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新しい入居者さん

2009.08.21

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 Hさん(男性ーアルツ)が入居してきて今日で四日目である。 二日目の朝食後いつの間にかいなくなり、ホームに一本の電話がきて「お宅のおじいちゃんスリッパで歩いている」との知らせを私が聞き、職員があわてて迎えに行きましたが、ほんの数分間で1キロ以上歩いていました。 その後、私と色々話をすると思っていたより自分の言葉で話す事が出来るのに驚いた、と同時にHさんの思いが私にも理解する事ができると次に何をすればよいかを職員に知らせ、適切に対応する事ができる様になりました。 今日、今現在Hさんは風呂、洗濯場の掃除を行っています。 当初病院からは帰宅願望が強く入所するのに難色を示していたので、私達も緊張して、腫れ物に触るように対応していましたが、正しい情報を分析しアセスメントを行うと自然と解決策が見えてくるものです。 ちなみに先日受けたコーチングの技法を使い本人の気持ちを引き出すように会話することで良い結果が得られた様に思います。 是非実践してみる事をお勧めします。