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倫理観欠如

2017.12.05

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 夕方家に帰る途中、ラジオから流れてきたのは、介護についてのお悩み・相談と言う番組でした。 内容を紹介すると、グループホームに入居している、眼の不住な方がそこの介護職員によって財布からお金を盗まれていると言う相談でした。 その時も、職員が部屋の掃除に入り、ほんの少し目を離したすきに財布から現金¥15000円無くなっていたと言うのです。 師走に入ったばかりでこんな話は聞きたくはないのですが、介護現場ではない話ではありません。 相談に応えていたのは、介護指導者の方でした。 適切なアドバイスではありましたが、果たしてそれで良いかと言う話です。 介護職員の中には、倫理観の薄い人を良く見かける事が有ります。 ヘルパー講習でも、介護技術は教えても倫理については触るだけ、管理者ともなれば専門学校を卒業している事もありそこの教育は出来ています。 どこの職場にも窃盗をする人間はいますが、せめて介護現場で弱い立場の人の財布からお金を盗む事だけはあってはならないと思うのです。 介護現場から、虐待と窃盗事件だけは撲滅させなければならないと、つくづく考えさせられます。
 ホームの次回の勉強会では、倫理観についておさらいします。