記事一覧

事件か事故か

2017.08.22

ファイル 2269-1.jpg

 岐阜の老人介護施設で、3週間余りで3人が亡くなり、2人が入院していると言う悲しいニュースが流れた事はご存知でしょう。 またかの一言で聞き流されてしまいますが、介護現場の信頼と介護職員の信用は益々失墜していきます。 関わっていた30代の男性職員は退職させられ、関与を否定していますが今後の検証で事件か事故かはっきりするでしょう。 新聞の記事だけでは判断できませんが、事故とも事件ともはっきりしないグレー状態です。 介護の現場はいろんな問題を含んでいます。 給与の問題、人手不足による長時間労働、明るい先行きは見えません。 田舎の町程その問題は深刻です。 そんな疲弊した環境で働くと心と体に問題が起こるのは明らかです。 ただそのはけ口が、お年寄りと言うのは許される事でありません。 昨年、障がい者施設を襲った人間は問題外としても、その危険性は無くなるどころか、大きくなっている事は確かです。 やはり、質の良い外国人労働者を確保する方向になっていくのではないかと思われます。 この風潮が、伝染病の様に広がっていくのではないかと心配するのと、お国の監視が厳しくなるのではないかと危惧しています。