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平安の秘仏

2016.11.08

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 先月東京に行った際、立ち寄ったところがあります。 そこは上野にある、東京国立博物館です。 そこでは、平安の秘仏展が行われており見てきました。 滋賀、櫟野寺(らくやじ)の大観音とみほとけたちが特別展示されていました。 そこには総高5m、門外不出の十一面観音様が鎮座していました。 他にも櫟野寺にある、平安の木造秘仏が鎮座していましたが、十一面観音様は別格のものでした。 そのお姿、特にお顔は慈愛に満ちており思わず手お合わせたくなりました。 手を合わせると、決まってあれやこれやと願い事をするのは、心が貧しいからにほかなりません。 でも、手を合わすとなんでも願い事を聞いてくれそうなお顔をしているのです。
 東京国立博物館では、常設展示と特別展示があり、常設の方には平安時代の巻物や衣装・刀諸々が展示してあり、北海道ではお目にかかれないものばかりです。 上野公園には他にも東京都美術館・国立博物館・上野の森美術館・国立西洋美術館があります。 広場では、東京芸術大学の学際も行われていたり、あちらこちらで大道芸が行われおり、ちょっとしたアミューズメントパーク状態でした。 芸術の秋を、一足早く満喫してきました。