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ピカソ展

2016.02.22

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 週末留守にしており書くことが出来ませんでした。 正直、先週はテレビを付けると介護殺人の話題ばかりで、ウンザリでした。
 今週は格調高く?ピカソ展の話です。 網走市民美術館では、今ピカソ展が開催されています。 ピカソの名前は誰でも一度は耳にしたことがあるはずです。 流行りもの好きの私は、早速見てきました。 油絵ではなく素描・版画の部類です。 ピカソの絵を見るとその難解さに驚くと同時に、これくらいなら俺でも描けるとか、うちの孫の絵の方がもっと上手に描くとか言いたくなります。 でもよく見ると何かが違うのです。 一本の線であっても、何の迷いも無く描けているのです。 恋人の女性など、体の線がこれでもかと言うほど、デフォルメされて描かれていますが、目と鼻の位置はバラバラです。 芸術家の目にはそう見えるのでしょう。 彼は生涯、1万3千点の作品を残しています。 素描などは、一日一枚のペースで描いています。 一度脳にスイッチが入ると、そのスイッチが切れるまで、昼夜を問わず描き続けたのだでしょう。 それくらい才能に恵まれていたと言う事です。 私生活でも3回結婚しています。 何かの拍子にスイッチが入ってしまうのでしょう。 拝観は無料です。 冥途の土産話に如何でしょう。