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ダンシング・ヒーロー

2017.12.22

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 今年のレコード大賞、荻野目洋子のダンシング・ヒーローで良いのではないかと思います。 87年代バブル期に流行った一曲です。
 それが、女ピン芸人平野ノラと大阪の登美丘高校ダンシング部のお蔭で、火が付き特需となっています。 さすがに30年の時間の流れは残酷で、荻野目洋子はおばさん顔になっていますが、致し方ありません。 それにしても、ひょんな事で火が付くものです。 今、荻野目洋子と言っても、当たり前ですが若者は誰も知りません。 そもそも生まれていないのですから。 それを知らない高校生が曲のノリだけで、バブル期の服装と髪型で踊ったのがバカ受け、それ+平野のらの「しもしも」・「おったまげ~」のバブル言葉が組み合わされ、爆発してしまいました。 一番驚いているのは、荻野目洋子自身です。 今や3人の子持ち主婦が、突然テレビにぴっぱりだこ。 知らなかったのですが、中部地方では盆踊りの一曲だとか。 しばらく、この特需は続くでしょう。 昨年の忘年会は恋ダンス、今年はダンシング・ヒーローで盛り上がるはずです。 それにしても、平野のらの踊る姿、私にはマイケルジャクソンのスリラーにしか見えません。 バブリーな話です。