昨日の続きです。 午後からは基調講演、ディスカッションと参加しましたが、両方の話になんとなく違和感を覚えた人がいるのではないかと思います。 基調講演では、雇用の創出の手段として『ビジネス手法で解決』と釧路大学長の話でしたが、確かに介護・福祉の世界は人手不足ではありますが、失業者に社会福祉の教育をさせて、福祉現場に派遣し雇用の安定をはかるというのは、今までの社会福祉の考えではなかった事だと思います。 社会福祉は自己犠牲やボランティア精神で行うもので、福祉にビジネスの話などもっての他と思っているはずです。 実際、福祉は社会福祉法人とか社会福祉協議会とかNPOの公の認可を頂いた組織が行うもので、営利を目的とした組織が社会福祉に携わると、福祉を食い物にしていると言い出しそうな気がします。 介護の世界ではその様な不正がありましたから、余計考えてしまいます。 今回のセミナーで福祉に対する考え方の転換期になるのではないかと思います。
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地域密着型福祉全国セミナーinくしろ
表題のセミナーに参加してきました。 その中のに分科会が6つあり、自分達が参加した分化会は地域食堂です。 今高齢化や核家族化が進み、地域住民同士の係わり合いが希薄になり、特に一人ぼっちで食事を取る高齢者が増えている現実があります。 美幌にもその様な高齢者が集まり低料金で食事を提供する場所がありましたが、色んな事情で今は閉鎖しています。 私はその様な場所をまた再会したいと思っています。 その場合自分一人では到底出来ませんので、今回どの様な人々が係わって運営しているのかを勉強させていただきました。 幸いな事に道東ブロック会長の佐々木さんが関与している事で、ノウハウを知ることが出来ました。 実際に食事もしてきましたが、さんまご飯がとても美味しく、たらふく食べコーヒー付で320円はお安い。 地域の高齢者、子供連れの若夫婦などが集まり、話をしながらの昼食は美味しいご飯を引き立てる隠し味の様な物でした。 地域食堂やってみたいです。 さんまご飯・さんまのつみれ汁・デザート・もやしのナムル・ごま油のキャベツの浅付け、ごちそう様でした。
ドラフト
ドラフト会議が終わりました。菊池君が津軽海峡を渡って北海道に来ることを夢見ていたのは私だけではないでしょう。 ドラフトで思い出すのが清原・桑田の話です。 TVで何回も放送しますが見ていても辛いものがありますが、それをバネにして清原は成長したと誰もが思っているでしょう。 でも実際は良いチームメイトに恵まれたから腐らずやれたと思います。 意に沿わず入った球団でチームメイトから相手にもされなければ清原はつぶされてしまい立派な成績は残せなかった事でしょう。 昨日午前中に職員面接を行い採用を決めました。 決め手は履歴書にホームの理念を書いてきたことでした今まで理念に共感してなどと書いてきた娘はいませんでした。 石ころかダイヤモンドかはチームメイトと指導者かかっていると思います。 大事に育てたいと思います。
『くじ』でひと一人の人生が決まると言うのは、ドラマチックで切ないものです。
ブーメラン
国会の論戦が始まり、感情を抑えながらも言い争う姿は子供の喧嘩の様ににも見えます。 野党になった自民党が総理の所信声明について問いただしても、こんな日本に誰がしたとブーメランのように反論が帰ってくる、返す言葉もないでしょう。 どちらかというと佐々木小次郎のツバメ返しで、切り捨てられる浪人の様な気がします。 これから50年間の政治・政策の総括が始まり無駄を見つけて本当に必要な政策に予算をつけて実行していただきたいと思います。 個人的な恨み・怨念だけで政策を変換し行っては欲しくないものです。 谷垣自民党総裁も何を言っても勝てない立場なのだから、子供の喧嘩の様に半泣きしなが、最後にお前の母さんデベソとかいって逃げ帰れば私は大きな拍手を送ります。 是非やって存在感を見せてください。
三面記事
北海道出身 34歳 女性が昨日からTVを賑わせています。 結婚詐欺?殺人?・・・てな事はどうでもよく、私が許せないのはこの様な人間が「介護ヘルパー」をしていたと言うことです。 訪問介護をしながら、お年寄りの懐のお金をねらい搾取したというのが許せません。 ヘルパーの仕事にやりがいを感じ、頑張っているいる人に失礼な話です。 ただ、この手の話は地方の田舎でもある話なのです。 つい魔がさしてとか生活が苦しくてなんて言い訳をしていますが許される事ではありません。 「衣食足りて、礼節を知る」ということわざありますが、日本人は衣食は足りているのですが、礼節の教育が足らないようです。 今年の研修で接遇マナーを行いましたが、足らないので来年もやりたたいと思っています。
もう一人、酒井法子が裁判で介護の仕事がしたいとか言っていますが、罪を犯した償いに介護の仕事がしたい、それはないでしょう。 これも介護職員に失礼な話です。 私が裁判官なら強制労働一年六ヶ月どうでしょうか?
大根掘り
収穫の秋になり、8月に種をまいた大根の収穫をしました。 今年は天候不順の影響で大根が昨年よりも細く、一部は人参状態のものも少なくありません。 それでも家族で大根を抜きを楽しんできました。 全部は抜かず1/4ほ抜いて漬物にしたり、お世話になっているところに配ったりしました。 今年は3000本の収穫が目標でしたが無理のようです。 知り合いのホームにも配ろうと思っています。 また玉葱もいつもの年のように農家から頂きました。 規格外商品という事で市場には出ないものですが、食べるにはなんら問題がなく、ほって置くと廃棄処分になるものです。 もったいないと言う外ありません。 今年は野菜が高いといわれていますが、これで春まで大根と玉葱、人参・じゃが芋は大丈夫です。
掘り出し物
昨日北見市民会館で脳卒中の市民開放講座があり、時間より早く着いた私は何気なくお隣の会場で催されていた古本市を何気なく覗いて見ると、読みたい本が何冊かあり思わず手に取り購入、気がつくと開演時間が迫っていてあわてて精算をしましたが、買った本が重い特に最後に見つけた2冊が重くその本を持ったまま会場に入るわけにも行かないので急遽駐車場の車に本を置きました。 最初は買うつもりなどぜんぜんなく時間つぶしに入ったのですが、こんな事ならもっとじっくり本を見たかったです。 また、買った本のお値段の安いこと、全部で450円でした。 最後に買った2冊は1冊が5000円はするだろう思える本ですが、2冊で250円です。 私にとってのお宝になりそうです。 市民講座も良い話で、特に北見市の保健師さんの話は市民にとって参考になったと思います。
資産公開
新内閣の資産の公開がありましたが、閣僚の平均資産が1億4千万ほどであることに庶民感情とはかけ離れていると感じたのは私だけではないでしょう。 同じニュースの枠で母子加算復活という話があり、10円の野菜を買う姿は心痛むものです。 他にも進学できないとか、大学を出ても働くところがなく奨学金を返済できないとかあまりにも2極的な話で見ている自分の感覚が麻痺していくように思えます。 お金はあっても困らないし、腐るものでもないがお金は生きた使い方をしなければただの紙くずだと私は思っています。
子供の頃お金持ちとは、億万長者の事だと思っていた自分は可愛いものだと思う。 子供にはお金があれば幸せになれるというような人間にはなって欲しくないが、少々手遅れのような気がする。
自分の子供達には、足るを知る心を自分で見つけ、身に着けて欲しいと思う。 親のお金を当てにしない様に・・・。
私自身のことですか?・・・。
定年
昨日父親の病院の付き添いと、入居者さんの薬をもらいに北見市の病院2ヶ所に行きました。 そこでお会いしたお医者が対象的でした。 一人は40歳前半、もう一人は80歳前後、若い人は説明も解り易く家族からはお任せしますの一言、もう一人の高齢のお医者はカルテから目を離さず、「お変わりありませんか」ではいつものお薬を出しておきます。 時間にして20秒で終わり、色んな思いが心の中をめぐります。 この年になるまで働かなくてもいいだろうにもっと人生を楽しんでもいいんじゃないか・・・と考えましたが自分に置き換えてみると、自分もある年齢になったらすぱっと介護の仕事から離れる事が出来るかと考えると無理かなぁーと思います。
毎日お年寄りの顔を見て話をすることは止められないでしょう。したがって元気で働けるうちは定年なんて関係ネェーと言う事です。 責任感が強い人ほど、仕事から身を引くのは出来ないでしょうから、安心して任せれる後継者を作るのも経営者の仕事の一つです。 さしあたり我が子には該当者はいません。
びほろ折り梅の会
びほろ折り梅の会主催の町民フォーラムがあり、網走脳神経外科病院 明生会理事長橋本政明氏を招いて、『助け合いの人間学』~認知症を予防し支え合うために~という演題で講演がありました。
橋本理事長の話は何度か聞いているのですが、いつもの様に軽妙でしかも理路整然と認知症予防の話と助け合いの必要性を話されました。 中でも貝原益軒の養生訓の話は良かった。 検索し養生訓を調べてみると実に興味深い事が書かれており、人生の三楽について紹介します。 人として生まれたならば、三つの楽しみを知らない事は悲しい事である。 一つ目は、良い行いをして自尊心を高める事、二つ目は 健康で心配事がないこと、三つ目は 長生きをして人生を十分楽しむ事であると書かれていました。 特に二つ目の事は長生きの秘訣のような気がします。 今の高齢者は健康という言葉に弱く、体に良いと言われれば毒でも飲み、健康になれるん
なら死んでも良いと言うような事にならない様にしたいものです。