もう幾つ寝ると・・・新年度の始まりです。 その準備に追われています。 師走と同じくらい気忙しい日が続いています。
ひょっとしたら年末よりか忙しいかもしれません。 総会や申請書類の整理、月末支払いの準備と追われています。 今日はこれから網走振興局に書類の提出、帰ってきて平成24年度最後の運営推進会議、その間に銀行と役場の移動挨拶など時間がいくらあっても足りない気がします。 こうやって忙しくしている事で、いろんな事の気を紛らわせるのです。 働けるという事はありがたい事です。
昨晩のテレビで大阪のホームレスの人達の姿がありましたが、不況と高齢化の実態が浮き彫りになっていました。 人間生きて行くという事は大変な事なんだとつくづく思います。 年金で楽に暮らせるかと言うと、その年金を食い物にされ老後の生活設計が大いに狂った人もこれから出て来るでしょう。 AIJの社長の通算の給与が45億円ふざけた話です。 こんな事を書いているとイライラしてきますので働きに出ます。
記事一覧
年度末
感性
人には生まれながらに鋭い感性を持った方と、育った環境や人々との交流から感性を豊かにしていく方がいます。 生まれながらに鋭い感性もっている方を人は天才と呼びます。 それはほんの一部の人で、ほとんどの人は後天的に環境や努力によって身に付け花開かせるものです。 またそれもほんの一握りで人で、一般人はそんな感性も見つけられず、私の様に凡人で終わってします。 先日お会いした阿部孝雄さんは鋭い感性を持った方でした。 半日一緒にいましたが、単なるそば屋のオヤジではありませんでした。 彼は世にいう一流の方たちと親交を持ち、一流の物に触れ自分の感性を研ぎ澄ませて来た人です。 凡人の私とはあまりにかけ離れ、違和感を覚えました。 凡人の集まりで天才の口からでる言葉に耳を傾けてもただ頷くだけで、感動も尊敬も私には感じられませんでした。 やはり私の鈍感さは人並み外れているようです。 時に鋭い感性は他人を追い詰め、自分自身を追い詰める両刃の剣だと言う事です。 阿部さんの平衡感覚が崩れた時が心配です。 人間、五感が普通に働けばそれで良いと思いませんか。
三面記事
まず、高校野球石巻も女満別も残念でしたが私は満足しています。 夏の甲子園でまた両校が見られると嬉しいのですが・・・。
話は変わって、昨日の道新記事に函館のあるグループホームでの虐待が載っていました。 結構派手にやってくれたものです。
我々業界の中では、函館はグループホーム発祥の地として知られ、現在活躍している認知症指導者の方たちは函館で実地研修を受けているほどです。 そんな立派なグループホームがある一方で、この様なとんでもないホームがある事は皮肉な話です。 いつも書きますが近年はグループホーム内での虐待・トラブルが後を絶ちません。 と言うより年々増加の一途です。 4月から介護報酬が下がり、労働基準法が改定される事で労使の関係が一段とギクシャクし、その不満のはけ口がお年寄りに向けられるのではないかと心配しています。 「灯台もと暗し」と言いうか、「人のふり見て・・・」と言うように、自分の足元がどうなっているのか今一度確かめてみます。
選手宣誓
予定を変更して、昨日の選抜高校野球の開会式で石巻工業の阿部主将の選手宣誓、素晴らしかったと思いませんか。 いや、素晴らしかったし、恥ずかしながら目頭が熱くなりました。 球史に残る二分十秒の名スピーチ?でした。 選手宣誓のくじを引き当てたのも奇跡と言うか、神がかり的でおまけにあの選手宣誓を聞いた被災地の人々は本当に心強く感じた事でしょう。 プロ野球の金銭問題でごたごたしているのとは違い、実にすがすがしい気持ちにさせられました。 阿部主将はリハーサル当日体調が悪く出来なくて、昨日がぶっけ本番でありながら、あれだけ堂々と力強い言葉で、震災を受けいまだ立ち直れない人たちを気遣い、そして被災地の復興と人の絆を読み上げ改めて復興を誓ってくれました。 今日はこの後女満別高校が出場します。 テレビの前から離れそうもありません。 特に女満別の人たちは仕事が手に付かないでしょう。 給料の計算も昨日終わりましたので、今朝はゆっくり女満別の応援をしたいと思います。
阿部孝雄
「阿部孝雄?」この人をそば業界で知らない人がいれば、それはもぐりです。 知る人ぞ知る「竹やぶの主人」で、他人は伝説のそば職人だとか、そば界の鬼才とか呼んでいます。 千葉県柏に本店はあり、弟子も1000人を超えているとか・・・。 私は夢でも行ったことがありません。 DVDの受け売りです。 実際、ちょっとそばでも軽く食べに行こうかと言う訳には行きません。 昼間でもお一人様¥3000円位は必要で、夜ともなればその倍位は覚悟しなければなりません。 そばの量は、ざる(せいろ)そばは箸で三すくい半で無くなり¥1200也。 それが江戸っ子の食べ方で1枚食べるのを「おひねり」2枚目を食べるのが「いなせ」と言うのだそうです。 店構も店内も阿部ワールドが展開していて、これもそばの料金と同じく賛否両論があります。 まえがきが長くなりましたが、紋別におられるそば仲間から、その阿部さんか紋別に来るので遊びにおいでと言われ、のこのこ出かけて行きました。 続きは明日。
泣き笑い
先週末は泣き笑いに包まれました。 まずは素人そば打ち3段位の認定会、全道各地から約60名の方が挑戦しました。 前日の練習から上手くいかず落ち込んでいた人や、夜眠れなかった人たちが次の日には、泣いても笑っても40分の時間内で日ごろの練習成果を出し切りました。 審査結果を聞いた後はまさに泣き笑い、抱き合って喜ぶ者、ひっそり会場を後にする者、人間模様が映し出されました。 合格した日から新たな試練が始まるのを忘れないように。
もう一つは入居者さんのOさんの話です。 16日85歳の誕生日を私や教え子、ホームの人たちと祝い、お礼の挨拶もしっかり行い無事に終了した翌日、緊急入院をすることになりました。 硬膜下血腫、丁度一年前の誕生日翌日にも緊急入院をしたのです。 私たちもキツネにつままれた気持ちです。 今朝ご家族から経過連絡がありましたが、脳の出血は止まったようですが、内臓の機能が良くないとの話で予断を許しません。 一年前の様に笑って帰ってきてもら居たのです。 泣きはいりません。
15の春
昨日は公立高校の合格発表。 前の日に中学卒業のお祝いをして家族みんなで卒業を喜び、次の日に希望校に入学でおめでとうと行きたいところですが、中にはそうもいかない事もあります。 さてその時親は周りの人はどう対処すれば良いのかほとほと迷います。
天国から地獄へまっさかさまです。 これも人生と割り切る事が出来れば良いのですが、こういう事は若くても年をとっても同じで精神的ダメージが大きいものです。 明日は新得でそば打ち段位認定会があります。 これからお手伝いに行きますが、そこでもドラマが生まれます。 合格率およそ6割、そこそこの難関です。
定年後の方や70代の方も結構多くそれに挑戦すると言うだけでも拍手を送りたいほどですが、結果は○か×かしかありません。
人生は常に挑戦です。 いついかなる場所でも、「常在学場」一度や二度の挫折は当たり前と、言いたいのですが、人生の先輩には言えません。 自分で春を引き寄せなければなりません。
果たして春の女神は微笑むのでしょうか?
外部評価
昨日は1年ぶりの外部評価を受けました。 後で私のグループホームに対する通信簿と言うか、査定がどのように公表されるか少々気になるところです。 外部評価団体は以前にも受けた、ところですがその時と入居者さんの顔ぶれがほとんど変わっていない事を喜んでくれました。 昼食の際もお年寄りたちの顔を見て、世間話をしながら、食べる姿は一家団欒そのものの様な気がしました。
ご家族からの声も聞かせていただき、嬉しい反面きちんと襟を正さなければならない話も伺い、気を引き締めたいと思います。
いろいろ言われる外部評価ですが、私は実施した方が良いと思っています。 いまグループホームは多くの問題を抱えています。
時には独りよがりの介護になる事もあります。 その様なときのチェック機関としての外部評価は立った方が良いのです。 もっと言えば遠慮せずにあら捜しをして、どんどん意見を言ってもらいたいぐらいです。 でも通信簿を開くドキドキ感は年をとっても嫌なものです。
地震
昨晩の地震気が付きましたか? ホームで仕事中の私はすぐわかりました。 職員に聞くとポカ~ンとしています。 テレビで地震速報が入りやっと信用してくれました。 その後の地震も妻は分かりませんでした。 何と鈍感な人間の多い事か・・・。
どれほどの地震が来れば、緊急避難の体制が取れるやら少々心配になってきました。 1回目の地震は夕食が終わり、片付けも終わりかけていたから良かったものの、食事の支度中で熱い鍋がひっくり返ったのならば大事でした。 この地域は大きな地震が来ないと言う安心感が心のスキを作っているようです。 昨晩の地震は、3.11の地震の様に横に大きく揺れるものでしたから、しばらく頭が揺れている様で気持ちが悪かったです。 と同時に大きな津波が来るのではないかと心配しましたが、大事に至りませんでした。
「常在地震」常に地震が起こる事を認識していなければなりませんし、いつどこで起こるかも予想が付きません。 日頃の準備を怠らないようにします。
わかさぎの佃煮
先日、頂き物をしたお返しに、何か良いものはないかと思案していました。 なかなか良いものが浮かびません。 金に糸目を付けなければ何でもあるのですが、それでも手に入らないものもあります。 まず思いついたのが、藻琴の寒シジミですがなかなか手に入らない上お値段が高い、次に女満別のシジミですが、冬は取っていない。 そこでワカサギのイカダ焼の佃煮が酒の肴にもなり良いという事で網走まで買いに行きましたが売っていない。
聞くと手間がかかる割に儲けがない。 結局、普通のワカサギの佃煮にしたのですが、お値段がそこそこ良い、ワカサギなど高級魚ではないと思っていた認識の甘さがありました。 人に物を送るという事の難しさと、郷土の特産物と言われてもピンとこないもので、我が町のお土産はこれだと言うものが欲しいです。
ところで、ワカサギの佃煮久々に食べてみるとこれが美味い。 バッタやイナゴの佃煮を名産品とするなら、ワカサギの佃煮の方がよっぽどおしゃれな食べ物だと思いませんか。