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町民健康講演会

2013.10.04

 昨晩は町民健康講演会と題して、講師に埼玉医科大学国際医療センター上部消化器外科教授、櫻本信一先生の胃がんの今昔の話を聞かせて頂きました。 町長の挨拶に、美幌町の一年間の平均死亡人数は228人、トップは肺がんとの話でした。 その事は講師のデーターでも明らかで、癌の死亡率のトップは肺がんでした。 男性は肺がん・胃がんと続き、女性は大腸がん乳がんが死亡率の高い物でした。 胃がんの話では、その診断基準や手術の方法がガイドライン化され、外科医では誰もがガイドラインに沿って画一的な手術が完成されていました。 中でも櫻本先生は腹腔鏡手術のエキスパートで、国内でも一目置かれている存在、その術式はDVDで見ても信じられないほどのものでした。 我が父も十数年前胃がんの摘出手術を行いましたが、その時父は腹腔鏡手術を望みましたが、当時はまだ出来る人が少なく、開腹手術で行いました。 日本の医学のレベルは世界的にも高いと言われていますし、術後の管理も素晴らしく、胃がんで死ぬ事はないと思えるほどでした。 そう、ピロリ菌の除去も胃がんを防止する一手だそうです。