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討ち入り

2017.12.14

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 ときに元禄15年12月14日江戸の夜風をふるわせて、響くは山鹿流儀の陣太鼓、しかも一打ち二打ち三流れ、思わずはっと立ち上がり耳を澄ませて太鼓を数えれば、「まさしく、赤穂浪士の討ち入りじゃ」・・・。 槍は錆びても心は錆びぬ~、男玄蕃の心意気、赤穂浪士のかげとなり、尽くす誠は槍一筋に、香る誉の元禄さくら~。 今日は日本人とって大好きな忠臣蔵、赤穂浪士の討ち入りの日です。 最初の歌詞は、三波春夫先生が歌う、元禄名槍伝俵星玄蕃の一節です。 私的はこの時期聞きたくなる歌の緒一つです。 歴史の研究が進み、悪役吉良上野介は本当は名君で、浅野内匠頭はオカマだと分かると、興ざめも良いところです。 ですから、愛知県吉良市と兵庫県赤穂市の住民感情は未だにこじれたままだと言う人もいます。 そうと分かっていても、日本人の心に響くお話です。 そして、この歌詞の私の好きな最期の下り、かかるおりしも一人の浪士が、雪をけだてて、サク・サク・サク・サク・サク・サク~、「先生!」「おうっ、そば屋か~~」なんとも日本人の心をくすぐる歌詞です。 日本人なら三波春夫と忠臣蔵を忘れてはいけません。 今日のこの日を心に刻みましょう。 お粗末!