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江戸東京博物館

2017.08.09

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 国技館の隣に、江戸東京博物館と言う建物があります。 国技館よりはるかに巨大な建物に家族連れがどんどん飲み込まれていくので、田舎者の私はついて行きました。 その中には、江戸時代から現代に至るまでの東京の庶民の暮らしが展示してありました。 テレビで紹介されていたのを思い出し、入館料を払い中に入ると、これが実に面白く勉強になり、時間のたつのも忘れてしまうほどでした。 大きな建物の中に江戸時代が再現されていました。 陳列品も膨大なので、ボランティアの案内人が居ますが、私一人に付いてもらうのは恐縮なので、一人で気の向くままにぶらぶらしてみました。 まずは、日本橋を渡り江戸時代にタイムスリップです。 江戸城の再現や、武家屋敷、庶民の長屋暮らしがジオラマになっており、ちょんまげ姿の蝋人形が今にも動き出しそうでした。 特に気に入ったのは、屋台のすし屋や二八そば屋の屋台を再現した処です。 いなり寿司の様な握りは、今のすし屋とは少々違います。
 現代ブースにある、東京大空襲の写真と映像は見るべきです。 B29から投下される焼夷弾の映像と焼け焦げた人の山には言葉を失います。 江戸東京博物館はタイムカプセルでした。