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年賀状

2015.11.10

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 郵政が分割して、株式が上場されたせいではないのでしょうが、今年は年賀状の売り込みが盛んです。 今までさほどお付き合いのない郵便局員からも売り込みが来ます。 年賀状はすでに形式的になり出しても出さなくてもどちらでも良い風潮です。 テレビコマーシャルで、年賀状のあて名書きを郵便局が引き受けるとなれば、なおさら意味がありません。 年賀状は昔、通信網が整備されていない時代の安否確認です。 今日では、指一本で携帯電話を操り、文章を打ち込んで、一斉送信すればそれで年賀の挨拶は終わりです。 そろそろこの風習も限界が来ていると思っているのは、私だけではないはずです。 年賀状で嬉しかった、当選番号発表の日です。 集まった年賀状を妹と半分分けして番号確認し、何枚当たりがあったかを争ったものです。 せいぜい、切手シートしか当たらないのですがそれはそれで嬉しかったし、夢がありました。 今では、いつ当選番号の発表だったかすら覚えていません。 年末ジャンボ宝くじのに夢を託し、切手シートでは満足出来なくなりました。 そろそろ、当選番号の付いていない、喪中はがきが来出しています。 あの世に年賀状は送れません。