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星影のワルツ

2019.07.01

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 別れる事は辛いけど、しかたがないんだ君のため、別れに「星影のワルツ」を歌おう・・・。 朝から何の事かと思った事でしょう。 30日の朝、ホーム最高齢104歳のコエヨさんが亡くなりました。 ホーム開設からのお付き合いでした。 金曜日も長椅子に座り何事もなく過ごしていました。 元々、心臓が弱く、幾度か危険な時もあり、覚悟はしていたのですがその時が来てしまいました。
 次男ご夫婦が献身的に寄り添い、5月の誕生日には次男さんと満面の笑顔でケーキを食べた姿を思い出します。 大正4年産まれ、戦争でご主人を亡くし、苦労された方です。 ですから、面倒を看てくれる次男さんのお嫁さんにはいつも優しく笑顔で接している姿を思い出します。 また、お嫁さんもコエヨさんには嫁に来た時から優しくしてもらったと、言います。 その気遣いは、ホームの職員にも向けられ、何時も席にコエヨさんが座っていないのは、寂しかぎりです。 100歳トリオの二人がこの世を去りました。 ホームのお年寄りとの生活は、一期一会。 さよならなんて、どうしても、言えないだろうな、泣くだろうな。 遠くで祈ろう幸せを、今夜も星がふるようだ。 コエヨさんの好きな歌でした。 合掌