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勉強会

2012.06.23

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 昨夜は定例のホームの勉強会でした。 まず午前中に行われた避難訓練の反省をしました。 避難訓練はやればやるほど問題点と新たなアイデアが浮かびます。 秋には消防署主催の避難訓練もあり職員には汗を流してきてもらいます。 次に、NHK厚生文化事業団から頂いた認知症ケアのDVDを観ました。 これは3本組のもので、まず見たのが「手探りで切り開いた認知症ケア」きのこエスポアール病院の30年でした。 30年前の認知症ケアの姿がそこにはありました。 今観ると「なんと言う事でしょう~」と言いたくなるような光景が映し出され、不適切介護が平然と行われているのです。  むしろそれが当たり前の様に働いているのです。 見ている職員からも思わず笑いが出てきました。 ちょっと前の特養などでは当たり前の光景だという職員もいました。 職員の都合に合わせた介護がそこにはありました。 後半は生き生きした入居者の姿が映し出され、その人らしさを重視する介護が行われていることにほっとしました。 介護の変遷が一目で分かる貴重な資料で、良い勉強になりました。

面の皮

2012.06.22

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 近頃「面の皮」の厚い人間が多くなったと思いませんか? 年を重ね厳しい娑婆の生活をしていくと、自然に面の皮も厚くなりますが(私の様に)、しかし今は若者の面の皮が厚いと思えませんか?
 人を殺しても何食わぬ顔でテレビのインタビューに応える若者が多いと思いませんか? 人を殺して何か月も平然と社会生活を送っていられるその精神力、並大抵のものではありません。 と言うより病気でしょう。 だとすると罪には問えないという事になるのか? これもまた大きな問題です。 いつからこんな日本人になったのでしょう。 家庭・学校・社会すべての教育がオカシイからだと私は思います。 普通、面の皮が厚いのは政治家の専売特許でしたが、どうやら日本人そのものの面の皮が厚くなっているようです。 加えて巨人軍の原監督!お前もか! ウ~ン、情けなか~。
 テレビの前で言い訳するな! 私は日本ハムファンですが、原監督だけは好きでした、がもう終わりです。 一刻も早く辞表を書きなさい、それが大人のケジメです。 あ~。あ~。

学生そば打ち

2012.06.21

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 第一回北海道学生そば打ち選手権大会が16日新得町で行われました。 全道からそばにゆかりのある4校5チームが参加し全道一を争いました。 結果は幌加内高校の圧勝でした。 と言うのも3月に千葉で行われた全国大会で新得高校に負けた事で今回は気合が十分入っていました。 高校生は覚えも早く動作も機敏で見ていても気持ちが良く、何よりも会う人々に挨拶する姿がすがすがしく、それだけで私たちを気持ち良くしてくれます。 それに引き替え残念なのは、我が町内の高校生20人程が飲酒喫煙で補導された事です。 中には国立大学への推薦入学が内定していた生徒もいたとか・・・当然内定取り消し、また推薦枠自体が無くなるとの話もあります。 折りしも小樽の大学の件もあり皆が神経質になっているところに、この話ですから救いようがありません。 結果、来月の学校祭が中止となりました。 その代償は大きなものです。  卒業する3年生には思い出が一つ減りました。 高校生そば打ち選手権でのあの姿を見た後での話ですから、余計に残念に思います。 

脳死移植

2012.06.20

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 6歳未満の男の子に脳死判定が行われ、脳死と判定され、心臓・肺・肝臓・すい臓・腎臓・小腸・眼球の提供が行われのはご存じでしょう。 苦渋の選択とは正にこの事だと思います。 両親親族8人の総意で決定したという事ですから、色んな葛藤があったと想像できます。 この問題でも賛否両論があります。 通常脳死状態になると10日以内で心臓が停止し、死を迎えるのが医学界の常識だそうですが、中には脳死を宣告されても21年間生き続けている例もあります。 子供の場合たとえ脳死状態でも奇跡が起こる可能性もあるのです。 まだ温もりのある我が子の命を医学の常識で決める事にも抵抗がありますが、逆に臓器を移植された方々が死んだ子以上に成長し長生きしてくれたらこれはこれで嬉しいのですが・・・。
 日本人の倫理観と欧米人のそれとの違いは大きく、老人子供でも助からない者は、それを必要としている人に提供し有効に活用してもらうと言う割り切りです。 この考えは今後広がりを見せる事でしょう。 私も助からない病なら、尊厳死を宣言します。

撤退

2012.06.19

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 ちょっとの間忙しくしているうちに、HACに対する怒りを忘れてしまいそうになりました。 なんですかあのHACと言う飛行機会社。 体の良い詐欺師ではありませんか。 オホーツクの自治体や商工団体から出資を募り、結果不採算路線は「撤退」それは無いでしょう。 やめるのなら金返せ!と言えばお金はない、返せない。
 ご理解を賜れたい・・・。 あの飛行機会社いったいオホーツクの空を何回飛んだのでしょうか? その実態も良くわかりません。
 テレビで放送されるのは、悪い事ばかりで良い事は一つもなく本当にオホーツクの翼となっていたのか疑問に思います。 HACが飛ぶことで人的交流が盛んに行われる事に期待を込めていました。  特に医療機関の方が週末派遣医として来られるには都合が良いとの話もありましたが、飛ばなければ意味がありません。 道は今後この問題をどう処理するつもりなのでしょうか? 撤退は決定で覆されることは無いでしょう。 悪い奴に騙されたものです。 
 

父の日

2012.06.18

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 昨日は「父の日」プレゼントを頂きましたか? 私は頂戴する事が出来ました。 これもひとえに日頃の私の努力の賜物であります。 さりげなく前振りをし、寂しそうな後姿を見せ情に訴えたのが功を奏しました。 横シマのポロシャツでしたが、縦縞だと突き出た腹で線が曲がりシャツが台無しのなると考えたのでしょうが、横縞でもやはり腹が出ているのがネックで、横の線がボンレスハムを切る厚さの目印に見えます。 どちらを買ってもらっても結果は同じだったようです。 ブタに真珠状態であるのは間違いありません。 しかし何とも嬉しいものです。 まだ孫はいませんが、これが孫の手から渡されようものなら、肩を震わせて泣いてしますかもしれません。 何にしても父の日なるものを作ってくれた方に感謝します。 お返しではありませんが、後々高い物につくのは覚悟しています。  

中東の笛

2012.06.15

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 ワールドカップ出場をかけた日本とオーストラリアの一戦、そのジャッジに疑問不満の声が上がっています。 俗にいうところの「中東の笛」です。 今までも日本に対してはこのような事が起こっています。 公平である審判が疑問を抱かれるようなジャッジをしてはいけません。 敵地においての戦いですから多少の不利は覚悟していたと思いますが、今回はピッチの状態も悪いのがテレビでもわかりました。 多くのオーストラリアサポーターのブーイングで審判のジャッジが左右されるのは困ったもんです。 イエローカード7枚、退場者2名、最後のフリーキックが終わって試合が終了かと思いきや試合終了の笛、結果ドローを日本選手はOKとしていますが、後味が悪いものです。 途中からテレビ観戦した私も疲れました。 次回はスッキリと勝ってもらいたいものです。

看取り

2012.06.14

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 昨日、中標津で行われた看取り研修に参加してきました。 講師に札医大保健医療学部看護学科非常勤講師を歴任された遠藤美津子氏を招いてターミナル研修となっていましたが、講演内容は看護の立場からの在宅の看取りの話が主でした。 その話の内容は在宅看取りの条件や取組、緩和ケアの原則、グリーフワーク、死後の処置までと盛りだくさんでしたが、4時間の研修がアッと言う間に過ぎてしまいました。 グループホームの看取りで亡くなった後の清拭の時に雑巾バケツで水を運んできたとか、グローブの代わりにピンクやブルーの台所用ゴム手をはいて来たとの話には驚きと笑いが出ましたが、分からない話ではないと思いました。 死の尊厳から教育しなければならない様です。 また、ブレイクタイムに「一粒の種」と言う歌を紹介してくれました。 46歳の末期がんの青年が高齢の両親を思い一人で闘病生活を送っている時にある看護師に自分の思いを話したのがきっかけで出来た歌です。 良い歌でした。 年末の紅白に出したいくらいです。 トイレの神様など問題ではないと思いました。 もう一度じっくり聞いてみたいです。

バス事故

2012.06.13

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 昨日夕方のテレビで美幌のお年寄りたちが乗ったバスが路外に出て多数の負傷者が出たとのニュースには驚かされました。 時間が経つにつれて事故の詳細が分かり一安心しましたが、乗りなれないレンタカーを高齢者が運転して何時間も走るとは、ちょっと無謀だと言われても仕方ない事です。 ましてカーナビを操作中の事故とは・・・。 今回の事故は、今後高齢者の運転が社会問題になると言う一事例にすぎません。 交通機関の整備が遅れている北海道においては車は欠かせません。 ちょっとした買い物にも車、病院に行くにも車、孫に会いに行くのも車、高齢者から車を取り上げるのはなかなか難しい現実があります。 しかし75歳を超えたらやはり車の運転は自粛するべきでしょう。 でなければ、免許証更新時に今よりも厳正な講習を行うべきです。 転ばぬ先の杖ではありませんが、事故に会ったり起こしたりするリスクは避けるべきです。
 車を取り上げると寂しがるお年寄りは居ますが、何かあってからでは遅いのです。 楽しい旅行が悲劇に変わらぬ前に・・・。

アウトリーチ

2012.06.12

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 最近医療が取り組んでいる事の一つに「アウトリーチ」があります。 医療を中心に地域包括、ソーシャルワーカー、保健師、看護師、介護士、理学作業療法士等あらゆる職種の人たちがチームを作り、引きこもりや認知症などで家から出られなかったり、医療との連携が取れない人たちに、こちらから出向いて行ってアドバイスをしたり専門医につないでいくという取り組みです。 格差社会の中に埋もれてしまう高齢者や障がい者の数は年々増加し、それに伴う痛ましい事件も多数起きています。 今まで行政の目が届かない所に医療が出向いて行って手を差し伸べるなどという事はありませんでした。 病院の中には訪問医療に積極的に取り組む方もいますが、それは以前から診療を受けている方が通院できなくなったからで、仕方なくと言うのが本音のはずです。 この取り組みには苦労や問題点がある事は分かっていますが、これが定着してくれると高齢者は住み慣れた地域で本当に最期まで生活して行く事が出来るのです。 アウトリーチが広がる事を期待します。

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