2014.12.11
ノーベル賞の授与式が日本時間の深夜に行われました。 中でもノーベル平和賞を受賞した、マララさんはひときは目立つ存在です。 17歳にして平和賞をもらうのは早計だとの意見もありますが、彼女の眼の光、気迫に満ちたスピーチを聞くとそんな意見も吹っ飛びます。 神の教えがすべてで、その中にある女の子には教育はいらないと言う教えに真っ向から挑み、命を張っている姿はそん所そこらの政治家では、足元にも及びません。 テレビでは彼女についてのドキュメントを見ましたが、何かが彼女に乗り移っているとしか思えません。 イスラム教の教えでは女性は家畜並みの扱いを受けているところがあります。 十代前半で嫁に行き、子育て家事をする事だけで一生が終わります。 逆らえばその仕打ちはひどく、テレビで鼻をそぎ落とされた少女の姿もありました。 彼女は「全ての子供に質の高い教育」と演説し、賞金の一部で学校を造ると言ってます。 益々、大人たちの立つ瀬がありません。 彼女の考えに共鳴し、世界中の子供たちがきちんとした教育を受けられる、支援の輪が広がる事を祈ります。