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23年目

2018.01.17

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 阪神・淡路大震災から今日で23年目です。 新聞記事を読むと、死者6434名、行方不明者3名、負傷者4万3792人、全半壊住宅が25万棟、32万人が避難し、被害総額10兆円と書いてありました。 二年前神戸に行きましたが、その様な傷跡は微塵も感じませんでした。
 西宮の繁華街は若者たちで溢れ、賑わっていました。 倒壊した高速道路、焼け野原となった商店街はどこに行ったのやらです。 しかし、被災者家族の傷は未だに癒されていないのも現実です。
年々震災の記憶が薄れていく事を悪いとは思いません。 人間にとって忘れる事も大事な事です。 ただその区切りをいつ付けるかが問題です。 その点、東日本大震災はそうは行きません。 復興などと言う言葉、ほど遠い状況が続いています。 支援する人々もそろそろ疲れが見え始めました。 地理的な問題もありますが、若い人がいないと言うのが最大の問題です。 戦争難民を東北で受け入れても良いと思うのですが、如何なものでしょう。 近頃、北海道も地震情報が続いています。 一刻も早く、AIを活用した地震予知が出来る様になってもらいたいものです。 1・17の次は3・11です。 心静かに手を合わせて、今日に生きている事に感謝です。