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事情聴取

2010.01.12

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 昨日話、入居者Hさんは朝から知合いのSさんの家に行ってくると身支度をしている。 しかしここ何年もSさんの家には行った事もないのだが、Hさんの記憶の中にはSさん宅は、お茶を飲み世間話をする気の置けない場所の一つで、なんとしても行きたくなったのでしょう。 私が車に乗せSさん宅まで送り、事情を説明して帰りには迎えに来るので電話をくれる様頼んできたのですが、なかなか電話が来ないことからSさん宅に行くと、とっくに帰ったと言う。 すぐにホームに連絡をし、職員と『踊る大捜査線』の開始である。 まず、自宅に行くと来た跡はあるが、そこにはいない。 夕方の15:00時頭はパニック寸前。 その時、Sさん宅からHさんが家に戻ってきたとの電話、Sさん宅に行くと何も無かったようにお茶を飲んでいる。 私を見るとSさんに挨拶をしてすまなそうに車に乗り込むHさん、これで無事一件落着。 今朝のHさんは昨日の事など微塵も覚えていない状態でお気に入りのイスで寝ている。 後で事情聴取に応えてくれくると、嬉しいのですが。