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矜持

2009.08.14

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 矜持(きょうじ)と言う言葉を最近良く目にしたり、聞いたりします。 矜持とは、『自分の能力に誇りと自信を持つこと』とあります。 じゃあプロフェショナルということ事かと思うと『専門家』と言う事で、ピント来ません。 ただ、自分達はご家族からお金を頂いて、大切なお年寄りの命を預かっているのだからアマチュアであってはいけなく、認知症の事、介護の事、家族の悩みの相談色々な事を勉強し、せめてセミプロぐらいにはならなければと思っていますが、そう簡単にいかないのがこの世の中です。
 しかし、9/19日(土)AM10:00からJAきたみらい端野地区事務所(旧端野農協)の大ホールで、NHK[プロフェッショナル仕事の流儀」に出演された、福岡県大牟田市 GHふぁみりえ ホーム長大谷るみ子さんを迎えて、市民開放講座を開催します。 認知症介護のプロの仕事ぶりについて勉強します。 多くの方の参加をお願いします。 いつの日か自分も認知症介護についての『矜持』を身に付けたいものです。 

甲子園

2009.08.13

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 夏の甲子園高校野球が開幕し、今年も色々なドラマが起こるでしょう。 北海道は2校のうち1校は姿を消しましたが、札幌第一には是非一勝して頂きたい。 団体スポーツはやはりチームプレーがいかに大事かを教えてくれます。 ずば抜けた選手が一人いただけでは、全国制覇は出来きず消えていくのです。 昨日の花巻東ー長崎日大の試合もその一つの様な気がします。 MAX151キロの球を投げれても3ホームラン一時はこれで終わりかと思いましたが勝ち残りました。 結局チームメイトに助けられ結果オーライ。
 いつも言いますが、介護の仕事もチームワーク、最近のうちの職員はビッグプレーはないが小さなファインプレーがあります。
 要は、気付きの話です。 夕方発熱があれば日勤者が速やかに対応し、状況を夜勤者につなぎ朝には早出が対応し平熱に戻っている。 この様なチームプレーの積み重ねが、本人や家族からの信頼に繋がるものと思っています。 でも何処の高校が全国一になるのかは興味があります。

真夏日

2009.08.12

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 今年は真夏日なんて言葉を使う日が来ないのではないかと思っていましたが、ここ4~5日は真夏日になりましたが、農家にとっては焼け石に水状態だと昨日秋大根の種を買いに農協に行くと職員と農家の人が話していました。 確かに朝6時ぐらいの空気は秋を感じさせ、近所のもみじの葉も赤くなりつつあります。 また、それとは逆に農家の畑に緑肥用のひまわりが満開に咲き今が一番良い時です。 今年は天気が悪いこともあって空の雲が色んな表情を見せてくれますが、ひまわりの「黄色」空の「青色」雲の「白色」このコントラストは最高です。 ゆっくり季節の移ろいを感じている暇はないのですが、ほんの少しのことで四季が感じれる事を感謝します。 これから秋大根種を植える準備に畑に行ってきます。 昨年は2000本でしたが、今年は3000本植える予定です。 今から収穫が楽しみです。  

北海道の七夕

2009.08.11

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 8/7は北海道の七夕です。 今年も色々なお願い事をお年寄と書きました。 「美味いものをいっぱい食べたい」「健康で長生きしたい」「病気にならないように」「お金持ちになりますように」これは職員の短冊ですが、私も「皆さんが元気で長生きが出来ます様に」と書きました。 神様、仏様を信じお願い事をするというのは素朴でなんとも心温まるものです。 人は悩みや困りごとがあると神仏に手を合わせたり、絵馬などに思いを書いて奉納する事で不安や心配を取り去ってもらい心安らかにしていたのでしょう。 最近一部の若者の間では神仏に手を合わせるのではなく、覚せい剤に手を染めて不安や悩みを解決している様です。 結果、全てを失い、美味しいものも、健康も、長生きも出来ずに人生終わってしまうのでしょう。 嫌な話はやめて、七夕の夜入居者さんと花火をしました。 皆子供のようにはしゃぎ楽しそうでした。 私は子供の頃火遊びをすると「おねしょう」?をすると言われましたが、とんと記憶がありません。 皆さんはどうでしたか・・・。

ハチ「約束の犬」

2009.08.10

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 観たいと思っていた映画がありそれは「ハチ」でした。 ハンカチ、ティシュと用意万端で一人で観てきました。 男子たるもの人前で涙なんか見せるものではないと心に誓いましたが、子犬のハチを観たとたんに、目がうるうる後半は鼻水まで出る始末。 一宿一飯の恩義とはいえ、ハチのけなげさには人として見習うものがあります。 近頃の人間の非道は自分で買ってきたペットを意図も簡単に保健所に連れて行き殺傷処分してくださいと置いていくというのだそうです。 生き物の命をなんとも思わない人間が増えてきていることは確かです。「犬畜生」にも劣る行為と言いますが「犬」に失礼です。 私の施設にも犬の「はな」がいますが、お年寄と触れ合う姿は本当に心和みますが、私とはなの間に強い信頼関係が築かれているかは疑問です。 アメリカの景色に秋田犬は似合わないと思っていたら、はなはアメリカンコッカースパニエル偏見でした。 少し違和感のする映画ですが、観てはいかがでしょうきっとリチャード・ギアが私にダブって見えることでしょう。 ハンカチ、ティシュを忘れずに・・・。
 

裁判員制度

2009.08.08

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 裁判員制度が始まり、一般人が裁判に参加し犯罪人に対して量刑を決めました。 アメリカの映画では良くこの様なシーンが見られましたが、それはほとんど無実の人を救うという設定で見ている自分は「そうだ・良かった」と納得したものでしたが、自分が陪審員に指名されたら冷静に判断できるだろうかと考えます。 普通の人は被害者側に立ってその事件を判断していくと思います。 加害者側に立って「あいつは殺されても仕方ない」と思う人は稀でしょう
 今回は懲役16年ほぼ検察の求刑通りでしたが、一般人に死刑判決が出せるでしょうか。 自分がその立場で凶悪犯に死刑判決を出して世間は納得しても、自分の中で本当にそれで良かったのかと問い続けるでしょう。 自分は死刑には反対です。 理由は色々有りますが・・・。 その代り量刑を重くするのは賛成で懲役100年とか一生強制労働させるとかです。  ただ、この度の『酒井法子』の事件でもし陪審員になったとしたら、迷わず「無罪」とは言えないし『有罪』とも言えない。 皆さんはどっち。
 

姉妹仁義

2009.08.07

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 北島三郎の歌で兄弟仁義という歌が会いました。 「親の血を引く兄弟よりも、かたい契りの義兄弟・・・」私のGHの中でもその様な光景が見られます。 千代子さん明治43年の99歳、コエヨさん大正4年の94歳見ず知らずの二人がここで出会い、いつの間にか友達以上の仲良しになりました。 いつも二人で長いすに腰掛テレビを見て、お話しをしその時は一枚のブラケットが二人の膝にかけられています。 二日前、千代子さんが体調を崩し入院、心配するコエヨさん、看護師から入院がが長引くから薬を持ってきて欲しいと言われ持って行くと、千代子さんすこぶる元気体調も良くなったから帰りたいと言う、私はなんのこっちゃ・・・? 結局、昨日夕方退院千代子さんの顔を見に行くと、二人並んで談笑中私が声をかけると心配をかけましたと言い、コエヨさんは目を細めて大笑い。 昨日は七夕、短冊に皆の健康と長寿を書きました。 大事に成らないで本当に良かった、ちなみに二人の膝にはやっぱりブラケットがかかっていました。

JR格差

2009.08.06

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 地域格差という言葉がありますが、JRにも地域格差があることに今回気がつきました。 普段美幌~札幌間をオホーツク号で行くのですが、この度は釧路~札幌をスーパーおおぞらの乗っていきましたが、まずスピードが速い、シートが良くお尻が痛くない、キャビンアテンダントがいる、おまけに列車案内は日本語の後に若い女性の声で「レディスアンドジェントルメン」という思わずシートベルトをしなければと言う気になりました。 距離も料金もさほどかわらないのですが、あまりにも格差がありました。 いつになったらオホーツクにもこの様な列車が走るのでしょうか。 良い事も一つありました、友人の長男がオホーツクの列車の車掌をしていました。 父親は2年前に亡くなり、葬儀のときJRに就職が決まっているとの話しでしたがここで会えるとは思いませんでした。 切符を確認しに来た時に学生時代の話しをしましたが、彼は近々に本社に戻るとの事でした。 彼は大学出のキャリアですから、これからのJR北海道を担う人材に成る事でしょう。 余計な昔話をしてJRの地域格差解消の話をするのを忘れてしまいました。   

出張してきます。

2009.08.04

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 今、朝5:20これから札幌に出張してきます。 とは言うものまず釧路に行きそこからJRで札幌です。 釧路からJRに乗るのは生まれて初めてです。 ゆっくりノロッコ号と言う訳けにはいきませんが、何か新しい発見、気付があればうれしいのですが・・・。
 お土産話を楽しみにしていてください。

バーンアウト

2009.08.03

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 心のバランスが非常に悪い。 はっきりしない天気のせいだろうか、考えると先週1週間で人間の『喜怒哀楽』全てがありました。
 喜ー父の誕生会、怒ー人間関係、哀ー葬式2件、楽ー夏祭り中でも「怒」の部分がうまく消化できず、胸に鉛を飲み込んだ様な感じです。 「怒」をごまかしていると「虚しさ」が広がり次第に「無気力」になり、今は「無口」の状態です。 口を開き言葉を発するとその言葉に責任が生じたり実行が伴います。 ですから今は必要な事以外は話なしたくない気持ちです。 ここしばらくの間でこのような気持ちになることは自分でも珍しい事です。 気持ちの切り替えが必要です。 この無気力感が「バーンアウト」につながるのだろうと思います。 言い経験が出来ました。 明日から会議で札幌です、うまく切り替えの糸口が見つかればいいのですが・・・。

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