記事一覧

痛恨の極み

2019.05.29

ファイル 2724-1.jpg

 未明から雨が降っています。 農家にとっては恵みの雨ですが、今朝の雨は昨日起こった事件を悼む涙雨の様です。 昨日の今頃は何処のテレビ局も一斉に通り魔事件の報道に切り替わり、時間が経つにつれて、その理不尽な状況に誰もが怒りを感じました。 今朝も各テレビ局が現場に出て、事の顛末を報道していますが、私はとても見る気になりません。 また、許しがたい犯人が自分で命を絶ったと言う事は、死を覚悟で何を訴えたかったのか、今となっては分かりませんが、死ぬんだったら自分一人でとっとと死んでもらいたいものです。 しかし、世の中には犯人を擁護する意見がある事に、驚きを禁じえません。 要は、この犯人をここまで追い詰めた社会が悪いのだから、勝手に死ねと言われると、今悩んでいる人達は、やはり社会は何も自分達に手を差し伸べてくれないから、誰でも構わず道連れにして死んでやる、と言う考えに至ると言うのです。 うむ!と納得してはいけません。 この様な考え、一つつまずけばだれでも考える事です。 将来ある子供達を狙った時点で、何一つ認める訳にはいきません。 今日は無くなった方々のご冥福を静かに祈りたいと思います。  合掌