂取するのですから、益々良いに決まっています。 ところが、翌日体調が良くないのは解せません。 頭は痛いし、記憶は年忘れ、喉はかすれて風邪ひき状態。 たぶん、たまに飲むから効果が出ないのでしょう。 今月はあと3~4回酒を注入します。 きっと、健康な体で新年を迎える事が出来る、と思いたいです。
記事一覧
H27忘年会
冬型事故
先週は冬型事故が相次ぎました。 サロマで起きた事故は全国ニュースとなっただけではなく、網走管内の介護関係者にはショッキングなニュースとなりました。 この時期、道路状況の判断は難しいのですが、予測は可能でした。 ハンドルを握っていたのは、21歳の男性職員と言います。 通常はもう一人介護職員が付き添いして利用者を見守ったり、シートベルトを装着させるのですが、その日に限って忘れてしまったのでしょう。 ヒューマンエラー、普段の慣れが重なってしまいました。 いつもの道をいつもの様に、車内は和気あいあいとしていた事でしょう。 いつもより時間が押していたのかもしれません。 慢性人手不足の介護業界、猫の手でも犬の手でも借りたいと言うのが本音です。 一つ間違えれば、明日は我が身と思わなければなりません。 忙しい・人手不足は言い訳にはなりませんが、この後運営法人にもいろんな役人が入り、事情を聴かれ責任を追及される事になるのは明らかです。 法人と21歳の若者に、いきなり3人の十字架は重すぎます。 年末、私達も気を引き締めなければなりません。 亡くなった方々のご冥福を祈ります。 合掌
化血研
世の中には偽装やねつ造などを、平気で行える人間がごろごろいる事に今更ながら驚かされます。 通称「化血研」、正式名称は「化学及血清療法研究所」と言い、熊本にある薬品メーカーです。
そこで作られた血液製剤やワクチンが厚労省に提出した方法とは違う方法で製造されていたニュースは皆さんもご存知でしょう。
杭打ちのデーター流用などと比べものにならない話です。 しかも40年前から会社ぐるみで続けていました。 何が怖いか言うと、化血研はエイズ訴訟で取り上げられたメーカーの一社で、インフルエンザワクチンも作っており、すでにそこのワクチンを打たれた人が大勢います。 ワクチンを注射されると、使用メーカーのシールが貼られます。 今すぐどうこうはないでしょうが確認したら良いです。 腹立たしいのは、あれだけ多くの薬害被害者を出し、未だに苦しんでいる人がいると言うのに、反省のかけらもない事です。 この会社の倫理観はどうなっているのでしょう。 厚労省の役人もアンポンタンです。 第三者委員会の報告では、「常軌を逸した行為」と断罪しています。 一刻も早く製造認可取り消し、責任者を厳罰に処してもらいたいです。 余りにも、ヒドイ会社です。
H27師走
12月と聞いただけで、気持ちが焦ります。 普通の月と何ら変わりはないのですが、町の飾り付けがクリスマスになりケーキの注文チラシなどを見るとなおさらです。 おまけに、ご家族からもち米などを頂くと、師走を実感しないわけにはいきません。 私的には、年越しそばのそば粉を何処の粉にするか決めなければなりません。 今年も70人前は打たなければならないでしょう。 また、年末行事の一つ、忘年会ツアーもこなさなければなりません。 第一弾は今週末です。 それと、前年賀状の段取りもあります。 昨年は早く作りすぎ、投函後に喪中のはがきが届いたりしました。 今年はまだ年賀状すら買っていません。 年賀状は安否確認のツールの一つ、面倒くさいと言わず皆さんかきましょう。 by日本郵政・嵐からです。 一日にインフルエンザ予防注射を打ってきました。 ホームでは私が一番最後になったせいか、いつもの年より注射が痛かったです。 今日も注射を打った方の腕がだるいです。
これが、私の師走です。 毎年あれこれボヤキながら一年が終わるようです。 穏やかな年末・年始を迎えたいものです。 こんな事を書くと、穏やかな年末にはならないかも・・・。
流行語
今年の流行語は「爆買い」と「トリプルスリー」となりました。
今年初めに賑わった「ラッスンゴレライ」は何処へやら。 後半、マスコミが取り上げられたものが、流行語です。 最たるものは、「五郎丸ポーズ」。 日本ラグビーの躍進が決め手でしょう。 「毎日、修造」などもありましたが、個人的には北海道出身と言う事もあり「履いてますよ!とにかく明るい安村です」が好きでした。 私の出っ腹ではあそこまでの芸になりませんが、忘年会であのパンツをはいて盛り上げようと言うサラリーマンが多い様です。
おかげで、あのパンツネット通販では売り切れだと言いますからやはり人気があると言う事です。 ノミネートは他にも沢山ありましたが、皆さんの記憶に残るものは何でしたか。 記憶に残ると言えば今年の漢字です。 皆さんは何になると思います。 私は漠然とですが、明るいイメージの漢字にはならず、暗い感じのものになると思っています。 これも、後半のテロや争いが影響するからです。 もっと言えば、今年のレコード大賞は・・・記憶に残る歌がありません。 私の記憶に残ったのは、女優の吉田羊(ヒツジ)といとうあさこ。 これ以外にはありません。
木下威征
木下威征(きのした・たけまさ)と言う名前を聞いたことがありますか。 では、東京恵比寿の「オー・ギャマン・ド・トキオ」は。
回りくどい話ですみません。 今日本で一番予約の取れない、フランス料理店のオーナーシェフです。 最近は、テレビでも良く取り上げられ、彼の生い立ち・料理のこだわりが支持されています。 美幌町の町おこしに力を貸してくれています。 彼の話はとにかく熱い「変えたいという情熱があれば人は動く、動かないのはまだ情熱が足りないからだ」と言い切る言葉に迫力がありました。 美幌町も御多分に漏れず、過疎の町まっしぐらです。 そんな中で、若者たちが声をあげだしています。 昔、美幌は観光の町と言われ、美幌峠に年間130万人が訪れていました。 今は70万人です。 町は通りすがりで町内にほとんどお金は落ちません。 あの手この手もさっぱり、知恵が足りません。 そこに木下シェフ、金がない、あるのは自分の腕一つと情熱。 彼の身上「一食入魂」フレンチにこだわらない、ただ美味しいものを提供する。 町長・商工会議所会頭も刺激を注入されたはずです。 出来るに人はパワフルです。 そうでなければ、人の上に立ってはいけません。
缶コーヒーボス
缶コーヒーボスのコマーシャルは毎回面白い。 トミー・リー・ジョーンズが宇宙人に扮し、地球人、特に日本人の不思議な実態をオチにするので思わず笑ってしまいます。 最近の「恋人も濡れる街角」篇は、特に私のツボにはまり、食べていた物を思わず吹き出してしまいました。 宇梶剛といとうあさこの組み合わせが絶妙です。 おまけにあの名曲「恋人も濡れる街角」をパロディーにしたストーリーにやられました。 曲の歌い出し、「不思議な恋は~」が「不思議な鯉」になり、そのブサイクな鯉に扮したのが、いとうあさこあの幸薄い顔が池から出てきた時点で、私の笑いのツボは爆発です。 たった30秒のコマーシャルで、私は笑い死にするのではないかと思いました。 他にも幸薄い女お笑い芸人はあまたいるのですが、よくぞいとうあさこを選んでくれました。 どうも私は、コーマシャルよりも、いとうあさこ自体にヤラれている様です。 ボスのCMに欠かせないのが名曲とストーリー、そしてトミー・リー・ジョン―ズ。 この配合が絶妙な味を出します。 コーヒーを飲まない私は、本当の絶妙な味は理解できませんが、ボスの売り上げには、進んで協力します。 次回作が楽しみです。
虚偽
今朝の道新に、道警監察官室の室長が深々と頭を下げている写真が掲載されているのを読んだ方も多い事でしょう。 事件の内容はすでに分かっており、担当警察官は逮捕されました。 まだ28歳です。 いったい彼はどうしてこの様な事をしたのでしょうか。 また、函館本部の職員も大量に処分されました。 一体、北海道警察本部の中で何が起こっているのでしょう。 道民は不安と不信でいっぱいです。 ある日突然交通違反の講習を受けなさいとか、違反金を払えとか言われたら相当ビックリするものです。 同姓同名同年齢同住所なんてことがあれば別ですが、それを警察官が意図的・組織的にねつ造するなんて、法の番人が自ら法を破るとは。
28歳の警察官は交通違反の実績づくりに相当追い込まれていのでしょう。 もう少ししたらその実態を明らかにする証言が出てくるはずです。 マスコミが情報収集をしています。 組織を守るため、予算を確保するため、時の署長の実績づくりいろいろありますが、若い警察官はその犠牲になった思われます。 昔から、警察組織はやくざ社会よりも酷いと言います。 正義の味方警察官、そんな子供達の夢を壊したのは間違いありません。
10億円
年末ジャンボ宝くじの当選金額が、前後賞を合わせると、じゅ10億円になるのだそうです。 そりゃあ、宝くじファンは買わないわけにはいきません。 販売当日、人気販売窓口には長蛇のれるが出来ているのがニュースで流れていました。 これは景気が良い事の表れでしょうか。 地方ではそんな実感はじぇんじぇんありませんが、夢が広がる事は確かです。 毎度のことながら、当選したら何を買うかと言う質問に、まずは家次に旅行、車と出てくるものはありきたり、10億手にしても2億も買い物すれば欲しいものはないはずです。 結局、貯金です。 私はビンゴゲームとか抽選会にはとんと良い思い出がありません。 ところが先日、某信用金庫から、東藻琴の長芋10㌔が送られてきました。 記憶をたどると、春に懸賞付きの定期をしました。 どうもそれが当選したようです。 厳正な抽選と書いてありましたが、白髪頭の初老のおっさんが、お金を下ろしにばかり行くので、余程生活苦に見えお情けで、余った長芋をくれたのでしょう。 人間、明日の10億よりも、今日10㌔の長芋です。 夫婦で10㎝も食べれば幸せです。 10億で幸せは買えま~~す。 いや、幸せを買っちゃ人間ダメになるでしょう。
今を生きる力
昨晩は文化講演会があり、作家の五木寛之氏の講演を聞いてきました。 お題は「今を生きる力」でした。 昭和7年生まれと言いますが、我が父も同じく昭和7年の生まれ、同じ時代に生まれながらも見た目には雲泥の差を感じました。 その一端は、記憶力の素晴らしい事、未だにどん欲に知識をむさぼっている事です。 本人は職業病と言いますが、一度読んだ本の気に入ったフレーズは記憶に残ると言います。 爪の垢を貰いたいほどです。 さて話は、少しネガティブな話でしたが、日本人は戦後「泣く・悲しむ」と言う事に対して、きちんと向き合う事をしていなかったと言います。
その発端は、常用漢字の見直しです。 今回の改定でネガティブな漢字が多く採用されたのは、時代背景の影響だと言います。
言われてみると、戦後日本はイケイケどんどん、悲しんでい居る暇などありませんでした。 今、団塊の世代が一線を離れ、殺伐とした現代社会の中で、本当に悲しんでいる人に寄り添い一緒に泣いてあげる時代になったと言います。 彼の言う、他力本願ではないですが、自分でどうにもならない事は他力が救ってくれると言う事です。 慈悲の心を持って、今を生きると言う事でしょうか。