近頃、高速道路の逆走事故のニュースをよく耳にしませんか。 ドライブレコーダーも普及し、事故の瞬間をテレビで見ると思わず身を避けようとしてしまいます。 逆走をするのは高齢の男性ドライバー、そして認知症が疑われると言います。 佐賀の事件では当事者は88歳「どこから来たのか、どこに行こうとしていたのか」分からにと話しています。 幸い大事故にはなりませんでした。 また、大阪では77歳の男性が大阪から鹿児島まで行くつもりが逆走し、5人の死傷者が出ています。 男性は元大型観光バスの運転手で07年にアルツハイマー型認知症と診断されています。 取り調べに、運転中に自分がどこを走っているか、頭がぼうっとしていまったと話しています。 運転好きが認知症になると、こうなるケースが多く、高齢者から運転免許証を取り上げるのに家族は相当苦労しています。 特に認知症初期の混乱期にこの話を持ち出すと、修羅場と化すことがあります。 高齢ドライバーの免許更新には、高いハードルが必要と考えますが、北海道では病院や食料買出しに車は欠かせません。 実に悩ましい問題です。
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逆走事故
秘湯
週末は所属蕎麦会の新年会と総会があり、新得町の秘境トムラウシ温泉に行ってきました。 新得駅から1時間30分、これでもかと言うほどの山の中です。 元々は東大雪国民宿舎と名称がありますが、新得町が貰い受け、第三セクターで運営しています。 売りは当然温泉です。 駐車場の一角に源泉が湧いており、会員の中には卵を買い込み、温泉卵を作って宴会の席で振る舞っていました。 茹でるのにコツがあるようですが、半熟で美味しかったです。 もちろん温泉の効能も良く、湯治客が道内各地から訪れていました。 私が朝食を一緒に取ったご夫婦は札幌からJR出来たと言っていました。 なぜ、こんな山の中に温泉があるのかと言うと、昔新得は林業が盛んで、町内に製材所が十数件あったそうです。 営林署の出先や木材を輸送するのにJRの職員も大勢いたと言います。 トムラウシ温泉には3軒ほどの宿もあったと言いますから、その賑わいが想像できます。 新得の街より、トムラウシの方が夜になると賑やかだったと言います。 他にも色々な歴史があり、1時間半はあっという間でした。 一風呂浴びてみては如何ですか。
節目
阪神淡路大震災から20年の節目です。 被災者の皆さんにとっては、悲しみを抱えたままの20年だったと思います。 10年ひと昔と言いますから、20年めとなるとその記憶も風化するのではないかと心配しますが、今日は各地で追悼式が行われ、思いを新たにする日です。 昨年私は、生まれて初めて神戸に行ってきました。 三宮の町並みでは、震災の傷跡を容易に見つける事はできませんでした。 元々、おしゃれな観光地ですから、若い女性や中国人観光客が多く、その賑やかさが震災の傷跡を隠しているのかもしれません。 3月になると東日本大震災が取り上げられ、神戸の復興とダブらせますが、ほど遠いものを感じます。 20年経っても神戸の様な姿には戻らないでしょう。 これが都会と地方の差と言うものです。 この現実は、復興に期待をかける人たちのモチベーションに大きく関わると思います。 たかが20年、されど20年です。 今日は6千余の人が犠牲になった事実を思い起こし、静かに手を合わせると同時に、大きな地震が起きないと事を祈ります。
不届き者
スーパーの商品に爪楊枝を入れたり、パンの袋を破ったり、コンビニからジュースを万引きする姿を撮影し、それを動画にながして自慢げに警察をあざ笑う19歳の少年。 現在保護観察中と言う立場にありながら、この様な所業に至る精神状態が私には理解できません。 親に対する反抗か、世間を拗ねているのか、警察相手に鬼ごっこをしているように思えます。 悪知恵はあるらしく、捕まっても、少年だからさほど重い罪にはならないとうそぶいていますが、この様な不届き者には相当以上のお灸を据えないと、世間様に示しがつきません。 本人はちょっとしたテロリスト気分で行動しているようにも見えます。 このままにして置くと、調子に乗りもっとエスカレートした行動をとるでしょう。 やはり、少年法の見直しは急務でしょう。 また、万引きを犯罪と思っていない人間も多く、名称を変えたり刑罰も重くする要望が事業主から出ています。 あまり法の力を振りかざすのは、賛成しませんが、こいつは別物です。 第二第三の不届き者が出てくるのではないかと、心配します。
人手不足
企業の人手不足が深刻です。 介護の現場はもちろんですが、ありとあらゆる職種で人手不足だと、嘆きの声が出ています。 この状況はますます深刻になっていくでしょう。 昨日のNHKでは、物流業界の人手不足を放送していました。 品物の行き来が便利になった反面、ドライバーと車両が確保できない。 原因はドライバーの高齢化と低賃金、ちょっと前まではガソリン高騰も一因でした。 それが要因で廃業した中小の運送業者が沢山います。 物流は人に例えると分かりやすいかもしれません。 血管が道路、血液が物流、そう考えると人間の栄養を運ぶ血液が止まると人は死ぬ、物流が止まると過疎地の人々の生命が危うくなると言う事です。 高齢になり心臓が弱るの同じ、高齢化社会で物流も弱っていると言う事です。 病気が小さなうちは手術で治りますが、人手不足と言う病気に打つ手が遅れ、手術をする時期を逃したような気がします。 後は延命治療でどれだけ持つか? 果して、安倍さんは日本を救うブラックジャックなのか?、それともただのヤブ医者なのか? どちらにしても日本国が死なれては困ります。
テロ撲滅
フランスで起きたテロ事件で、フランス国民の団結力と言うか、すべての自由に対し、それを阻むものには一致団結して戦うと言う姿勢は、凄いなあ~と思うのと、移民に対して寛大なフランスで起きた事は、皮肉な話です。 自由に移民をさせ、その恩をあだで返すこの所業は許されるものではありません。 いかに寛容なフランス人でも、堪忍袋の緒が切れてしまいました。 ヨーロッパの人々は戦って自由を手に入れてきた歴史があります。 今回の件でフランスはテロに対して宣戦布告をしました。 日本も国際社会の一員として、いずれ何らかの形で手を貸すことになるでしょう。
となれば、安倍さんの考えてる、憲法改正し集団的自衛権の整備に拍車がかかるのではないかと心配します。 対岸の火事ではありますが、すでにその火の粉は降りかかっています。 新年早々、厄介な事に巻き込まれそうです。 いっそ映画の、ランボーの様な男を、イスラム国に送り、壊滅させてくれると有難いのですが、手が足らないのなら、日本からは松岡修造を送ります。
巨人ドラ1
新聞に掲載されていた、巨人軍のドラフト選手のポンコツぶりに驚いたというか、笑っちゃいました。 新人教育で渡された資料の漢字が読めないに始まり、巨人軍の創始者正力松太郎の正力(しょうりき)を「せいりき」と呼んだところで、講師からカミナリが落ちました。 何日か前に資料が渡され、予習しておくようにと言われていたのにサボった様です。 社会人としての心構えとが出来ていないと言うか、巨人軍に入団できたという事で、舞い上がっていたのかもしれませんが、さすがに、巨人軍に入り、正力が読めないのはいかがなものです。 昔は、野球に限らずスポーツバカと呼ばれる人は少なくありませんでした。 入学試験で自分の名前が書ければOKと言う学校があったし、授業中は寝ていて、カバンの中には弁当だけ、部活命の生徒がいっぱいいました。 近頃は、文武両道を掲げ、成績の悪い者は部活に参加させない指導者もいるくらいです。 新年早々、大目玉を食らい、気が引き締まった事でしょう。
年を取り、妻に怒られた事を忘れる様になった、私にとっては羨ましい話です。
異物混入
正月早々、マクドナルドに始まった日本の食品の安全神話が崩壊です。 毎日次から次と出てくる事、ビニール・プラスチック・金属・虫・入歯あと何が考えられます。 以前騒がれた食品偽装は確信犯で意図があって行われましたが、異物混入に関しては不可抗力の処があります。 今は金属探知機やレーザーで感知できるはずで、それができなかった事が問題です。 ただ、虫はどうでしょう。 蓋をあけてウジ虫が湧いていても、文句を言って交換するか、返金してもらうかぐらいしかないでしょう。 有害物質が入っていて健康被害を受け、製造会社の謝罪の仕方が悪ければそれはネット公表されても仕方ありません。 いつからか、日本人は世界一綺麗好きな人種になりました。 私が子供の頃は落としたものを、拾って食べる事に何の抵抗もありませんでしたし、土が付いたら、洗えばOK。 今はやりの「熟成」と言う言葉、厳密にいえば管理して腐らしている物を美味しいと食べているではありませんか。
後は感情論、お金を貰って解決したのでは、ゴロツキのする事、心に異物が入っているなら、救いようがありません。
草太郎
室蘭の親戚が手土産に持ってくるのは、決まって「わかさいも」でした。 仏壇にお供えした後も、誰も手を伸ばさず、しばらくそのままだったのを記憶しています。 もう一つ室蘭には「草太郎」というヨモギ饅頭があり、私はそれが大のお気に入りで、ホームのお土産などに良く買ってきたものです。 その草太郎が年明け早々倒産したニュースは少し驚きました。 ヨモギの香りがとても良く、粒あんも甘さ控えめで、一度に二・三個食べるくらいでした。 その結果が、この体型です。 もう草太郎が思う存分に食べられないのは、残念です。 室蘭以外、札幌にも店舗を構え、順調な経営をしていたと思っていたのですが、見かけによらない者です。 品揃えは草太郎以外これと言って、パットしたものはありませんでした。 新商品の開発をした様子もなく、草太郎一本で生き残るのは無理があります。 わかさいもだってそれだけでは、ありません。 経営戦略の間違えです。 ビニールを破り、二つに割ると思いっきり香るヨモギの香りが、忘れられません。 何とか復活してくれるのを祈ります。
初セリ
今年初めての大間マグロの初セリ価格は、な・な・なんとたったの451万円、一ケタ違うのではないかと、目をこすって見てしまいました。 2年前が1億5千万、去年が736万、そして今年が451万の大暴落です。 こんな値段では、船のガソリン代にもならないのではないかと思います。 マグロバブルがはじけてしまった様です。
今まで競争相手だった、中国人資本が手を引いた結果だという説もありますが、これが適正価格と言う事でしょうか。 我々も漁師もテレビ局に煽られ、マグロの値段に大きな期待をかけたところがあります。 これで、年末のマグロ漁師のドキュメントが観られなくなるのではないかと心配です。 すしざんまいの社長にも一言、「正月の縁起物なのだから、ケチケチせずもっと高く買えよ!」と一言。 1億5千万のマグロを普段通りのお値段で提供してくれるから、すしざんまいの太っ腹に拍手を送るであって、451万のマグロなら、タダで振る舞うぐらいのきっぷの良さが欲しかった。 マグロはスーパーの冷凍が一番、大間の本マグロを食べたいなどと言うと、また、1億円のマグロが現れるのでご注意を・・・。