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バター不足

2014.11.14

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 我が家の朝食に、バターは欠かせません。 ところがこのバターがスーパーから姿を消しているのだそうです。 あったとしても、高級品のバターで、3割もお高い品物です。 なぜ、バターが不足しているのか、いろいろ問題点が浮かんできました。 まず、乳製品の中でバターは余った牛乳で作られるという事です。 一時テレビで牛乳を畑に捨てる映像がありましたが、今は酪農家も経営が厳しくその数は減少の一途です。 ここで乳価の話です。 交渉で決まるのですが、1キロ90円で生乳を売るのだそうです。 500mmの水より安いのです。 高いエサを食べさせ、手間をかけても、これじゃ酪農家はやる気を失い、肉牛の方に切り替えます。 もう一つ、昨年の猛暑で多くの牛が乳房炎を発症しそれを治すのに、抗生物質を使いそれが消えるのに約一年近くかかるという事です。 今は慢性的な牛乳不足に陥っています。 じゃあ、輸入すればという事になりますが、そのさじ加減が難しく、在庫が残れば、生産調整という事になり、酪農家を苦しめます。 これにTPPが絡むともっと複雑な話になります。 クリスマスケーキに影響がでます。

相対的貧困

2014.11.13

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 日本国の子供たちの6人に一人が、貧困にあえいでいると言う報告がありました。 貧困?日本の話?と耳を疑いたくなりますが、話を聞くとなるほどと理解できます。 貧困と言って、まず頭に浮かぶのはアフリカ諸国です。 テレビに映し出される、着る物も食べ物も無くて、泣き叫ぶ子供達の姿です。 日本人の貧困はそれではなく、教育の話で、子供達が学習塾や習いものに通うお金が無いのを、「相対的貧困」と言い、先の数字がそれです。 近頃の子供が学習塾に通うのは当たり前で、その他にも習いものを掛け持ちしています。 しかし、それらにかける費用を捻出できる家庭が少なくなり、習いものを辞めていくと、子供や親たちの間で、あの家は貧乏だからという事になるのだそうです。 子供心にも、うちは貧乏だから、私立ではなく公立に行くという事になり、仲間外れになってしまうのです。 分かる様で分からない話です。 都会の話と言ってしまえばそれまでですが、教育の格差が広がっているのは事実です。 塾に通えない=貧乏=仲間外れ、変な社会にしたのも日本の教育が貧困だからだと私は思います。 

解散風

2014.11.12

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 木枯らしが吹くこの時期、永田町では解散風が吹くと言ううわさが広がっています。 特にマスコミは安倍首相のAPEX報告より、解散するのかしないのかに質問は集中しました。 当然、安倍首相は腹の内を明かすはずもなく、憶測が憶測を生んで広がり続けます。 代議士先生達も、あわてて臨戦態勢に入りました。 選挙道具のレンタル屋も突然の儲け話に、大わらわです。 解散総選挙でかかる経費は、600億から700億とも言われています。 年末の忘年会と合わせて、日本のGNPを少しは押し上げる事でしょう。 では、解散するとして大義名分は「消費増税の先送りを国民に問う」と言うのが、多くの解説者の言い分でしたが、そんなバカ話で、国民の血税を使うなと、小声で言いたくなります。 解散風は本当に吹くかどうかはまったく分かりませんが、今後に控える憲法改正、集団的自衛権の行使容認、原発再開等の布石だと言われると、なるほどと納得する事も出来ます。 果たして、安倍首相が、オオカミ中年にならなけば良いのですが・・・。 

多重介護

2014.11.11

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 皆さんが、「多重」と言う言葉で思い出す事はなんでしょう。 「多重事故」「多重債務」「多重人格」などの言葉が浮かびますが、昨晩のNHKクローズアップ現代で出て来た言葉は、「多重介護」です。 ちょっと前は、老々介護なんて言葉がありましたが、テレビでは、一人が複数の家族の介護を行っている姿が紹介されました。 例として、子供一人が両親の介護をする、自分の両親のほか配偶者の両親計4人の介護、妻が夫の介護+二両親の計5人の介護をする多重介護の実態、背筋がゾーッとしました。 介護地獄です。 介護者本人が潰れてしまうのは目に見えています。 体力的、経済的にも限界が来ているのは明らかでした。 後半ではその様な方々を支援するプログラムも紹介されましたが、焼け石に水どころか泥縄状態です。 来年から介護制度が変わります。 要支援1・2は保険者である自治体が請け負いますが、その準備は完全ではありません。 子供の世話にはなりたくないと言いながら、長生きをした事で、子供達に世話をかける。 少子高齢化で起こる、長寿社会の矛盾が明らかになっても、次の一手が見つかりません。

フィギアスケート

2014.11.10

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 土曜日のフィギュアスケート中国大会を見ましたか。 羽生選手と中国選手がぶつかった瞬間、あっ!やりやがったな! 私ならこの時点で、自衛隊にミサイル発射命令です。 スポーツ新聞の中には「中国選手の羽生潰し」などと言う見出しがあるほどです。   偶然起きた事故とは言え、ベストの状態で演技をしてもらい、逆転優勝すると言う筋書きを、テレビの前の日本人は皆期待して観ていました。 しかし、その筋書きは流血した羽生選手あの表情を見たとたん、ぶ飛びました。 野球でも外野手同士がぶつかった時は、大事故になり選手生命が絶たれる事もあります。 驚いたのは、協会は日本からチームドクターを同行させていなかったと言うのは、協会の怠慢です。 あと、サイドリポーターの松岡修造は、テンションが上がりすぎてうるさく、思わず「しゃべるな!」と言いたくなりました。 テレビの前の皆さんも思ったはずです。   羽生選手が満足な演技ではありませんでしたが、最後まで諦めずに滑った姿は、感動ものでした。 テレビの前の子供達には、ちょっと早い、クリスマスプレゼントになったでしょうか。
  

立冬

2014.11.07

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 今日は立冬。 冬本番に突入です。 いつ大雪が降っても構わないのですが、ここの処の天候では冬の気配は感じられません。 今年の冬は暖冬になってほしいと、道民すべてが思っているはずです。 特に高齢者の方々にとっては、暖冬かそうでないかは、死活問題だと思います。 少ない年金で灯油を購入するために、食事代を削る様な事が、現実の話としてあります。 灯油泥棒の活躍も、ニュースで聞かれるます。 近頃では、ガソリンの価格が多少安くなり、灯油も安くなったと言いますが、昨年の同時期に比べると10円お高いとか、アベノミクスで円安がこのまま進むと、原油輸入価格が上がり、北電は再・再値上げするのではないかと心配です。 ですから、消費者もこれからは北電だけに頼らない、民間のお安い電気を購入する方向になるのでしょう。 あちらこちらで、ソーラー発電を行っていますが、その実態は良く分かりません。  あの電気を、地元優先に回してくれると嬉しいのですが、容量が足らないとか、送電設備が不十分だとか、何とも歯がゆい話です。 やはり、天を仰ぎ神頼みするしかないのでしょうか。 

H26文化祭

2014.11.06

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 文化の薫る秋です。 小学校・幼稚園の学芸会を始め、老人クラブの芸能発表といたるところで、日頃の成果を発表しています。  ホームのお年寄り達の力作も、毎年びほろ町の文化祭で発表しています。 今年のメインは草月流もビックリの活花風アートです。 職員の一人に、この手の才能の持ち主がおり、その人中心にお年寄り達に小物を作ってもらいました。 出来栄えは、写真を見てのとおりです。 私的には、他の展示品を圧倒していると、自画自賛です。 と言うか、物が大きくて、となりの展示スペースにかかりそうでした。 他のホームも力作を展示していますが、製作の苦労がうかがえます。 我がホームのお年寄り達も、手先の動きが悪くなり一苦労も、二苦労もしています。 何もせず、のんびり一日を過ごしたいと、お年寄り達は思っているはずなのですが、そうは職員が許しません。 お年寄りが、作品を作るのは、強制労働か罰ゲームの様にも思えます。 もっと言えば、高齢者虐待だと言われそうです。 そう言われても、やり続けます。 それを指示する私は、ヒットラーの様な存在だと皆思ってくれて結構です。

サントリー山崎

2014.11.05

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 先週、視察研修のバスの中で、知り合いの酒店を経営している方との世間話で、50万円するウヰスキーがあるとの話で盛り上がりました。 ・・で、今朝の新聞に、サントリー山崎のシングルモルト・シェリーカスク・2013が100点満点中97.5点を取り世界一となったとの記事があり、この話かと納得しました。 物づくり日本の技術が本場スコットランドのウヰスキーを超えたのです。 時同じく、NHKのマッサンの話とも重なり、焼酎・ワインに押されてきたウヰスキーがブームになるのではないかと思われます。 ウヰスキーと言えば、トリスから始まります。 次にだるま=オールド、リザーブ、ロイヤル、山崎となり、山崎などめったに口にする事など出来ない品物でした。 通の人は、ウヰスキーはニッカと言っていましたが、サントリーはもともと商売が上手なので、ニッカは苦戦続きでした。 味もニッカよりサントリーの方がまろやかだったと記憶しています。 近頃は、安焼酎がもっぱらで、ウヰスキーの記憶がかすれています。 これで、マッサンも草葉の陰で、大いに喜んでいるはずです。 

北海道新幹線

2014.11.04

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 北海道新幹線の準備が着々と進んでいます。 函館・札幌は歓迎ムードですが、本当に北海道に新幹線は必要だと皆さんは思いますか? 私的には???。 将来北海道の重荷になるのではないかと心配です。 これからはいちゃもんです。 まず、函館?北斗?に出来る「駅」、ニュースで観ると田んぼの真ん中に巨大な建物が建っていますが、あんなところで誰が乗降するのでしょうか?
 キツネやクマが乗るわけではあるまいし、不思議です。 次に車両。 きれいな緑色で乗ってみたくなります。 でも、10両も必要だと思いますか。 一車両20列4人掛けとして、80人×10両で800人、よしんば、400人が毎回プラス、春夏秋冬ですよ。 私はありえないと思います。 例えが悪いですが、石北線夕方17:30のオホーツク札幌から乗り、最終網走まで乗っているのが良くて20人、4両編成です。 皆お安い都市間バスの利用です。 観光客が毎日のように押しかけてくるのは夢の話です。 自分たちの孫子に大きな「借金」と言うプレゼントするのではないかと、心配しています。 言いたいことはまだありますが、止めときます。

草野仁

2014.11.03

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 今日はブログお休みの日ですが、土曜日当麻に行かなければならず、その分を書きます。 ・・で話は、先週聞いた草野仁さんの講演会で感じた事です。 彼は元NHKのアナウンサー、話をするのが商売ですが、その緻密な話にさすがと感心しました。 まず、話の構成、講演のお題は「いつもチャレンジ精神で」と銘打ち、NHKの下ずみ時代の話、技術職を望んだのにアナウンサーになった事、バラエティー番組の構成、そして数々のエピソードを、1時間30分の中に綺麗にまとめる話術は、流石としか言いようがありません。
 多くの場数を踏み、秒単位で原稿を読む訓練の賜物でもあります。 ただ、話を聞いてもらうのではなく、エピソードごとに笑いもしっかり取る、すべてが計算されていました。 行き当たりばったりではこうは行きません。 後半の黒柳徹子とのエピソードが演題と重なり、彼女の年に関係なくあらゆるものに挑戦しする姿を紹介する事で、彼の言わんとすることが、しっかり記憶に残りました。 御年72歳で体を鍛え、張りのある声で聴衆を魅了しました。
 残念なのは、聞く側のマナーの悪さでした。 

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