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ブロイラー受難

2023.04.04

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 鳥インフルエンザの猛威が止まりませんね。 胆振管内の養鶏場は不安とパニックで、戦々恐々としている事でしょう。 ちょうどシベリアへ帰る渡り鳥たちが、ウトナイ湖で羽を休めています。
 その鳥たちが原因とは言いませんが、ウイルスと言う見えないものを予防するのは、大変な事です。 我々は単純にタマゴが手に入りにくくなるとか、焼き鳥が食べられなくなるなどとのんきな事を言っていますが、ニワトリの有難みを切実に感じています。 世界の科学者が鳥に効く鳥インフルの予防薬の研究をしていると言いますが、変異が早すぎるのか実現は、まだまだ先の話の様です。 
 今後、卵焼き、焼き鳥は高級食材になり、庶民の口には入らなくなるのは、夢の話でも無い様に思えます。 ではと、勝手に心配しています。 それにしてもニワトリの命は安いものです。 一羽死んだら、その養鶏場に居るすべてのニワトリを24時間以内に否応なしに、殺処分しなければならないと決められているのです。 
 ニワトリが先か?タマゴが先か?などとのんきな話をしている場合ではなく、ひよこの奪い合いも始まりました。 ほんと、ニワトリに人類はいかにお世話になっている事か・・・。 今後、卵を食べるときは、いつも以上に頂きますの手を合わせ感謝ましょう。