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行方不明者巷談

2016.02.02

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 今朝も寒かった。 空気が顔に突き刺さり、冷たいを通り越し痛かった。 先週の運営推進会議で、町内の男性高齢者が行方不明になった話が出ました。 行方不明になられた方は同じ町内会で、家は私の家から直線で100mもありません。 自分の家の周り、班内の方の素性は分かりますが、道路一本外れると、何処にどんな人が住んでいるか分からないのが現実です。 今回のケースは独居でお隣には妹夫婦が住んでいて、何かと面倒を看ていたと言います。  また、町内会長も自主的に夕方になると、独居者の家の周りをパトロールしていたのですが、思わぬ事件となりました。 本人は軽度認知症の自覚はなく、車の運転を日常的にしていると言うケースは少なくありません。 家族ご近所も違和感や危険を感じていませんでした。 見つかったのは北見のガソリンスタンドと言います。 確実に一晩は車の中で過ごしています。 この厳冬期の中、凍死しなかったのはエンジンをかけていたからでしょうが、運が良かったとしか言いようがありません。 高齢者から車を取り上げる妙案はなかなかみつかりません。 笑い話のうちは良いのですが。