記事一覧

無常

2020.05.25

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 先週からホームでは静かにフミエさんの看取りが行われています。 毎日様子を見守っていますが、日に日に厳しい状態になっています。 フミエさんは平成18年に入居され、ホーム古参の一人です。 2週間前まではそこそこ元気だったですが、坂を転げ降りる状態です。 そんな時、瀬戸内寂聴さんのテレビを見ました。 震災の被災地でご法話する内容を聞いたとき、この世は「無常」なんだと言われ、素直にうなずく事が出来ました。 要は、毎日同じ様な生活を送ってはいるが、同じ日は一つもないと言う事が「無常」です。 朝に生まれ夕方に亡くなるは無常の極みです。 ですから職員には何ら特別な事はせず、いつも通りに声を掛け見守る様にと指示をしています。 今は娘さんが付き添い残り少ない母娘の時間を過ごしてもらっています。 一番バタバタしそうなのは私の様です。 ですから、これから銀行など用事を済ませてきます。 お釈迦様が本当に「無常」と言う教えを説いたか分かりませんが、たまたま偶然が重なりこの言葉を聞けたことに感謝します。 月曜日から暗い話でスミマセン。

高校生受難

2020.05.22

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 全国の高校三年生たちにとって今年は受難の年になりましたね。 春・夏の甲子園が中止、高校総体も中止、吹奏楽も中止。 まあ、高校生だけでなく小学生も大学生も大人も状況は変わりません。 と言うより、スポーツに限らずありとあらゆる大会やイベントが軒並み中止宣言です。 ただ、夏の甲子園だけは少しだけ皆の思い入れが違います。 ですから、この日のために寝食を忘れて取り組んできた子供達の落胆する姿をテレビで見ると、胸が苦しくなります。 本人たちの努力は勿論ですが、その夢を叶えるために支えてきた家族や友人指導者の思いが宙に浮いてしまいました。 いろんな大人が励ましの言葉を送りますが、1㎜も子供達の耳には入っていないでしょう。 それほど強い思いを刷り込まれてきたのですから、簡単に割り切れるはずがありません。 この悔しさを何にぶつけるか、いや何で解消するかです。 大人なら酒でも飲んでふてくされるのも有りでしょうが、未成年はそうはいきません。 これからが、本当の指導者の腕の見せ所です。 因みに、福井で行われる、2020素人そば打ち全国大会も中止となりました。 日本一を決める、我々にとっての甲子園的な大会です。 やるせない!

賭けマージャン

2020.05.21

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 公務員の定年を延長する法案がすったもんだの末、見送られましたね。 優秀な公務員の定年を延長し、活躍してもらうと言う趣旨の法律が出来ても良しでしょう。 しかし、政権におもねる人を都合よく使うための法律は如何なものです。 その火中の人が賭けマージャンをしていたとのニュースで火だるま状態になりました。ニュースを聞いた私もなんのこっちゃと呆れています。 こんな人のために、長い時間と国会議員の給料を使った事に腹立たしくなりませんか。 ロコナに隠れてと言うか、ドサクサに紛れて無理を通そうとする姿勢に国民が声をあげ、阻止できたのは価値があります。 なーんか、ちょっと前の韓国の法務大臣任命のゴタゴタが頭に浮かびました。 一説には、賭けマージャンの記事が出る事を察知した政府が、法案を急遽取り下げたとも言います。 一緒に卓を囲んでいたのが一流新聞の記者だと言う事も分かり、マスコミとのズブズブの関係にも呆れるところです。 また、日本の検察が笑われる事になりました。 こんな事でこの難局を乗り切れるのでしょうか。 やはり、黒川と言う人の腹の中は、ドス黒かったと言う事でしたね。 

危険手当

2020.05.20

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 今取りざたされている危険手当の話です。 医療従事者には危険手当を支給する動きが出ていますが、介護現場にはもようやくその様な話が出てきました。 危険手当と言うものがある以上、私は出すべきだと考えます。 現状では医療と介護の現場職員に対して危険手当を付けるのは真っ当な話で誰も異は唱えないでしょう。
 患者さんに接した事で、何日も家に帰れなかったりする方は大勢いるようです。 その方たちの生活をしっかり保障してあげなければな入らないのですが、スピード感がありません。 危険手当と言われてすぐ思いつくのが自衛隊の海外派遣です。 被災地の支援もそうでしょう。 中には公共料金の取りたてに行く職員や市民に対応する窓口職員にも危険手当がつくところもあります。 危険と思えば何でも付けるのなら、この度は間違いなく付けるべきです。
問題は金額です。 スズメの涙では話になりません。 手厚い保障を考えて欲しいものです。 それと、医療介護従事者家族に対するフォローです。 いわれなき中傷を受けているケースをニュースで知り、唖然としています。 今こそ、税金を正しく使って欲しいと思っているのは私だけではないはずです。

信頼関係

2020.05.19

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 毎日のコロナ情報の垂れ流し、中でも一番腹立たしいのは、茨戸アカシアハイツのニュースです。 職員入居者87人が感染し11人のお年寄りが命を落としました。 母体は社会福祉法人、医療系ではなく、不動産屋さんが始めたものです。 ですから、介護職員が必死で頑張っているにも関わらず、その親玉が姿を見せないのは納得しました。 ここに来て亡くなったご家族から不信感を持たれるコメントが出てきました。 それまでは、介護職員は家族の様にお年寄りを面倒見てくれたと感謝を述べていましたが、その信頼関係が揺らぎ始めました。 この件はアカシアハイツだけの問題ではありませ。 行政の指示に従って介護していながら、今は犯罪者的な扱いに変わりつつあります。 介護に携わっている者として、黙ってはいられません。 札幌市も責任逃れを決め込みました。 保健所も逃げるでしょう。 マスコミはここぞとほじくります。 家族も現場に対する理解が足らない様に思えます。 ここは、職員を守ってやるくらいの気持ちにならないものでしょうか。 命の選別をしたのは行政でしょう。 現場介護職員があまりにも可哀想ですし、将来、介護職など誰もならないでしょう。 亡くなった方よりも生き残った介護職員の心の傷が深い事を分かって下さい。 

気のゆるみ

2020.05.18

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 自粛解除が出され、先週末人々は久しぶりに外の空気を思いっきり吸い込んだ事でしょう。 中には羽目を外して吸い込んだ人もいるようで、お国からは気のゆるみが、二週間後に第二波として現れると、節度ある行動を促しています。 そんな注意も馬耳東風。
誰も聞く耳を持たないでしょう。 複雑なのは観光地です。 今まで散々観光に来てくださいとPRしておいて、自粛解除で出かけて行ったら、今度は迷惑だと言われた日にゃ二度と行くものかと言う気になります。 他県ナンバーの車を見ては嫌がらせをするなど、今まででは考えられない事が起こっています。 確かにコンビニに違うナンバーの車が駐車していると、一瞬その車を覗きこみます。
 これこそが、疑心暗鬼なのでしょう。 自粛を解除した以上、第二波は覚悟しなければなりません。 防ぐことが出来ず、目に見えない波なので、何処で被りズブ濡れになるか分かりません。 国民皆がソーシャルディスタンスを守ってくれる事を信じる他ありません。 入居者家族から、そろそろ顔が見たいと言われるようになりました。 ガラス越しに会せるか、玄関で先で会せるか、悩ましいところです。 

便乗値上げ

2020.05.15

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 年明けから、医療・介護用品の品不足が続きそれに伴う便乗値上げが半端ないですね。 一番はマスク、一箱50枚で500円ほどの物が10倍の値段になり、アルコール消毒液も普段はボトル1本5~600円の物がこれまた10倍で販売されていました。 それでも、品物が出てくれば高くてもあっと言う間に即完売です。 マスクは少しお安くなる気配ですが、それもいつまでか分かりません。 まだ、品物があるのは良い方でしょう。 ハンドソープなどは未だに店頭に並びませんし、買えてもお一人様1本では話になりません。 お笑いなのは、詰め替え用洗剤を購入出来ても、それを入れるボトルが無いと言うのですから、話になりません。 自粛解除と言われ、新しい行動規範が示されましたが、それにはこの手の品物がいつでも簡単に、しかも安価に手に入る事が不可欠です。 北海道で有難いのはガソリン・灯油の値下がりです。 5月でも今日は10℃程にしかなりません。 寒がりの高齢者にとってはどんどん灯油を焚いて温たまり、あとは特別定額給付金が振り込まれるのを、指折り数えてまちましょう。 そして美味しい物を食べ、一時、コロナの事は忘れる事です。 そのためにも便乗値上げに目を光らせましょう。

宣言解除

2020.05.14

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 本日、39県が国が出した緊急事態宣言解除する事になり、経済活動が始まります。 残念ながら北海道は今しばらく自粛生活を強いられそうですが、知事は振興局単位で判断すると言っており、北海道でも少しづつ経済活動が始まります。 じゃあ、オホーツクはと言うと、今しばらく時間がかかりそうです。 また、経済活動を再開しても良いと言われても、不安と疑心暗鬼で商売に身が入らないでしょう。 昨日行われた商工会の役員会議でもいろんな話が出ました。 中でも、ゴールデンウイーク中の自粛の影響は大きく、お盆を前に店を閉める決断をするところが出そうです。 私自身、自粛解除と言われても、いますぐ何処かに行こうなどとは思いませんし、食事をするにしても躊躇します。 自粛が長引いた事と新たな行動規範が出来た事が、足かせになっている様に思えます。 お花見のシーズンです。 外で焼き肉ジンギスカンが食べたいのですが、ご近所の目が気になります。 自粛警察を名乗る者が、勝手にネットにアップし批判されるのもイヤです。 「赤信号、皆で渡れば怖くない」じゃないですが、誰かが思い切ってこの殻を破らなければ経済活動は再開しないでしょう。 

マスクバブル

2020.05.13

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 つい最近まで手に入らなかったマスクがネット上でも出回り、それに合わせて価格も2千円台となり、ピーク時の1/3になりました。 果してマスクバブルは弾けたのでしょうか? テレビの解説を聞くと、値段が下がりつつあるのは事実です。 と言うのも、マスクで一儲けを企んだ輩が値段を吊り上げていたのですが在庫がだぶつき、中国でのコロナも一息つきマスクがあまりだし、次のバブルを企んだ輩との駆け引きが今後続く模様です。 それはそれで嬉しいのですが、問題はマスクの品質です。 中には疑わしい物も有り、値段につられ現品を確認せず購入するのは危険です。 でも、中国ですから、品質保証のマークの偽造などはお安いもので、中国製品の何を信じて購入するか頭の痛いところです。 国内では、手作りマスクが流行り、おまけにファッショナブルで洗えるとくれば、少々お高くてもそちらを選択する人が増えています。 ただ、夏にマスクは辛いものがありますが、これか今後のスタンダードなので仕方ないでしょう。 ホームも知人の紹介でマスクを手に入れる事が出来、職員やその家族に配りました。 しかしながら、いつまた手に入らなくなるか分かりません。 備えよ常にです。 
 

命の選別

2020.05.12

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 北海道のコロナ罹患者数が思ったほど減りませんね。 発病の中心は札幌近郊ですが、オホーツク管内も遠軽で罹患者の数が減らないのがイヤですね。 それと同時に、一日の死者数が二ケタになる勢いです。 考えてみれば、亡くなるのは圧倒的に高齢者です。
 当たり前と言えばそれまでですが、意図的に命の選別が行われているのではないかと思いたくなります。 例えば、人口心肺装置が1台しかなく必要とする人が、90歳と60歳の二人であれば、医者は体力のある60歳を選択するでしょう。 その選択、分からなくはありませんが、高齢者介護施設の職員にとっては辛いものがあります。 特に高齢者施設で起きたクラスターで、多くの罹患者を出した施設の職員の精神的重圧を想像しただけでも息苦しくなります。 同じ命でありながら選別に掛けられる現実に介護職員は納得できないでしょう。 医療と介護、似て非なるものを実感します。 
医療の現状が分かり、我がホームでコロナが発生したなら、生き残るお年寄りの可能性は低いものと覚悟しなければなりません。 そんな決断をする日が来ない様、今、出来る事を確実にやるだけです。 札幌の介護職員の皆さん、頑張って下さい!

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