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SOSネットワーク

2010.06.26

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 SOSネットワーク発祥の地釧路で、認知症の女性が水死体で見つかったとの記事がありました。 釧路市では過去10年で20人を超える行方不明者が出ていて、その対策も万全のはずなのですが・・。 昨年もグループホーム協議会が釧路市で徘徊模擬訓練を実施し問題点を提起したところです。 今回のケースは要介護度2の79歳の女性で、週1回デイサービスに通っており、普段は夫と息子で介護していたそうです。 女性は6年ほど前から物忘れがひどくなり、それに伴って徘徊も頻繁になり、近所の人や通りがかりの人に保護されていたようでが、その日は居なくなってから2時間後に警察に届け、SOSネットワークによる捜索が始まりましたが間に合いませんでした。 早期発見には速やかに警察に届ける事、その日に着ていた服装、身体の特徴などを正確に伝える事です。
 徘徊も歩くだけではなく、車世代の人達は車に乗って出かけることもあるそうです。 そうなると捜索範囲はより広がります。
 やはり地域の係わりが大切な事は間違いありません。