2012.11.21
少し前のプレジデントにこんな記事がありました。 老後のためにと親が残した貯え2000万円がたった2年で無くなった人の話がありました。 話は73歳の父親が徘徊し家に帰れなくなり、警察のお世話になる日々が続き、周囲から介護認定を進められても母親がかたくなに拒否し父親を家に閉じ込めた事で事態が悪化、そのうち母親も認知に・・・。 自分は仕事を辞める訳にいかず、妻に面倒を看させる事も出来ず、老人ホームを見つけたが毎月50万の費用、その他健康保険料、住民税、医者の治療費、生活費、おまけにその方の妻も病気に・・・。 こんなに不幸が重なるかと思えるでしょうが現実にある話です。 そんなこんなで2年で2000万、無くなるでしょう。 救いはその後良いケアマネに出会い特養に入れたことです。 これは他人事ではありません。 私自身も同じ事になる可能性は大いにあります。 日頃から親とのコミニュケーションを十分取っておく必要があります。 皮肉な事にこの方の職業は、危機管理のプロで他人の事は分かるが、自分の事となると考えが甘くなった様です。