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子供達は光

2017.07.25

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 鎌田講演の続きです。 講演途中、先生の生い立ちの話がありました。 ご存知の方もいるでしょうが、鎌田先生は37歳まで自分は養子に出され養父母に育てられた事を知らなかったと言います。
 裕福な家庭ではなく、大学進学を何度も養父に訴えても聞き入れてくれなかったそうです。 ついに鎌田少年はキレ、養父の首を絞めた、その時養父に言われた言葉が、何もしてやる事は出来ないので、後は自分でどうにかしろと言われて嬉しかったと言いました。
 苦労は分かっていていても、好きな勉強が出来る自由が一番だったそうです。 ですから、先生は世界中の子供達を支援しています。 中東には何度も出かけ、子供達の命は勿論、勉強できる環境を作っています。 「子供達は光」だと言います。 超高齢化社会の日本を支える希望の光だと言うのです。 胸が熱くなりました。
 そのためには、ほんの少しの思いやりをその様な子供達にかけてやってほしいと言います。 帯広の六花亭と協力して、チョコレートを販売しています。 そのお金の一部が基金に集められ、子供達を救っている聞き、六花亭嫌いの私の気持ちは変わりました。 柳月ではなく、六花亭にも足を運ぶ事にします。 ほんと良い講演でした。