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身体拘束ゼロを目指して

2010.07.17

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 美幌町主催の講演会があり参加してきました。 講師に鳥海房江氏をお招きして、身体拘束ゼロを目指して、「高齢者介護の目指すべき姿」と題しての講演でした。 講師は大変パワフルな方で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 内容はと言うと、高齢者介護施設での身体拘束の実態や、その防止策、スライドではそのことが元で起こる床ずれ・ジョクソウの痛々しいお年寄りの姿が写しだされていました。 夕食前の私は食欲が無くなりました。
 グループホームでは拘束など縁のない話だと思っていたら、どうもそうではないらしく、拘束=虐待という構図になっています。
 人間を縛ったり・繋いだり、およそ人間扱いされていなかった高齢者の写真もあり、普通本人の目を隠すのですが、家族の了解を得ているという事で、オープンにされていましたが、確かに拘束や抑制されていた事で、目にはかがやきは無く、ドロンとした目をしていました。 いまだにこの様な高齢者施設があることに本当に驚かされました。