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三面記事

2018.02.02

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 朝刊の一面は昨日の施設火災の記事で埋め尽くされていました。昨晩のニュースでは、リポーターが現地に乗り込んで実況放送をしてるさなかに消防車が駆けつけ、再度消火にあたる映像が流れ、完全に鎮火していないのが分かりました。 ニュースでは施設責任者が、声を絞りながらの答弁は痛々しく、建物から助けを呼ぶ声が聞こえていたとの証言は、余りに生々しいものでした。 それに加え、亡くなった方の知人がその人となりを話す姿や、近所の食堂の店主の話などを聞くと、関係者皆の無念が感じられました。 以前にはテレビ局が取材に入り、その頃の生活状況や部屋の内部映像を見ましたが、整然としており事故が起こる気配は感じられませんでした。 火災の原因はまだ分かりませんが、悪い条件が揃っていた様です。 道内にはこの様な施設がまだあると言います。 間違いなく必要な施設ですが、この事で法律の網がかかってしまうのは間違いありません。 上野辺りでは、段ボールを抱え路上生活をしている人を良く見かけます。 東京でも今年の冬は厳しいはずです。
 その様な人たちのより所がこんな事になるのは、忸怩(じくじ)たる思いと、行政のふがいなさに腹立たしくなりました。