2012.11.03
「船頭多くして船山に登る」と言いますが、寒くなって白鳥が南下しています。 20羽前後が1グループとなりVの字になって飛んでいきます。 そんな白鳥の飛行を観ていると、先ほどの言葉「船頭多く・・・」の言葉を思い出しました。 良いリーダーの下ならば目的地に向かって最短距離でたどり着くのでしょうが、先日のはリーダーが曲がって飛行し、そのあとを他の白鳥が必死についていくのです。 白鳥のリーダーも羅針盤を持って飛んでいるのではなく感だけで飛んでいるのだから、多少の間違いはあるでしょうが、体力の無い白鳥にとってはとんでもなく大変な事です。 飛んでいる間は疲れても、ちょっと休もうなどとは言えないでしょう。 自然界も人間界も同じ様に見えました。 しっかりしたリーダーの下でなければ、付いていくのに一苦労どころではありません。 下手するとたどり着く先が見つからず、とんでもない所に不時着し、キツネなどに食べられる危険性もあります。 あの白鳥たちは、無事に目的地に付けたのでしょうか?