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陥没復旧

2016.11.12

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 福岡で起きた陥没事故の復旧工事が、話題になっています。 14日には交通が再開できると言いますから、驚くほかありません。
 事故が起きた後の対応が早い。 特殊資材や重機を確保し、協力企業をかき集め24時間体制で稼働させることが出来るのは、さすがスーパーゼネコン大成です。 他国では決して出来ない事です。  陥没事故に備えたマニュアルがあるのでしょうか。 あいた穴はすぐ埋める、簡単な話ですが、そう簡単な物ではありません。 水中でも固まる特殊なコンクリートなど、知らない人も大勢いるはずです。 まず、道路を仮復旧させ、事態を鎮静化させている間に、原因を追究し、それから、トンネル班と道路班が各々、本格復旧工事に取り掛かる。 そのためには、全国から大成の職員や系列会社の人物が集まる事でしょう。 話では地下鉄開業時期が遅れるとの話もありますが、きっちり工期を守り予定通り引き渡すに違いありません。 世界トップ企業としてのネームバリューを守るためには、人や金を惜しむことなくつぎ込む姿勢には拍手です。 でも、この損害額は、1億や2億では済まない事でしょう。 東京オリンピックで取り戻してください。