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新得そば博中止

2016.09.07

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 10号台風の傷跡は深く、未だその傷が癒えていません。 それどころか、予定していたイベントも中止に追い込まれています。
 今月24・25日に予定していた、新得そば博についても、昨日実行委員会が開かれ正式に中止を決断しました。 本当に残念な事です。 私が所属する、全十勝手打蕎麦推進協議会が、3年の歳月をかけ準備してきたイベントです。 もっと言えば、そば博を開催し全国のそば仲間が新得に集い、新そばを提供するのは、代表を始め全十勝の悲願でもありました。 同じく新得町にとっても、そば博を起爆剤に、全国に新得の名前を覚えてもらい、メジャーデビューするチャンスでもありました。 しかしながら、台風の被害状況を冷静に判断すると、町長を始めとする実行委員会も苦渋の決断だっと思われます。 今後は、中止になった事で後始末に奔走する事になります。 北海道は冬の大雪で痛い思いをした事は数ありますが、まさか台風で痛い思いをするとは・・・。 私も後始末があります。 両親・妹夫婦、そして我妻たちが、そば博を楽しみにしており、新そばを食べ十勝川温泉で宿泊する予定でしたが、それもキャンセルしなければなりません。 誠に、恨めしや~です。 
 

川渡り

2016.09.06

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 網走の男子高校生二人が、網走川を渡ろうとして溺れたニュースはご存知でしょう。 一人は死亡、もう一人はいまだに発見されておらず、捜索が続いています。 事件・事故が起きた時に思うのはあの時なぜ・どうしてそう言う行動になってしまったのかと言う後悔です。 本人はもとより、一緒に行動していた誰もがその行動に疑問を持たなかったところは、まだ子供だったと言う事です。
 みんなで手を繋いで、対岸にたどり着けば、レジェンドになると思ったのでしょうか。 世間を騒がせ、多くの人に心配迷惑をかけてしまった事で、レジェンドになってしまいました。 もし、私が高校生に戻ったとしても、この様な行動はしません。 魔がさしたと言えばそれまでですが、その場の集団心理と言うか、勢いと言うか、ノリで起こした行動ですが、その代償はあまりにも大きなものとなってしまいました。 幕末の志士、吉田松陰がこう言っています。「過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ」人間は誰でも過ちを犯すが、二度と同じ過ちを犯さない様に自分を律する事が出来るのもまた人間である。 関係者の心に大きな傷を残すくらい、大きな教訓を残した事故です。

H28幌加内新そば祭り

2016.09.05

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 週末は幌加内新そば祭りのお手伝いに行ってきました。 毎年の事ながら、ワクワクする気持ちが抑えられません。 まるで小学生が遠足、運動会の日を待ち望むのと同じかもしれません。 決して宿泊環境の良い町ではありません。 そば仲間は地域の公民館に泊り、雑魚寝です。 さすがにご婦人たちは別室ですが、トイレは一緒、夕食は焼き肉でキャンプ状態です。 明かりをつければ虫がいっぱい寄ってきます。 何匹か虫を食べたかもしれません。 蚊も多く、蚊取り線香を焚いて寝ます。 朝は3時に車のクラクションで起こされ、食事も摂らずにそば打ちに励みます。 還暦を過ぎた男女が、こんな過酷な条件でも喜々としてそばを打っているのですから、ほとんど病気です。 今年は、台風被害のせいでしょうか、初日は例年よりも人数が少ない様に感じました。 日曜日はお天気に恵まれ、客足も伸びた様です。 私がお手伝いしているお店も賑わっていました。 一番賑わっているのは、やはり幌加内高校のブースです。 お客さんがとぐろを巻いて待っています。 新そばも食べました。 美味しかったです。 歌謡ショーには、さくらまやちゃんが来てました。 テレビと同じ、むっちりしてました。  

気象予想図

2016.09.02

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 台風12号が発生し、北上しています。 昨日までの予想図では九州から朝鮮半島に抜けると思っていたら、今朝の予想図では90度曲がって日本海から北海道に向かうようになっているのに、気持ちが滅入りました。 このままで行くと、週末には12号の影響を受ける事になりそうです。 9/11日は、我が町の公社が主催する、収穫祭があります。 そこで、新そばのお披露目と言う運びになっていましたが、お天気同様怪しい雲行きです。 決定的にダメなことは、10号台風の影響で、新そばが手に入らないと言う事になりました。
 恨めしい限りです。 なぜ、12号台風は朝鮮半島に上陸しないのか。 私のお気に入り、TBSの井田予報しの解説を聞くと納得するところです。 大陸の低気圧の勢力が強いのとシベリアからの高気圧が弱すぎるせいです。 台風の進路も、中・韓・朝の勢力と同じく、日本を苦しめるのかと、訳の分からぬ腹立たしさを感じます。
 日本国民が一斉に、西の方向に息を吹きかければ、台風の進路が変わると思いませんか。 非現実なをしました。 今日は午後から、幌加内に向かいます。 幌加内新そば祭りのお手伝いです。 夕方の天気予報で、台風の進路が変わる事を祈りましょう。 

台風去って

2016.09.01

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 台風10号の爪あとの凄まじさに驚いています。 特に新得町の被害映像がテレビに映し出され、少なからずショックを受けているそば関係者が居ます。 今週末は幌加内の新そば祭り、そして9/24・25日は新得町で新そば祭りが開かれ、我々そば打ち人が所属する全麺協が主催する「そば博」も同時開催され、その時に4段位の認定試験が行われる予定でしたが、どうも雲行きが怪しくなりました。 現在、孤立しているのは新得だけではなく、十勝地方が孤立しています。 道路の大小にかかわらず、ところどころ寸断され身動きが取れないと言います。 特に大動脈の国道・高速道路の通行止めとが、痛手です。 十勝のそば打ち仲間は、今週末に幌加内新そば祭りに大勢が参加する予定でした。 今日、どれぐらい状況が回復するかがカギとなります。 その後の、新得新そば祭りが2週間ほどで開催される事になるのか。 一年がかりで準備してきたことなので、何としても行いたいのですが、微妙な話です。 話は変わって、岩手のグループホームでは9名の方が犠牲となりました。 なぜ・どうしてとの思いがあります。 行政の対応の遅れが厳しく指摘されるでしょうが、他人事ではないとつくづく思いました。  

スポーツ合宿

2016.08.31

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 この時期、涼しい北海道でスポーツ合宿をする、実業団や大学が増えています。 各町村もその誘致に力を入れ、来る東京オリンピックに向け国内はもとより外国にもオラが町の環境・施設の良さをアピールしているところです。 我が町は、ラグビーの誘致が盛んで、神戸製鋼やNECなどが合宿に来て、お金を落としてくれます。 ところが、こんな問題も起こっています。 それは食事です。 彼らの体格は並みのものではありません。 おのずと食べる量も半端ではありません。 ホテルや旅館はこの時期観光客の受け入れを優先し、合宿まで手が回りません。 そこで、町内の飲食店に食事の依頼をするのですが、ある大学の柔道部の合宿では、朝昼晩と毎回18キロご飯を炊くと言います。 そんな設備を持っているところはなく、何軒かで分担するにも限界があります。 ご飯でこの状態ですから、おかずまでもなると重労働です。 相撲取りの様に、ちゃんこ番が居てちゃんこ鍋を作るのなら良いのですが、そうはいきません。 各町村にとって、絶好のチャンスのはずが、思わぬピンチとなっています。 来て頂くなら、食事制限のあるスポーツにしてい頂くと、ありがたいと従業員は言っていました。

台風10号

2016.08.30

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 今朝のテレビは何処も台風10号の話で持ちきりです。 どの台風も迷惑千万なのですが、今回の10号程迷惑なものはありません。
 台風観測始まって以来のひねくれ者です。 当初は九州と台湾の間をかすめて中国を直撃すると喜んでいたのですが、まさかブーメランのように戻ってくるとは、お釈迦さまでも予想できなかったでしょう。 台風と言えば、沖縄・九州と思っていましたが、今後は東北・北海道が台風の通り道になるのではないかと心配です。 おまけに収穫間近の、農家にとっては悔しい限りです。 冬に爆弾低気圧の連荘に襲われ、秋に台風の三連荘ではお天気頼りの商売はたまったものではありません。 今回は東北地方の直撃を免れず、その勢力も衰えていませんから、収穫前の農産物に大きな被害が出る事は避けられないでしょう。 特に果物農家は神様・仏様に手を合わせているはずです。 先週お裾分けで頂いた福島の桃は大変美味しくまた、私の大好きなリンゴの産地、青森の事も気になります。 技術大国日本と言えども、自然の力には勝てないと言うところに歯がゆさを感じます。 せめて、ふじりんごの収穫だけは減らないように、個人的に祈っています。

京都人の密かな楽しみ

2016.08.29

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 好きなテレビ番組の話です。 NHKBSで不定期に放送されている、京都人の密かな楽しみという番組です。 常盤貴子が主演しています。 ご覧になった方もおられるでしょう。 日本人なら一生に一度は行って見たい京都。 私も修学旅行でしか行ったことがありません。 行けば必ず、こんな町で暮らしてみたいと言う気持ちになります。 そんな京都と京都人の知られざる実態が、面白く描かれています。 特に常盤貴子の京言葉が心地良い。 彼女は横浜生まれですが、小学校時代神戸に住んでおり関西弁、京言葉はお手の物です。 ドラマは短編仕上げで、その都度完結しますがなかなかの力作です。 京都人の伝統を守る話や、本音を言わない人間模様観れば納得のドラマです。 今後の展開は、主人公の腹違いの弟扮する雲水が、どうなっていくのか楽しみです。 武田カオリが歌う挿入歌、京都慕情も心地良いものです。 あのドラマを観る度に京都に行きたくなるのは、私だけではないはずです。 でも、京都に行って、ビジネスホテルに泊まり、コンビニ弁当を食べる様では意味がありません。 東京ディズニーランドに行くのと、京都に行に行くのとはちょっと違うとこの歳になると思います。

親はつらいよ

2016.08.27

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 芸能界では、子供が不祥事を起こすと親がお詫びの記者会見をします。 親である以上、製造責任があるので、記者会見を行うのは致し方ないように思えますが、これってしなければならない事かと思いませんか。 芸能人は、スポンサーや仕事関係者が多く存在しているのでその方たちへは当然お詫びと、経過説明はしなければなりませんが、公共の電波を通して日本国民に謝る必要はないと思います。 16歳の少年が殺害されましたが、加害者の親が謝罪会見をしていますか。 事件の内容も分からい今、彼女の口から何を聞き出したいのか分かりません。 いつもの事ながら、マスコミが裁判官や警察気取りで、聴視率稼ぎにくだらない質問をしています。 
 母親に息子の性癖を聞いたり、するのは愚の骨頂、マスコミはしばらくはこの事件で金儲けをする腹積もりです。 それにしても出来の悪い息子である事は間違いありません。 我が子の事には、親は弱い者です。 特に母親はそうでしょう。 その母親を泣かせた、息子は今後どう生きていくのか。 我が家にもドラ息子が一人います。 昨日友人の結婚式が有り、水戸から帰ってきました。  開口一番、会社辞めたから。 何ともトホホな話です。 

爪あと

2016.08.26

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 昨日は今回の台風で甚大な被害を受けた常呂町に行ってきました。 お仲間のグループホームに新玉ねぎを持って、お見舞いです。 常呂のグループホームは堤防の近くにあり、周りは漁師の高級住宅ばかり建っています。 今まで遊びに行っても気にも留めないでいたのですが、ホームから堤防まで50m程、しかも堤防の高さは地盤から8m程ありました。 堤防が決壊すれば、建物は木っ端みじんでした。 避難した時は、堤防のてっぺんからー1.5mまで水が来ていたと言いますから、まさに危機一髪です。 23日に全員無事に帰宅し安堵していました。 帰り道は被害の一番ひどい所を通ってきましたが、見慣れた景色が一変していました。 普通の年なら、畑は緑色しているのですが川と畑の区別がつきません。 川幅も普段の何倍にもなっていました。 中には、畑の土が流され、砂利だらけの処も多くありました。 玉ねぎがひと塊になって居たり、ジャガイモ畑が冠水していたりと農家にとってはいくら補償金を貰っても、農業を続ける気力も流された様に思えます。 泣きたい気持ちを抑え、畑の水をポンプで汲みだしていました。 天災には逆らえませんが、あまりにも大きな爪あとを残しました。

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