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已む

2019.05.16

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「已む」この漢字何と読むかご存知ですか? 安倍首相が天皇即位の際の、祝辞の結びにこの漢字が書いてありそれを読めずにとんでもない事になったとネットで話題です。 この漢字「やむ」と読むのだそうです。 ですから、「天皇・皇后両陛下が末永く健やかであらせられることを願って已(や)みません」と言うところが、「願っていません」と発したと騒ぎになっている様です。 そもそも漢字は難しく、健やか(すこやか)と読むのだって一瞬戸惑ってしまいます。 祝辞を書いたのは官僚でしょうが、それを一度目を通さず、ぶっつけ読んだ安倍首相も悪いですが、官僚も意地悪です。 已む、己・巳この3つの漢字、ちょっとの違いですが紛らわしいのは確かです。 以前にも安倍さんは国会答弁で「云々」うんぬんを「伝々」「でんでん」と勘違いして読んだ事があると言います。 麻生さんは読み違えの王様です。 日本語は難しい、祝辞は普段使わない敬語や言い回しをするので余計神経を使うものです。 ですが、即位の祝辞での失敗はいただけませんね。 秋には即位式が盛大に行われますが、その時は英語でスピーチしますか。 間違いがあっても私は分かりませから。