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戒名

2012.02.07

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 先日読んだコラムに面白い話がありました。 戒名と戒名料の話です。 仏教徒は死んだら仏の弟子となり、現世で使っていた名前や功績から一字を取ってあの世での名前を付けてもらいます。
 その戒名料高すぎませんかと言うのです。 もともと戒名料と言うのは無く、それはお布施なんだと言いますが、支払う戒名料で上下の区別が生じるのです。 残された子供たちは親が死んだら少しでも良い戒名を貰い極楽浄土にと思うのですが、いざ払う段になるとお高いもんだという事になります。 毎月千円のお布施を成人してから80歳位まで20年間したとすれば約72万、その範囲までの戒名料なら納得も出来ます。 死んで一度に払うのだから高く感じるかもしれませんが、普段からきちんとお布施をしているとそうでもないでしょう。 後は文字の話、納得できる戒名ならいいけれど、変な戒名ならば閻魔様に呼ばれても返事もできません。 印象が悪いと地獄に直行です。 せめて生きているうちに自分の納得する戒名を付けて貰いたいのですが、うちの坊さんの付けた戒名では?
 北洋の元頭取はどの様な戒名がつくのやら・・・。