ミカド・エンペラー・ハイツと聞いて、はっと思いつく方はススキノの町を目をつぶっても歩ける方でしょう。 そう、キャバレーの名前です。 昭和の遺産・サラリーマンのオアシスなどいろんな形容詞で語られてきましたが、その最後の砦クラブハイツが営業を終えました。 父が現役時代仲間と札幌に行けば、必ずキャバレーのお世話に成りました。 私も20代にはお世話になりましたが、あの何とも言えない独特の雰囲気は忘れる事は出来ません。 普通入店するには背広ネクタイですがキャバレーは長靴・ジャンパーでもKO、その飾らない雰囲気が好きでした。 ホステスさんもいろいろ、若い娘やオバサンと世間話に花が咲き、お酒を飲んで歌謡ショーを観て、それでいてお手軽な料金。 正にオアシスでした。
また、細川たかしなどキャバレーから出世した人や、一発屋歌手が歌ったりと華やかなものでした。 入口の看板には何々団体ご一同様と張り出され、よその団体同士が知り合いで盛り上がったりとホント昭和の良き時代が、また一つ姿を消しました。
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キャバレー
免責同意書
エジプトで起こった気球落下事故、旅行者と業者との間で「免責同意書」が交わされていたとの話です。 という事は遺族は旅行会社に損害賠償を請求しても相手にされないのか思っているとそうではないという事です。 今回の事件ではありませんが、近頃契約以外に免責同意書や誓約書をを取るところが出ています。 グループホームでも転倒事故等が起こった時の責任問題を考え、家族に責任回避の誓約書を書かせているところがあります。 もしサインしてもらえないのならば、どこか違うホームに移ってもら居たいと言うのだそうです。 この事例は実際に道の福祉サービス運営適正化委員会の苦情解決委員会に出された実話です。 驚きました。
裏を返せば、自分たちは無責任な仕事をする会社だと言って居る様なものです。 一生懸命に仕事をして起きた事故に対して、家族・遺族は本気で怒れないでしょう。 また、誠実な対応をすればなおさらです。 エジプトの事故も介護の事故も同じで、人の命を預かっている以上、逃げ隠れや責任回避は出来ないという事です。
高野山
弘法大師が開創して1200年の伝統を持つ、高野山真言宗の総本山金剛峯寺が資金運用を失敗して6億8千万の損失をだしました。 一体どこにそんな金があったかと言うと、3700末寺からのお布施も含まれているとか。 恥ずかしながら、我が家も立派な真言です。 という事は、そう言う事でしょう。 総責任者は「運用が思いに任せず、無念で慙愧に絶えない」と言訳しています。 そもそも坊さんは、弘法大師の教えに従い、厳しい修行の末一切の「欲」が無くなった人たちなはずなのですが・・・。 修行が足りません。 ただ一つ擁護すれば、あれだけの設備を維持するためには相当の費用も掛かり、参拝者のお布施だけでは、まかたしないのかも分かりません。 何処の坊さんも、本業の修行より算術の修行ばかりしているみたいです。 今回の事件で他の宗派も戦々恐々でしょう。 坊さんが「欲」にかかわる話でマスコミに取り上げられるのは非常に残念です。 さてこの責任、アイドルの様に頭を丸めても私は許しません。 昔から、坊主丸儲けと言いますが、そうは檀家が卸さない様です。
市民後見2
「市民後見」研修レポートその2です。 この研修を受けるたびに判断力が欠如した人を支える事の責任の大きさを実感します。
世話好きな人が、一晩子供預かる様な安易な気持ちでは出来ないという事です。 市民後見を普及させようとする国の魂胆も少しづつ見えてきて、どのようにかかわっていけば良いか受講者の中に戸惑が広がっています。 私の受講動機は、自分のホームの身よりの居ないお年寄り達の後見人になり、最期まで責任を持って関わりたいとの思いからこの制度を勉強しようと思いましたが、私はホームのお年寄りには関われないと言う事が分かりがっかりした所です。 それは私と入居しているお年寄りとの間に利害関係が生じるからだそうで、例えば入居者の身の回り品を購入するとき、私の知り合いの業者に頼むことで、あとからキックバックさせることがあると言うのです。 大金を持った人ならいざ知らず、生保の方達の生活を観ているのですから、そんな馬鹿な事は起きません。 と私が大きな声で言っても通用しないのが法律です。 またレポートします。
老眼鏡
年明けからどうも調子が悪い、腰が痛かったり、物が良く見えなかったり、体が痒かったりと・・・。 毎月病院に通っています。
年だからと言われれば二の句が継げないが、何ともイライラします。 その一つを解消するために老眼鏡を作りました。 毎朝一番に新聞を読むのですが、普通に眼鏡をかけてでは読めず、眼鏡を少しずらして呼んでいます。 眼鏡をずらし背中を丸くして読んでいる姿は何とも悲しくなります。 老眼のレンズを合わせると何とはっきり読める事か、世界が明るくなった気がします。 後は5日に出る、定期検診の結果です。 人間お金があっても無くても健康が一番だ、体調が悪いとつくづく思います。 要約、自由な時間が多くなっても体が動かないのでは何の意味もありません。 若い時に鍛えておけばと思っても後悔先に立たずです。 残りの人生、何か人のためになる事をしたいと思っている自分の方が、他人のお世話になりそうです。 マジ!健康第一です。
糸末(いとまつ)
今月札幌に行き宿泊先のホテルに向かっていく途中、ある店を発見しました。 ラーメン屋「糸末」です。 狸小路から糸末の看板が消えてかれこれ20年は経つでしょうか? 学生の頃や成人しても何度もお世話になりました。 昔は狸小路の場外馬券場の中にお店があり、変に曲がったカウンターに詰めて30人は入ったでしょうか。 無愛想なおやじと、高齢なおばさんたちが店を切り盛りしていました。 いつ行っても混んでいました。 私は味噌ラーメン一本やりで、今風のギトギトしたスープではなく、あっさりしているが、コクのあるスープでした。 書いているうちにヨダレが出て来ます。 そんな繁盛店がなぜ辞めたかは明らかではありませんが、確かに店を閉める頃は色々ありました。 糸末の店の向かいに糸末いうラーメン屋出来、支店かと聞くとまるで関係は無いと言いましたが、おかしな話でした。 また、あの頃はバブルの頃で、おやじが投機にに失敗し多額の借金をしたとの話もあり謎のままです。
次回はしっかり味を確かめたいと思います。
かえし
先日そば界の3大ブランドの一つ「神田藪そば」が火事になりました。 更科・砂場・藪、その藪の総本家でもあります。 問題は火事でそばつゆの基になる「かえし」が消失したらしいのです。 ウナギ屋はタレ、そば屋はかえし先祖代々受け継ぎ、少なくなったら継ぎ足し今日までその味を守ってきました。 命の次に大切なものです。 戦争や地震でもその返しの入ったカメを持って逃げたと言う代物です。 そばのつゆには甘汁と辛汁の2種類があります。 甘汁は暖かいそば、辛汁は冷たいそばに使われますが、それもかえしあっての話です。 かえし作りは門外不出・一子相伝とされて居るところもあります。 私も作りますが、いまだに満足できるものが作れず試行錯誤しています。 一番良い醤油・カツオを使いレシピ通りにやってもダメです。 それくらい微妙なものです。
藪系列のそば屋にとっても、今回の事故にショックを受けたはずです。 果たして元の味に戻るには何十年、いや戻る事は無いと思います。 因みに、焼き鳥・ウナギ・焼肉は「タレ」といい、そばは「つゆ」と言います。 お間違えなく。
定期検診
昨日は「胃」、今日は「大腸」検診をしました。 毎年の事ながら、胃の検査はそうでもないのですが、大腸は少々キツイものがあります。 と言うのもカメラがS字結腸からなかなか先に進まなかったので、お腹を押されたり、向きを変えたりと苦労しました。
原因はS字結腸の収縮が悪く、腸が伸びていてそのままだとカメラが変な方向に進むとやらで、腸に空気を入れ形を変えてカメラを入れたのだそうです。 また、これが原因で便秘になっているとの話、年々腸を含め内臓の動きが悪くなっているのは確かな様です。 胃にもポリープがあったらしく検体を採取しました。 結果がどう出るか・・・。 毎年検査していてもこうですから、自分は病気知らず等と言って居る人は間違いなく長生き出来ません。 その代表が我妻です。 いろんな検査を勧めますが、何かと理由を付けては行こうとしません。 困ったものです。 犬猫なら首に鎖をつけても連れて行くのですがうも行かず、困ってます。 定期の健康診断はもちろん、痛い目に会わないためには検査。 これしかありません。
サイバー攻撃
アメリカが本格的に怒り出した。 アメリカ国内の主要機関に対するサイバー攻撃が続き、その出所が中国軍関係の建物からだという事を突き止め、先日それを公表したした事で今後の成り行きが注目されます。 今まで大人の態度を取っていましたが、中国・北朝鮮の傍若無人にはそろそろ我慢の限界だという事でしょう。 中国政府はどの様な態度を取るか・・・。 そもそも中国政府でも中国軍を管理できないと言う、ちょっと信じられない国であることは分かっていますが、経済力をつけた事でアメリカを舐めてかかったのは間違いでした。 今後、日米韓は本格的に中国に立ち向かって行く事になるでしょう。 そもそも、中国の野望は三国志を現代版で行って居るものです。 地球征服をたくらんでいるのでしょうか?
ある意味お笑いなのですが、本気で考えているのでしょう。 日本もたとえなんと言われようが、しっかりアメリカに付いて行くことです。 そのためには建保改正・9条の見直しが急務です。
のんびりしていると、あなたのお金も中国人の物になってしまうかもしれません。
市民後見人
市民後見人研修に参加しています。 専門用語の理解が難しい所ではありますが、徐々に慣れる事でしょう。 市民後見人は最近流行の権利擁護の一つです。 事例は色々ありますが、高齢で認知症の人が悪徳業者の被害にあっている話は皆さんも良くご存じの所でしょう。 そう言う方々のお金・生活全般をを守る事だと思っていただけると早いかと思います。 障がい者の方々も同じです。
やりがいの有る事ですが、その中身はなかなか難しいものがあります。 最後まで受講して、果たしてものになるのか、心配しているところです。 受講者は行政OB、障がい児童を持つ親、介護関係、社協等様々です。 皆さんの関心は高いのですが、話のハードルは少々高く、生半可な気持ちで出来る仕事ではない事は確かです。 まず、自分自身が本当にこの研修に向いているのか、夕べ寝ながら考えました。 一つ間違えると私自身が大きな後悔をする事にもなりかねません。 人を支えるという事は簡単な話ではない事だけは理解できました。