ゴールデンウイークに浮かれている間に憲法記念日があり、日本国憲法について、本当にこれで良いのかと言う論議が、一部で盛り上がり、国民一人一人が護憲か改憲か加憲かの決断を迫られる時期が近づいています。 日本国憲法全体は平和憲法だ、という事は私にも分かりますが、部分的に現状と合わない所があるのも確かです。 特に9条の問題、その9条を含め改憲するための96条の見直し有識者が持論を展開しますが、どちらにも分があり私自身の答えは見つかりません。 先進国の中では憲法を何度も変えている国もありますが、日本人の多くは憲法そのものに興味がなく、御上の決めた事に従うと言う、自主性の無い国民性問題なのかもしれません。
ただこの問題、与党は参議院選挙の争点にするつもりです。 実質国民投票の形になろうかと思います。 その時には危険などせず自分の一票を投じてください。 それによって日本と言う国が大きく変わると私は思っています。
記事一覧
護憲・改憲
富士山
皆さん、ゴールデンウイークどうでした? 私はどこにも行かずホームでお年寄り達と過ごしていました。 このお天気では出かける気にもなりません。 ぼ~っとして頭を休ませ、ブログのネタ集めです。 その中で、富士山の「世界遺産」登録の話です。 何年も前から活動をしていましたが、なかなか登録されませんでした。
理由は一杯ありますが、富士山があまりにも身近なもので、年間30万人が登山し、その持ち込まれるゴミ、トイレなどの不備による垂れ流し、富士山麓では車・テレビなど不法投棄が横行していました。 その様な事があり、推薦すらされませんでした。 今回も本当の世界自然遺産ではなく、信仰の場所としての文化遺産です。
周辺自治体にも賛否両論があるようです。 遺産に登録されたこれからが大変なのですが、当の富士山もそれを気にしてか、異変が報告されています。 富士山の怒りが爆発するやもしれません。
せっかくの祝い事、もろ手を挙げて喜びたいものです。
季節違い
ゴールデンウイークと言うのに、朝カーテンを開けると積雪です。 27日にからオホーツク海側は降雪の日が続きます。 20日頃から、畑にはトラクターや農家の人が忙しく働く姿を見かけましたが、今はお手上げ状態です。 地中に埋めたイモはまだしも、ビート・玉ねぎなどは低温障害が出なければ良いのですが・・・。 また、観光地も当てにした観光客の入りがイマイチで、当てが外れたところが多い事でしょう。 ゴールデンウイークに道東の気候が良かった記憶は私にはあまりありません。 私も天気がよかったら、山の水族館に行ってみたいと思っていたのですが、諦めようと思っています。 なぜなら、車のタイヤを夏タイヤに履き替えたので何かあって遅いので、ホームで書類整理とそば打ちの練習をする事に決めました。 本当に恨めしいお天気です。
昭和の日
4月29日は昭和天皇の誕生日でした。 名前が変わりながらも祝日として残り、現在昭和の日と成りました。 昭和は63年もあった事から、お年寄りにとっては思い出が詰まっている時代です。 中でも昭和の歌には力があるようです。 今のお年寄り達は戦後の苦楽を歌謡曲と共に生きてきました。 認知症になっても昭和の歌を聞けばその時代が蘇るのです。 また、ローカル列車に乗ると集団就職で上京した時の事が蘇ってきたりと、昭和というキーワードは、認知症の方々にとっての回想法になくてはならないものです。 事実、ホームのイツエさんは普段は職員が話しかけても、あまり機嫌がよくありません。 しかし、朝食後部屋に戻り昭和の歌謡曲をCDで流すとちゃんと歌っているのです。 外の景色を眺め、いつの時かに思いをはせているのでしょう。 おかげで、体調も良く、気分の波も穏やかになってきています。 昭和の力は凄いと思います。 私の体も半分は昭和で出来ています。
北方領土
日露首脳会議会議が行われ、ひょっとしたら北方領土が帰ってくるかとの期待がありましたが、話はこれから煮詰めて行く事になったようです。 気が付けば、北方領土返還運動が始まってから何年たったのでしょうか? 私が携わってからも30年はゆうに経っています。 一時期は諦めムードでしたが、少しは光が差してきたような気がします。 夜の共同声明の解説を聞くと、今まで何回も返還のチャンスはあったのですが、日本はその機会を逃していました。
政治がしっかりしないと、返る物も返らない典型です。 ただ返ってきたら日本は北方領土をどうするつもりなのでしょう? 旧島民が住む訳でもないでしょうから、ロシア人を追い出すこともないでしょう。 領有権を得た事で、旧島民や日本人が自由に往来できるだけです。 今後の協議の成り行きが注目されます。 個人的には国後島に行ってみたい気がします。 私が歩けるうちに実現されると嬉しいです。
核心的利益
中国政府高官が尖閣諸島は「中国の核心的利益」だと述べました。 この「核心的利益」の意味をどう解釈するかで、日中関係が今以上に緊張する事になります。 核心的利益と言う言葉は日本だけでなく領土問題の起きている国に対して用いられ、中国が安定的に発展していくためには譲れないものと解釈されています。 という事は、軍事力を持ってしても手に入れるという話です。 中国は日本の軍事力を分析し、間違いなく勝てると踏んでいるのでしょう。 ここまで中国をのさばらせた日本にも問題があります。 日中友好などと言う言葉の裏で、彼らは日本の技術を盗み、サイバーテロで、多くの国家機密も盗すみ、世論までも操作しています。 やりたい放題です。 要約、安倍さんが靖国問題で強気の発言をしていますが、当たり前田のクラッカー。 やはり、中国は三国志の国、覇権を求めてどこまでも何年経ってもやり続けるでしょう。 右手で握手しながら、左手にはナイフを持っている国だと言う事を忘れてはいけません。
田端義夫
田端義夫逝く。 昭和の歌手がまた一人逝ってしまいました。
ボロボロのエレキギターを水平に持つ独特のスタイルでの弾き語り、歌う前に「オース!」と手を上げ観客にアピールする姿は印象的でした。 実物は見た事ありませんが、ブラウン管の田端義夫はポマードべっとりのちょい悪おやじに見えました。 ちょっと見エルビスにも似てたかなあと思います。 歌う歌は演歌丸出しと言うより浪曲の様な歌でしたが、帰り船、島育ち上げるときりがありません、レコーディング曲は1200以上驚きです。 彼の歌が心に響くのは、壮絶な生い立ちにあるようです。 10人兄弟の9番目、3歳で父を亡くし、貧乏の為小学校は3年生まで、栄養失調で右目の視力を失ったと言います。 そうラスベガスで6400万の大当たりの話もあります。 女好きも有名。 でも憎めない、大衆に愛された人です。 5/18日には自身のドキュメンタリー映画も公開される予定だったそうです。 94歳、最後の大衆スターでした。
笑う介護士
笑う介護士だとか、カリスマ介護士だとか言われていた、袖山卓也が逮捕されました。 容疑は「僕の愛人になってと強姦」バカ丸出しです。 この男北見にも講演に来ていて、私はいけませんでしたが、講演を聞いた職員は「熱い男」だと言っており、この事件は介護業界にとって衝撃的な出来事です。 まさかあの人がと思う人も大勢いるでしょう。 私思うに、この男今回が最初ではないと思います。 他にも余罪があるのではないでしょうか?そう思いません。 マスコミや周りの人にちやほやされ、自分で自分を過大評価し、勘違いで全てを無くした人間を大勢見てきました。 成り上がり典型、お金と地位と暇が出来ると人間は良からぬ事を考えるものです。 これで彼は今まで積み上げてきたキャリアを無くしたのはもちろん、この業界からも退場してもらわないと、まじめに介護している人たちは報われません。 墓穴を掘ったと言うか自業自得と言うか、人に講釈垂れる前に「李下に冠」の心構えが必要だと思うのですが・・・間違いでしょか。
三面記事
今朝の道新に北見で起きた介護疲れからの殺人事件が載っていました。 何とも残念な記事で、介護・福祉に関わる人たちにとっては少なからずショックな出来事です。 この様な事件が起こらないようにと、日々地域で活動している人たちの思いは届かないものだという事も分かりました。 ご近所の人たちも、まさか・どうしてと言う思いのようです。 しかし本人の口からは、介護疲れのSOSのサインは出ており、それをきちんと受け止められなかったのは、あそこの家は大丈夫と言う確信の無い思い込みが働いたからです。 介護者は精神的に相当追い込まれていたのでしょう。 衝動的に起こった事故だと私は思います。 通常、介護にばかり目が行きますが、介護者のフォローこそしっかりやるべきなのだと改めて実感しました。 今後事件の真相と対策が検討される事でしょうが、この教訓を忘れることなく、地域の見守り・声掛けの地道な活動を通してサインの見落としがない様にするしかないと考えます。
復活の兆し
年末から体調が良くなかった、ヨサクさんに復活の兆しが見えます。 今月97歳の誕生日を無事迎える事も出来ました。 腰痛から始まり硬膜下血腫で入院し退院するまでは、職員もどうなる事かと心配しましたが、退院後の回復は順調です。 その明らかな兆しは依然と同じように昔の出来事を話し出したことにあります。 以前は勝手に昔話をし、職員をよく笑わせてくれました。 退院後は職員が言葉を引き出そうとあれこれ話しかけるのですが、それを面倒くさそうにして居たのですが、近頃は自分から話すようになりました。 職員の問い掛けにも正確に返事が返ってきます。 歩行も手を貸せば自力で50mほど歩きます。 何とか東藻琴の芝桜を一緒に見に行きたいと思っているのですが・・・。 ただ、依然と変わったのが眠っている時間が長くなった事です。 それだけ体力が落ちている証拠でしょう。 無理は禁物と職員にも言って居ますが、元気な姿を覚えているだけに何とかしたいと言う気持ちが先に立っているようです。 ゆっくり、確実に進むしかありません。